こんばんは、青い鳥です。
仔犬のトイレのしつけ方についてご紹介します。
●仔犬のトイレのしつけ方、2ヶ月まで。
この時期は、本来母犬と過ごす時期ですが、
事情があって人間が育てなくてはならなくなった犬の場合、
哺乳瓶での授乳、離乳食、お湯で柔らかくふやかしたドッグフードと順に与えてゆく時期です。
ですので、本来は、トイレは母犬がなめたりして清潔にしてくれる時期なので、
躾はしなくて良いのですが、
一応写真のように、狭いゲージの中でも、ペットシートの部分と、
軟らかい眠る部分を分けておいた方が良いようです。
ペットシートはこまめに換えてください。
●トイレのしつけ方、2カ月から4カ月まで。(又は柵を越えない全ての大きさの犬)
この時期はトイレの躾をするのに最も適した時期です。
今回は1番確実で短期間で覚える、基本の方法を紹介します。
①例えばテレビが置いてあるような、躾る人が1日の大半を過ごす部屋に、畳1畳分ぐらいのスペースをとって、ビニールシートを敷く。テレビの音がうるさくないよう、テレビからはなるべく離す。
②ホームセンターなどでパネルを4枚用意する。
パネルとパネルの間は紐や針金で止めておく。
③長方形にして、中に庭つき一戸建てみたいな犬の世界をつくる。
段ボールの寝床とトイレは両端に置きなるべく離す。
寝床は毛布を敷くだけではなく、穴の中をイメージして、段ボールなどで少し暗くおおうようにした方が中でリラックスできると思います。
④水と餌は寝床とトイレの真ん中に置く。
トイレは周りが高くなっているものを使った方が、はみ出すことがなく上手にトイレができるようになります。
⑤仔犬を中に入れ、仔犬が落ち着きなく下を臭い始めたらトイレに行きたいサイン。すぐにトイレに移動させる。ただそれを何回も繰り返す。初めはトイレを失敗するので真ん中にもペットシートをしいておきますが、(トイレにはめてあるペットシートだけに、その犬のオシッコかトイレ躾剤を少し付けておく。)
失敗しなくなったら、写真のように、真ん中のペットシートは取る。
失敗しても叱ったり慌てたりせず、「違うよ、こちらでトイレをしてね」と移動させるだけ。
すぐに除菌スプレーなどで臭いが残ら無いようにきれいに掃除をする。
正しい場所でトイレをしたら褒める。
褒め方のコツは、トイレをし終わった後ではなく、トイレをしている最中から「よくできたね」と嬉しそうに優しく声をかける。
このような作業を、上から手を入れて繰り返すため、ケージは膝より少し高いくらいにして、高くなりすぎないようにした方が楽です。
参考になれば嬉しいです。