レースのカフェカーテンを編む | 青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記

青い光が見えたから - 16歳のフィンランド留学記

「青い光が見えたから(講談社)」の筆者、高橋絵里香による
フィンランドの暮らしの記録。




ちょっと人通りのある方面の窓を、

ちょっとかわいらしいもので遮りたいと思って、

引っ越してからほぼ毎日、

かぎ針でカフェカーテンを編んでいる。


方眼編みのレースのカフェカーテンは、

フィンランドの伝統的な

ハンドメイド作品が載っている本で紹介されていたもの。

お花模様がとってもかわいくて、

すぐに作ってみたくなった。


今は写真を撮ったときの4倍くらい編めたけど、

全体から見たら、まだ3分の1しか編めてない。


一目ひとめ、編んでいく。


とても地道な作業。

ときに気が遠くなるくらい。


でも、毎日1段でも編み進めていけば、

必ずいつか完成する。


毎日1歩でも、前に進んでいれば、

いつか夢にたどり着けるように。


気が向かなければ、休む日もあってもいいじゃない。

それでも、後退はしないから。


地道な、その一目が、その一歩が、

積み重なることで、大きなものができあがる。


だから、あきらめないで、

小さなプラスを、ただひたすら積み重ねることが、

意味を持つんだなぁ。


なんて、思いながら、

今日も1段編んでいるところ。にこ




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