【やっぱり京都、行こう編 その11】
PM3時30分、この日の観光タクシーはPM5時までお願いしていたので、
そろそろ終わりの時間を迎えつつありました
Kさんからも
『京都御所・平安神宮・金閣寺・銀閣寺と回ったから、お疲れでしょうね~』と言われましたが、
『まだ1時間半もあるから、まだまだお願いしますね~』と返事をして、
「東寺」に連れてきてもらいました
「東寺」の歴史は古く、平安京に遷都2年後の796年に都と国家の鎮護のために
建立された国立寺院だと言われています
その後、嵯峨野天皇が弘法大師空海に「東寺」を下賜されて、
空海は真言密教の根本道場とし、現在は真言宗の総本山となっているんですよ~
終了時間も迫るなか、早速「東寺」内を散策し始めましたが、
まずは「不二桜」が姿を見せました
こんな見事な樹なので、桜の時期は人気なんだろうと思いつつ、先に進むと~
『おお~~~っ』
いつも新幹線の窓から見ていたものの、直接見るのは初めてなので、
テンションがマックスになりながら、先へと進みました
息子君はKさんとすっかり仲良くなり、池の魚の話を聞いたりしながら~
徐々に五重塔に近づいてきました
また、この池はとても雰囲気がよく~
『あはは・・・』
カメさんたちが仲良く甲羅干ししている姿を見つけちゃいましたよ~
そして、いよいよ「五重塔」にたどり着きましたが~
国内最大級55mの高さを誇る「五重塔」にすっかり圧倒されちゃいましたよ~
因みに、この「五重塔」については、最初は弘法大師が建立したものの、
その後落雷被害等により建替えが進められ、現在は江戸時代の1644年に建立された
5代目だと言われています
その後、「本堂」にあたる「金堂」(こんどう)へとやって来て~
Yさんの説明を聞きながら、中に入りましたが~
写真撮ることができなかったのは残念でしたが、
高さ3mもある薬師如来像等が設置されていて、言葉も出ないほど感動しましたよ~
その後、「講堂」に来ましたが~
「講堂」には大日如来を中心に不動明王や帝釈天など21体の仏像を
真言密教の教えを表す密教絵画である曼荼羅の形そのままに立体的に配置されていて、
これだけ見事な仏像は今まで見たことがなかっただけに、またまた感動しちゃいましたよ~
そして、PM4時20分には「三十三間堂」にやって来て~
ドタバタ観光して~
PM4時55分には最後のお願いで、「豊国神社」に連れてきてもらいましたが~
ここは豊臣秀吉を祀った神社で~
今回の旅でどうしても訪れたかった場所の一つ
時間も5時を回っていましたが、帰り道だからとのKさんのご厚意でドタバタながらも、
無事に参拝することができ、早朝の織田信長に次いで、静かに手を合わせました
そして、この隣には豊臣家滅亡のきっかけを作った「方広寺」の梵鐘があり~
この鐘の上部に白色の場所があるのがお分かりだと思いますが~
これが豊臣家滅亡のきっかけを作った「国家安康」「君臣豊楽」の文字で~す
「徳川家康の家と康を分断し、豊臣家を君主とする」と書いてあるとの徳川幕府の因縁が
後に大坂の陣へと発展し、豊臣家が滅亡した事は、有名ですよね~
最後に生でこの字を見ることができて、これまた大満足でした
『いや~、それにしても大満足の一日だったわ~』
観光タクシーは値段が高額なため、お願いしようか散々悩みましたが、
博学で性格もバッチリのKさんのおかげで頼んでよかったと大満足でしたよ~
Kさんにはこの場を借りて、お礼を申し上げます
そして、京都の旅は漸く二日目のディナー編
もう年内に京都編を書き終えることはあきらめましたが、
せめて二日目の記事は終了したいなと思う今日この頃で~す