【湯煙漂う温泉の街 別府編 その7】
「血の池地獄」「鬼山地獄」を堪能した後に訪れたのは「かまど地獄」
この地獄の名前の由来は、氏神さまである竈門(かまど)八幡宮の大祭で
御供飯を地獄の噴気で炊いた習わしから取ったそうなんですよ~
早速入口から中に入ると~
真っ直ぐ道が続いていましたが~
『あれっ』
何だか、今までの地獄とお出迎えの雰囲気が違いますね
そして、この看板には地獄1丁目から6丁目まであると書いてあったので
どんな展開が待っているのかワクワクしました~
しかし、目の前に現れたのは、地獄とは全く縁遠い「御幸(しあわせ)の鐘」
この「御幸の鐘」って、鐘を鳴らすと地獄の鬼が幸せを運んできてくれるらしいのですが
鬼が幸せを運んで来てくれると言われても、どんなもんだか全く想像がつかないものの
取り敢えず面白そうなんで早速鐘を鳴らしましたが、幸か不幸か未だに何も起きていませ~ん
この隣には「ONIの家」もありましたが、この姿も地獄らしくないよね~
そして、のんびり歩いていくと、一丁目に着きました
『おお~っ』
ここは泥が湧きだすタイプの地獄なんですね~
そして、二丁目に向かって歩き出すと~
『あれっ』
陽気そうなタヌキさんがお出迎えしてくれましたが、その奥をよく見ると~
『で、出た~』
この地獄のシンボルである赤鬼でしたが、どうやらこちらを威嚇しているみたいでした
しかし、先ほどまでの鬼と比べると(比べてはいけないのかもしれませんが)
どことなくユーモラスな雰囲気ですね~
そして、鬼の追撃をかわした後は、三丁目に着きました~
(誰も追撃してきませんでしたが…)
ここは地獄と言う名がついていましたが、極楽みたいな雰囲気でしたよ~
そして、ここには本当の極楽があって、手足の蒸気浴や飲む温泉がありましたよ~
本当は手足の蒸気浴とかゆっくりやりたかったのですが
時間がなくなってきたので飲む温泉だけにしました~
熱くて飲むの大変だったけど…
ここのヒーローは、このピンクの服を着たおじさんで、煙草の煙をここの泥に吹きかけると~
摩訶不思議なことに、ポッポッと噴気が上がりましたよ~
実はこれ、煙の粒子に水蒸気がついて起こる現象なのだそうで
ただ息を吹きかけるだけでは発生しないんですよ~
そして、このおじさんはノリノリで、五丁目に観光客を引き連れていき~
おじさんの行く先々で歓声があがっていました~
因みにこのおじさんは、日本人相手には当然日本語で説明していましたが
韓国人相手には韓国語で説明するなど、グローバルな対応も見事でしたよ~
そして、やっぱり「青ブロ」のお楽しみと言えばこれ
「赤鬼ソフト」・地獄ソフト」・「極楽ソフト」の三種類もあると、選ぶのが大変でしたが~
今回食べたのは「赤鬼ソフト」
このソフトクリームは唐辛子をトッピングしたもので、見るからに辛そうな雰囲気でしたが
『ちょっと刺激的だけど、甘いよ~』
この組み合わせって意外な感じもあるでしょうが
甘いバニラソフトの後からピリッとした辛さがやって来て、病みつきになりそうな味でした~
そして、入口の外には感じのよさそうな通りがあったので、ブラブラ歩いていくと~
「青ブロ」久々登場のパワースポットですよ~
一年分くらい拝みましたよ~
こんなにいっぱい拝んだのだから、どうかご利益ありますように
別府地獄めぐりは時間の関係でこれにて終了しましたが
まだまだ5ヶ所も残っているので、是非皆さんの目で見てくださいね~
そして、次回は再びランチ編ですよ~
【「青ブロ」のバックナンバー】
パワースポット⇒「日本武尊ゆかりのパワースポット」編
本記事を書いていて、何となく思い出したのは⇒「カチカチ山で運試し」編