【本年最後の東京編 その5】
次の日の朝、朝日が上る時間に目覚めよく起きたので、朝の散歩をすることにしました
まずは、朝日に向かって~
『おはよう』
朝の少し肌寒い風が心地よかったです
ベイブリッジも、うっすらと目覚めの時を迎えたようですね
そして、早速ウォーキングスタート
それにしても、時間が早いせいか人の気配もあまりなく
この素敵な景色も独り占めかと思っていたら、既に先客がいました
『あはは、やっぱり君たちには叶わないね』
そして、この人にも・・・
童謡でお馴染みの「赤い靴はいてた女の子」像です
そして、彼女の視線の先には巨大な船が停泊してました
定説によると、この子のモデルは岩崎きみさんだと言われています
「赤い靴はいてた女の子」は、歌詞も切ないですが、事実はもっと切ないようで
きみさんは3才の時にアメリカ人宣教師に養女に出されますが
宣教師がアメリカへの帰国の途につくときに結核に冒されていたため
麻布の孤児院に預けられ、母親に会うこともできずに1911年に9才で短い生涯を終えたそうです
そして、この歌はその事実を知らない母かよさんが
娘のきみさんはアメリカに渡って幸せに暮らしているとの思いが歌詞に込められていると・・・
切なすぎるわ~
きっと今でも乗船できなかった切ない思いを込めて、行き交う船を眺めているのでしょうね
そして、時間もあまりないので、元気よく歩いていくと~
赤レンガ倉庫が見えてきました
それにしても、赤レンガ倉庫は青空にも映えて~
素敵な姿を見せてくれましたよ~
あ、もちろんランドマークもね
そして、少し時間があったので、横浜三塔巡りをしました~
まずは1917年に竣工した「横浜市開港記念会館(ジャックの塔)」
どこから見ても、素敵な姿ですね~
次は1934年に竣工した「横浜税関(クイーンの塔)」
エキゾチックな雰囲気がいい味出してますね~
そして、最後に登場するのは1928年に竣工した「神奈川県庁(キングの塔)」
こちらは、県庁らしく堂々とした姿ですね~
因みに、この愛称は昭和初期に外国の船員たちが、トランプに見立てて呼んだことが、その由来だそうですが
この三塔を一度に見ることができる代表スポットが三ヶ所あり
一日に全部巡ると願いが叶い、カップルで巡ると結ばれるとの噂があるそうです
名付けて「横浜三塔物語」、幸せになりたい方は是非回ってみてはいかがでしょうか
かくいう僕は時間がなかったために回れませんでした
そういえば、その後幸せが遠くなったような・・・
因みに、前述の岩崎きみさんが渡米を夢見ていた頃の横浜は、こんな感じでした
僅か100年前にここがこんな風景だったなんて、今では想像できないですね
今も昔も人々を魅了してやまない港町 横浜
朝日を見ながら、爽やかなひとときを過ごすことができました
次回は東京に戻りますよ~