【東京の初詣編 その３】
長かった参道を抜け、漸く「成田山新勝寺」にたどり着きました
ここ「成田山新勝寺」もご多分にもれず、歴史は古く
940年に寛朝大僧正によって、開山されました
寛朝大僧正は「平将門の乱」平定の密勅を受け、弘法大師が敬刻開眼した不動明王を持って
大阪から成田に至り、乱平定のために平和祈願の護摩を奉修し成満したとのことです
それ以来、東国鎮護の霊場となったそうです
う～ん、書くのもキツかったけど、歴史のロマンを感じますね
（かなり省略してますんで、興味ある方はお寺のホームページをご参照ください
）
じゃ、いつものように探索に行きましょう
まずは「総門」から
由緒あるお寺だけあってスゴく立派ですね
アップにするとこんな感じですよ～
そして「総門」を抜けると、「仁王門」に続く、階段が…
あの～、階段急だし、人がメッチャ多いんですけど
因みにこの左手には上まで行けるエレベーターがありますので
歩くのキツイ人は、左手に回って下さいね～
「仁王門」は、1830年に建立された八脚門で
その左右には「朱振りの仁王尊」と言われ、信仰されている二尊がいますよ
折角の機会なので、名前を紹介すると
左は密迹金剛(みっしゃくこんごう)、右は那羅延金剛(ならえんこんごう)さんです
こうして、二つ並べると何だか怖いですね～
『いけない、また余計なことを』
そして、「仁王門」を抜けると、更に急な階段が…
あの～、いくらなんでも人が多すぎるんですけど
誰かが足踏み外したら、将棋倒しどころか
ドミノ倒しになっちゃうんじゃないでしょうか
そして、階段を上り詰めると
『お～
』
漸くたどり着きましたが、流石に立派な建物が並んでいますね
（先程のエレベーターを使うと、ここまでワープできますよ）
まず、目に入ったのは1812年に建立され
1983年(昭和58年)に現在の姿に復元された「三重塔」
スゴくゴージャスそうだったので、更にアップ
塔の高さは相輪頂上まで25m
江戸時代中期に造られた極めて豪華な塔ですね
そして、1712年に建立された「一切経堂」
中には、転輪経蔵に収まっているのは、仏典の集大成である一切経約2,000冊
この輪蔵は八体の鬼神が支えていますが、下に三体いるのがわかりますか
そして、1992年(平成4年)に建立された「聖徳太子堂」
中に聖徳太子像がありますので、是非ご覧ください
因みに社会の教科書で見た顔とは別人でしたが
そして、漸く参拝するため「大本堂」に向かいます
しかし、近づくにつれ大勢の人が
更に近づくと、この状態
大勢の人が来ていると知っていながら、わざわざ来たので
文句言えませんが、スゴいの一言でした
そして、今年三回目ですが
『今年こそ平和で穏やかな一年になりますように』
と願いを込めてお参りしました
この「大本堂」の裏手には、八大童子三十六童子が設置されています
何人見つけられますか
そして、最近メタボに悩んでいるので、「成田山公園」へお散歩へ
すると、松尾芭蕉が1688年に新大仏寺で詠んだ
『丈六に 陽炎高し 石の上』
の句碑がありました
松尾芭蕉さんとは、至る所で出会いますね
そして、大好きな看板
これは、ユルすぎるでしょう
ハチの絵が可愛すぎて、全然緊張感がありませ～ん
今年の「自分勝手ランキング☆み～つけた」編の有力候補ですね
と、ず～っと書いてきましたが、まだまだ見処が多く、今宵はここまでに致しとう存じます
きっと次で終わると信じてますので、もう少しお付き合い下さい