初投稿、ニックネーム「GL」です!!
今回は、広瀬川にいる「義人」を皆さんに紹介します。
特に東北大生の皆さんっ!!この銅像みたことありますか!?
・・・どんっ!
この三人の方々が並んでいる銅像。どこにあるかと言うと・・・
広瀬川にかかる「広瀬川大橋」の下に(駅側)あります。
気付いていない方、多かったのでは???
この銅像が作られた背景を綴ります。
1642年、ポルトガル人宣教師のガリレオ神父(真ん中の人)をはじめとする9人のキリシタンが、2月に(一番寒い時期ですね)広瀬川に設けられた水牢で拷問を受け、殉教しました。着物をはぎとられ、水の中に座っていないといけないように一本一本の杭にしばられた状態で拷問を受けていきました。
群衆は神父に向かって怒り狂ったように悪口罵倒したが、ガリレオ神父は平静な気持ちで毅然とした態度を取りながら、仲間たちを励まし続けたようです。
「棄教するなら、皆をたすけてやろう!」と説得されましたが、神父は「志と信仰を捨てるよりは、苦しみを忍ぶように」と仲間たちを励まし、断固として承知しなかったのです。
「束の間ですぞ。もう少しで苦しみはなくなりますぞ。」と繰り返し、愛をもって激励する神父の声を聞きながら、1人、2人、3人と息を引き取っていきました・・・。
遺体は切り刻まれて、広瀬川に流されたそうです。
1971年、キリシタン殉教碑が建てられました。
自分はキリシタンではないけれど、このように「志」を持って自らの人生を全うしていく人の姿に触れると、とても心が熱くなります。
ポルトガル人でありながらも、日本に布教を行うため命を懸けたガリレオ神父。ある意味、自分たち以上に日本の地を愛した人なのではないでしょうか?
今、日本の若者に自らの「志」を貫いて、命を懸けることのできる人がどれだけいるのだろうか・・・・。
「志」ある人生を生きていきたい!!と思った今日この頃でした。
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