はじめまして。m(_ _ )m

巌さんと共にブログ担当をすることになった、ホイミンと言います。

これからよろしくお願いします。


記念すべき第一回目の記事で、何を書こうかな、と悩みましたが、
今回は東北大CARPでの取り組みとは別に個人的に参加したボランティアで感じたことを書くことにします。

5月下旬、とあるNPOが主催するボランティアに一週間泊まり込みで参加してきました。

宮城県には、津波の影響で約500か所の避難所ができ、その多くは3か月が過ぎた今でも続いています。

今回は、雄勝・牡鹿という、県北の被災地にお邪魔して、大量に届けられた救援物資(衣類)の仕分けをしたり、避難されている方々のお話を伺ったりしてきました。


東北大CARPのブログ



自分がこのボランティアに参加したのには、
・仙台にいながらも震災なんてなかったかのように生活していて、今も不安な生活を送っていらっしゃる被災者の方々のことをまるで考えられていない自分を変えたかった
・真のボランティアとは何か、真に人のために尽くすとはどういうことかを知りたかった
という二つの動機がありました。

一週間やってみて感じたのは、

自分本位のボランティアは、相手の為にならない。むしろ相手の負担を増やしてしまう

ということです。
これについては、そうじゃないだろとか、自分本位でもいいとか、反対意見ある人も大勢いると思いますが、少なくとも自分はそれを痛感しました。

倉庫いっぱいに山積みになった衣類を、夏服と冬服とか、上着やズボンとかに仕分けていると、しばしば「明らかに着られないでしょ」って感じの服が出てくるときがありました。

まるで「衣替えのついでに送ってみた」とでもいうような。

救援物資を送るのも一つの立派なボランティアで、必要なことですが、被災地への配慮なく自分勝手に送りつけただけでは、それをさばいて一人一人に手渡すまでにまた余計な作業が必要です。

つまり、「被災者のボランティア」ではなく「ボランティアのボランティア」が必要になってしまう。
そしてその役割は、ともすれば被災者自身が担うことになってしまう。
というわけです。

救援物資を送るな、と言っているわけではありません。
ただ、ほんの少しだけ、避難されている方々の気持ちになって考えてほしい

そして、自分も相手の気持ちを少しでもわかる人になっていきたい

そう感じたボランティアでした。