身体を支えることで、背骨・左脚・右脚とそれぞれが120度にて骨盤部で交わります。
バランサーが機能するとも言えますし、関節の特性上、特に骨盤部においては関節面がくっつき合うことで潤滑という機能が働きます。
少々腰が痛い時・・
起床時に痛みが強いのは、寝ていると骨盤部に荷重がかかりませんから、潤滑不全な状態~滑らかに関節が機能していない状態であるわけです。
経験上、起きて動いていると段々楽になるということがあるかと思いますが、そういった関節の特性があるためです。
ですから、くれぐれも関節は引っ張らないようにしておいて下さいね
引っ張ると神経が細くなり伝達が遅れるため、痛みが緩和したように感じますが、関節の機能は低下してしまいます
両足で支える機会がある移動様式は歩行のみです。
走ると片足で支える機会があるのみです。
また、前回、骨盤部は歩行の際にネジが締まったり緩んだりを絶妙に繰り返していると書きました
程度にもよりますが・・
ヒトそれぞれに崩れ方は違えど、どのような骨盤の崩れに対しても行っても良いのが「歩行」と言うことになります。
ヒトを含む動物は「補食」をしないと生きていけません。
ヒト以外の動物は、捕食を出来る場所まで自らの脚で「移動」しなければいけません。
本来、ヒトも動物です。
移動しなくとも捕食できるようにした、文明はヒトのみが作る事の出来るかけがえのないものではありますが、自らの脚での移動不足により何が起きているでしょうか?
生きていくための手段が、バランスの改善もしてくれているというのは凄いメカニズムだなと思わずにはいられません
逆に言うと骨盤部の滑らかな動きの獲得は生きていく上でも大切と言うことにもなります
当院でお伝えしている歩行は、ウォーキングやランニングという運動形態という意味ではなく、生きていくための手段の一つと捉えています。
「生理歩行」
としているのはそういった意味からでもあります。
暖かくなりましたね。
来月には、そろそろ生理歩行に理解を深めていただきたく、久し振りにそのような会をしてみたく思っています
今週も週末診療は相模川沿いにて出勤
お隣の中央公園は大きいイベントが
昼時は各ブースが並んでいたので、何も購入せずじまいでした
しかし・・
皆さん、捕食のイベントは好きなのね
自らの移動も好きになってね~