3月のライオン/羽海野 チカ | クロヤギ頭の読まず買い

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ちまちまと進まない読書をしつつ、本を買うのは止められない。

こんなに買っていつ読むん?と自分に一人ツッコミを入れつつ日々を暮らす不良主婦の読書(購入)記録ブログ

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) 白泉社 (2008/2/22)
羽海野 チカ(著)

3月のライオン

私自身は昔から『釣りキチ三平』とか、小説・マンガ問わずひとつの世界を極めようとする人の話が好きなだけで、
1分で負けそうなヘボヘボ将棋しかできんのですけども息子が1年生の時に将棋を覚えて後にはまり、
大阪はJR福島駅に近い将棋会館で開かれているプロ棋士指導の子ども将棋教室に日曜の朝早くから連れて行った時代があったもんで将棋は今でも多少身近な存在ではあります。
え、息子ですか?
う~ん、初めて自分から習いたいと言ったモノではあったのですが…
残念ながら本格的には続かなかったみたいですね。

今年2月の新聞で将棋を題材にしたコミックが3本連載中、なんて記事を読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
これはそこで取り上げられていた1冊で「ハチクロ」の作者・羽海野チカさんの作品。
棋士の父と母、妹を幼い頃事故で失い、その才能ゆえに父の友人でありライバルであった棋士に引き取られた零(れい)ですが、またその才能ゆえに新しい家族を崩壊させてしまったという自責の念を抱きながらプロ棋士として懸命に生きている孤独な少年。
そんな零と偶然出逢った母と祖母をなくしたばかりの三人姉妹のふれあいを描きます。

自称零のライバル・お坊ちゃま棋士の二階堂ですが、(人には言わないものの腎臓が悪いためにむくんで)
ふっくらしていて、以前にこれもマンガで読んだ村上聖を思い浮かべました。
またまた三姉妹の美人の姉ちゃんが、デブ専(失礼)で、猫でも少年でも痩せたコを拾っては太らせるのが趣味というどっかで聞いたような人で…

シリアスな内容ですが、細部が面白くて電車で読んでたら思わず吹き出して注目の的(苦笑)


こちらも一緒に紹介されたマンガ。

個人的に将棋マンガと言えばこれです。

天才棋士と言われながら病気のために夭折した棋士・村上聖(さとし)の伝記コミック。


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