たまこちゃんが 肝腫瘍と診断されて 20日以上たちました。
よく 頑張っています。
しかし 転移が認められました。
猫の腫瘍は 人間のガンの進行のスピードの 5倍だそうです。
動物は寿命が短い反面 怪我の治りが速い。
反対に 病の進行もはやい。
これ、人間だったら。
やはり 末期は 緩和治療になります。
ただし 人間は口が利けるうちは 「どうしたい」と 看病する人に伝えられるけれど
動物は できません。（人間も最後は口もきけないでしょう）
以前ブログにも書きましたが
動物は 生きること のみ なのです。
苦しくても。
いろんな サイトを見て 同じ症状の猫と飼い主の方の
獣医さんとのやりとりを 調べましたが。
特効薬は 決めてはありませんでした。
さほど 私たちと変わらない内容がほとんど。
もともと あるわけない と 思っていましたが、 そうせずにはいられませんでした。
最後まで 看取る。
したいことを させて 見守る。
これだけ。
無力です。
「これから先は とても 苦しむでしょう。
引き延ばすのは望ましくない。」
といわれ 安楽死も 視野に入れることを 伝えられました。
・・・わかっています。
ですが 今 決めることではないと思いました。
私のわがままです。
今も 自分でよろよろしながら トイレをしている姿を見ると
涙が出ます。
数日前まで 脱走を懸念して 部屋に入れていましたが
家の 涼しいところを 自分で 選んで 横になっています。
「ああ、そうだっだの。。。ごめんね」
閉じ込めて 悪いことをしたな と 後悔しました。
だって 猫ですもの。
夜は たまこちゃんが トイレに行くたび 目が覚めて
そのまま
深夜の お散歩（といっても 外に出て 道路の真ん中などで（！） ぺたっとねてるだけですが）
をしています。
外が やっぱり 大好きなのですね。
私は明け方うとうとしたら 五時なので、結構睡眠が中途半端ですが もう 慣れてしまいました。
深夜のお散歩は 貴重な時間です。
たまこちゃんはとても リラックスしているように見えます。
トイレもしてくれるので ほっとします。
風の匂いを嗅いだり 物音に 反応したり。。。
蚊取り線香片手に 星をながめていると 少しだけ 気持はおだやかに なります。
あれこれ できるうちは まだ マシなんだ、と実感しています。
人も 動物も 。