2023年7月に読んだ本 | あんずの⁑S★L Life⁑

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学校司書の仕事の記録と日常ブログです。
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7月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:4002
ナイス数:505

子どもお悩み相談会-作家7人の迷回答 (単行本)子どもお悩み相談会-作家7人の迷回答 (単行本)感想
この本は児童書の閲覧会で手にとって読んだけれど、児童向きってわけではなかった。質問の方は後付けで編集部が設定したものみたいだし。質問の答えにはなっていないものが多いので、お悩み相談会のタイトルには??正しく迷回答で、真面目に考えちゃいけなかった。エッセイとしてはどれも面白く、子どもにとってみたら、大人に世界を垣間見るって印象。ルビも結構ついているが、置くとしたら中高の図書館かな。
読了日:07月01日 著者:角田 光代,高野 秀行,髙橋 秀実,津村 記久子,東 直子,町田 康,三浦 しをん
カトリと眠れる石の街カトリと眠れる石の街感想
県立図書館の新刊閲覧会で見つけて借りてきた。初読み作家さん。これがデビュー作とは思えぬほど、引き込まれる文章と世界観だった。それでいて、読みにくいことがなくて好印象。不可解な眠り病の理由を探って、探偵ごっこかと思いきや、話のスケールが大きくなってあれよあれよと言う間にファンタジーのノリに!エディンバラの町に住むカトリの人物設計が面白い!最後まで楽しく読めた。クライマックスはあっという間に終わってしまったのがちょっと残念な気もするが、子ども相手の児童書ならこの辺で十分なのかも。おしまいまで読めるのが重要!
読了日:07月01日 著者:東 曜太郎
鈴の音が聞こえる 伝えるということ鈴の音が聞こえる 伝えるということ感想
盲学校と聾学校、一般校が併設された聖白鳩学園中等部に入学した美空は視覚障がい者。弱視の障がいを持った美空がお兄ちゃんや友達に助けられながら、学校生活を送っていく話。挿し絵はないが会話文が多く、描写は軽い。小学校高学年から中学生くらいかな?表紙イラストにも人気高まりそう。知らなかったが、これが1巻でまだ話は続いていた!後半に起こった事件は目の不自由な人には恐怖以外の何物でもないだろう。鈴の音の正体は2巻以降?表紙の絵の二人の恋物語になるんだろうか?この作品を通じて子どもたちにも興味を持ってもらえらぱいいな。
読了日:07月03日 著者:辻 みゆき
車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)感想
記念すべき第一作。「白いぼうし」は懐かしい。ほとんどの方が子どもの頃、教科書で読んだことだろう。解説に「おいしい和菓子を食べたあとの気分」と書かれているけれど確かにそう。大人の方こそこの作品の良さをわかってもらえるのかもしれない。ただ、この解説で『ホビットの冒険』や『モモ』等、ヨーロッパ作品に対しての文章には頷けない部分があった。私は子どもの頃どちらかというと日本のものより、外国の文学に惹かれてきたので、違和感を感じた。松井さんの話をファンタジーとは思ってこなかったし。どちらかというとメルヘン?そんな風…
読了日:07月03日 著者:あまん きみこ
車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)感想
「どちらまででしょうか?」松井さんのタクシーには、今日も人間以外のものたちが乗車していく。人間に化けたたぬきの母子、きつねの花嫁さん、娘さんになった二羽の白鳥たち……松井さんは、心楽しくかれらに接し、用事を足す間、快く待っていてくれたりする。現代人が忘れた世界ではないだろうか? 松井さんの回りには、豊かな自然が人間の社会とともに生きている。今の都会にはない、自然のちから。そんな中でやさしい気持ちを失わず、人外の存在たちに接することのできる松井さんという人物こそ不思議な存在だ。解説の砂田弘さんの言葉が良い。
読了日:07月03日 著者:あまん きみこ
車のいろは空のいろ 星のタクシー車のいろは空のいろ 星のタクシー感想
誰もが一度は松井さんの運転するタクシーに乗りたい!と思ったことだろう。本当に様々な動物たちが乗っている!不思議な話が多いが、この中では「しらないどうし」がちょっとゾッとする。こんな話、よくあった。怪談話によくある展開だが話が松井さんだとちょっと違う。ほたるの世界に閉じ込められるところだった、という話も幻想的。どこかあのままあそこにいられたら、と怖くなりつつも憧れを抱いてしまうのでは。「ねずみのまほう」ではいつの間にか青空が真っ白いすすきに変わっていた=ねずみの村に入っていた。ここらへんがちょっと怖い。
読了日:07月03日 著者:あまん きみこ
ラッキーカレーラッキーカレー感想
読み聞かせ候補。
読了日:07月03日 著者:シゲタ サヤカ
カレーは あとの おたのしみ (創作絵本)カレーは あとの おたのしみ (創作絵本)感想
読み聞かせ候補。
読了日:07月03日 著者:シゲタ サヤカ
どしゃぶり (講談社の創作絵本)どしゃぶり (講談社の創作絵本)感想
読み聞かせ候補。雨を全身で感じる絵本。気持ちよくなる。
読了日:07月03日 著者:おーなり 由子,はた こうしろう
すいかのプールすいかのプール感想
すいかのプールとは、発想が面白い!韓国の絵本。すいかのプールで泳ぎながら食べるわけではないのね。でも最後には無駄なく食べられてる!やはり誰かの妄想ってところかな。擬音だけ続くページがあったりして、読み聞かせに使うのはどうかな。絵を見せるだけでよいのか?何か自由にアドリブっぽくするのか。低学年がいいだろうな。
読了日:07月03日 著者:アンニョン・タル
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ感想
図書館の展示架から。この「ゴロゴロゴロゴロ」は雷の音と思ってたんだけど、食べ過ぎてお腹の調子が悪くなったって解釈かな。雲がおいていったソフトクリームが何か違うものに見えてきちゃう。それをまた月が全部食べちゃって!またゴロゴロ…最後には山が!!今ではきれいなみんなの人気者の山だけど!?何だか不思議な絵本だった。
読了日:07月03日 著者:あき びんご
たんぽぽ ぽぽぽ (ジュニアポエム 303)たんぽぽ ぽぽぽ (ジュニアポエム 303)感想
詩は好んで読まないのだけど、これはクスリと笑えるような詩や遊び心のある詩があって、微笑ましかった。挿し絵もよかった。絵と詩とが一緒になって、楽しいよと呼びかけてくれるようだ。子どもたちはきっとこの絵と一緒に詩も味わえるのだろうな。大人はどうしても詩の言葉のみ読んでいってしまうが。自由な発想で詩の世界を楽しんでくれるだろうか。
読了日:07月08日 著者:内田 麟太郎
図書委員は泣かない (青空小学校いろいろ委員会 5)図書委員は泣かない (青空小学校いろいろ委員会 5)感想
シリーズでこれだけ先に読んでしまったが、これはよかった。特技が高速でジャンプしつつ本を棚に戻し、本のの乱れも直していくというホン子、すごい!!長い物語の本が好きで、いろいろな本の紹介もしてくれる、読み聞かせもしてくれるだなんて!図書委員の鑑だね!実際にはこんな子はいそうにないけど。このホン子が2年生の男の子にある本を読み聞かせしてあげることで、とある不思議な効果が!?なんていい話。これはぜひ勤務校にも入れてみんなに紹介してあげたい!
読了日:07月08日 著者:小松原 宏子
ボーダレス・ケアラー: 生きてても、生きてなくてもお世話しますボーダレス・ケアラー: 生きてても、生きてなくてもお世話します感想
西日本読書感想画指定図書中学生向け。ケアラーとあったので、それっぽい作品かと思った。こんな話とは。この世とあの世の境界線にいて橋渡しをする存在ってことだった!リードの先に豆柴のしっぽが……となった時、そっちかぁ!となってしまった。でも読みやすくてすぐに読めた。副題の「生きてても、生きてなくてもお世話します」の言葉が効いてくる。最後は優しい結末でよかった。もう少し続きそうなところで終わっていたのもよかったのかもしれない。(すこしあれ?となった)
読了日:07月09日 著者:山本悦子
ぼくたちはまだ出逢っていない (teens’ best selections 62)ぼくたちはまだ出逢っていない (teens’ best selections 62)感想
読みやすくてよかった。短いセンテンスがより集まっているからだろうか?金継ぎという、日本古来の技術を通じて、家族や友人の問題を掘り下げて書かれている。バラバラだった家族がひとつに、離れかけていた友人とふたたび。新しい形でよみがえる。思春期の子どもたちにぜひ勧めてほしい。まだ出会っていなかった彼らが出逢いをはたした時、新しい何かが始まる。可能性を秘めた世代の人たちへ。
読了日:07月09日 著者:八束 澄子
あなたの声がききたい 聴覚障害者の両親に育てられて (感動ノンフィクションシリーズ)あなたの声がききたい 聴覚障害者の両親に育てられて (感動ノンフィクションシリーズ)感想
4年生国語教科書掲載。必要に迫られて読んだ。聴覚障害の両親に育てられた加奈子が看護師という職業に就くまでのエピソードに泣けるが、最も胸を打つのは聴覚障害の方が差別されてきたこと。加奈子が学校から帰ってきて「ただいま!」と言っても、聴こえないお母さんには「おかえり」と言ってもらえないこと、友だちからいろんなことを言われたことなど、辛いことがたくさんあったに違いないことだった。今の子どもたちは学校で手話を学ぶ機会があるのは幸いだ。日本語を覚えるように、英語を学ぶように手話も同じという思い。広がっていくといい。
読了日:07月09日 著者:岸川悦子
葛飾北斎: 世界を驚かせた浮世絵師 (伝記を読もう)葛飾北斎: 世界を驚かせた浮世絵師 (伝記を読もう)感想
4年生国語。事実にもとづいて書かれた本を読もうという単元。初心者にもわかりやすく、北斎の生涯についてダイジェストでまとめてあること、印象的なエピソードでつないであることなどは興味を抱くきっかけにもなるし、読みやすく大変いい本だったと思う。ただひとつのことを断定的に書き、なおかつ巻末の解説文でとどめをさすように、わかるよね?的な書き方をしているのはどうなんだろう?そういう説もあるみたいだが、でも決定的でもないようだ。解説文では諸説の一つとしておいてもらいたかった。これを読んだ児童はそのまま受け取ってしまう。
読了日:07月10日 著者:芝田 勝茂
やんちゃ子グマがやってきた!―森からのメッセージ (フレーベル館ジュニア・ノンフィクション)やんちゃ子グマがやってきた!―森からのメッセージ (フレーベル館ジュニア・ノンフィクション)感想
教科書掲載図書&2010年感想文課題図書。子ども向けノンフィクションとしては、読みやすく共感も抱きやすい。母グマは外獣として殺されて、残された2頭の子グマたちが長崎県の動物園に引き取られた。見学者からの、「かわいそう。母グマを殺さなくても…」の声に、なぜそんなことになってしまったのか考えてほしい、と獣医師の先生の言葉。綺麗事では片付けられない野生動物の保護の実際について想像してみることができると思う。本当のことを書いた物語として、子どもたちに受け入れられてくれればと思う。そして考えるきっかけになれば。
読了日:07月10日 著者:あんず ゆき
「あかつき」一番星のなぞにせまれ!「あかつき」一番星のなぞにせまれ!感想
4年生国語。事実にもとづいて書かれた本について。金星探査船になるべく打ち上げられたあかつきを擬人化して表現。おかげでとても読みやすく、興味を引きやすくなっていた思う。とくに、あかつきが一度失敗してミッションに再トライするところ、まるで人間のように感じた。うんうん、頑張ったね!あかつき、お疲れ様!と声をかけたくなった。巻末の、あかつきのプロジェクトに関わる人たちの文章に、子どもたちに聞いてほしいようないいメッセージがあった。
読了日:07月13日 著者:山下 美樹
つきのこうえんつきのこうえん感想
これは好きかも!幻想的な絵と竹下文子さんの文章。絵の背景に黒い点々…何の効果?雑音的な?TVの砂嵐みたい!ピーターパンのような少年に連れられ、夢のなかへ?月の公園で遊ぶ子どもたち。やっぱり黒い点々の効果なのか?ぼんやりと不明瞭な感じがする。にぎやかな音楽にのって行進していくパレードの不思議なものたち。川下りの船で見かけた、また不思議な生き物。古代の竜?大とかげ?ちょっと不気味。水の中にもまだ何かが潜んでいそう。木の枝に乗ってるなちゃんが食べたさくらんぼの実、気になる。話のオチは想像通りだが、絵がよかった。
読了日:07月14日 著者:竹下 文子
彗星とさいごの竜彗星とさいごの竜感想
彗星が地球に衝突する!それを回避するために、人間の女の子が竜の子どものところにやってきた!最初はなかなかその気にならなくて、のんべんだらりとする竜。竜にはママもパパもいなくて、飛び方も知らない飛べない竜だった!イラストが佐竹美保さんで、まるで翻訳作品のようだと思ってしまった。スッキリと終わっている。ちょっと余韻も何もないのが、寂しい感じ。
宇宙空間なのに女の子は簡易な宇宙服だけだし、そもそも竜はそのまんまだ。空気もないのに、彗星のところに飛んでいけるのはこの作品がファンタジーだからかな?中学年から。
読了日:07月15日 著者:今井 恭子
いつかの約束 1945いつかの約束 1945感想
突然、頭のなかがおばあちゃんから、9歳の女の子になってしまったすず。同い年のゆきなとみくが協力して、おばあちゃんの心に入れ替わった‘’女の子”を探そうとする。戦争のことや昔のことは小さな女の子にとっては大昔のこと。そんな昔に起きた出来心を実感するような、ちょっといい話になっていた。結局は認知症だったのかもしれないが、結末のあれはちょっと違う?
マンガやアニメ化の影響か?魂の入れ替わりを思い込んで行動した二人の女の子たちの思いやりの心がよかった。
読了日:07月16日 著者:山本 悦子
どんなイチゴも、みんなかわいいどんなイチゴも、みんなかわいい感想
小学3年生の山岸亜弥はクラスの発表会でやることになった劇「森のピッチー」に登場するミミズクのホーホー役をやってみたかったが、自信がないので最初から諦めていた。ある日帰り道に見つけたジュズダマという植物の実をふと右耳に入れてみたら、取れなくなってしまった。慌てる亜弥だが、その事があってから飛び箱が飛べたり、劇のミミズク役に立候補できたり、運のいいことが続く。もしかしてそれはジュズダママジックでは?と嬉しくなる亜弥…たわいもない話だが、この年頃の子どもにとっては大きいことなのかも?他2編あり。読みやすい。
読了日:07月17日 著者:葦原 かも
真昼のユウレイたち真昼のユウレイたち感想
怖くないゴースト・ストーリー。日常のなかに出てくる幽霊は、子どもたちをやさしく見守っている。中でも、「願い」は戦争の話でもあって、切ない。死んではいけなかった人が死んでしまって…! 海外から幽霊が来るのに、飛行機に乗るのが楽だというのはちょっとおかしかったけれど。生きているうちに出会えなかった人たちに会っていくユウレイたち。知らないだけで沢山いそうだ。4つの話はみないい話で子どもたちにも読んでもらいたいけど、読める子向きだろうか?文字が読めたら、普通に読めるはず、と著者の方は仰るかもしれないけれどね。
読了日:07月17日 著者:岩瀬成子
ガリバーのむすこガリバーのむすこ感想
『ガリバー旅行記』を下敷きに、モーパーゴが描いた新しい物語。アフガニスタンに起こった戦争の被害を逃れ、母とともに新天地を求めて旅立った少年オマール。ひとりゴムボートに乗せられ、イギリスのおじさんの営むカフェを目指して大海に乗り出した。かつてガリバーが訪れたリリパット国に漂流し、現代のガリバーの息子として住人らに迎えられる。戦争の色はここにもあって、小さな子どもでも人々から見たら巨人…その利点を生かして人々を助ける。ファンタジーでいて、戦争という現実からも逃れられない。この経験を通して少年は大きく成長する。
読了日:07月22日 著者:マイケル・モーパーゴ
空から見える、あの子の心空から見える、あの子の心感想
西日本読書感想画指定図書中学生向け。自閉症の男の子の話。昼休み、校庭でいつも一人でふらふらと歩いているジョーイが実はとんでもない才能の固まりだった、という話。友だちベンチという下級生のお世話係に進んでなったエイプリルがそんなジョーイの行動に疑問を持って近づいていく。校庭に足を引きずって何かを書いているジョーイが自分の心を描いているんだというのが、ズキリと来る。エイプリルと一緒にお世話係をすることになったビーナとともに用務員のユリシーズさんから思いもしないことを知らされる下りが驚き!こういう人いるんだなぁ!
読了日:07月24日 著者:シェリー・ピアソル
ひと箱本屋とひみつの友だちひと箱本屋とひみつの友だち感想
ひと箱本屋がきっかけで仲良くなった子が実は車椅子の女の子だったというところから、話が始まる。
車椅子の子どもの苦労が忍ばれた。お祭りの場面では、胸が痛くなった。そんな中、好きな作家のサイン会で、主人公の女の子が勇気を出して、店員さんに話しかけるところなどよかった。バリアフリーという言葉を考えると…。私たちの意識の中にないだろうか?心のバリアーが。気軽に読めて、心のなかにズーンとくる感じ。よかった。
勤務校には、車椅子の女の子がいるのでこの本も購入候補に入れたい。
読了日:07月25日 著者:赤羽じゅんこ
うみのたからもの (講談社の創作絵本)うみのたからもの (講談社の創作絵本)感想
好きな感じだった!貝殻のなかに、何かある!?想像力が育まれるかも。この時期にピッタリだし、ロマンを感じる。貝の化石の中に広がった海の見開きページ、素敵だった!買いたい!(貝だけに!)
読了日:07月26日 著者:たかお ゆうこ
プッチェットのぼうしプッチェットのぼうし感想
イタリアの昔話。積み上げ話になっている。プッチェットの帽子をチョッケットが見つけてかぶっていたので、返してとプッチェットが言ったら、パンをくれなき返さないと言う。パンをもらいにパン屋へ行ったら今度はミルクをくれなきゃ…とこんなふうに次々に歩いていくプッチェット。最後にたどり着いたところでは、何の見返りもなしにほしいものをくれた。やっぱ大きくて、広いからかな?心も広い!?そもそも最初のチョッケットのところでおかしい。失くしたものを見返りほしさに返してくれないなんてね。なんてことを言ったら昔話は楽しめない。
読了日:07月26日 著者:中脇 初枝

読書メーター


7月は、いろいろ課題があって読書が進んだ感じです。

県立図書館で借りた本とか、4年生の先生に頼まれた本の紹介のために読んだ本とか。

こういうことでもないと、読書が進まない自分に反省です。ま、読書なんて、人に言われてするもんじゃないけど!

なかなか進まないのは、やはり自分に原因があるんだろうなぁ、と思います。