【図書館日記】中学校 | あんずの⁑S★L Life⁑

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学校司書の仕事の記録と日常ブログです。
*アメンバー申請は図書館関係の方、ボランティアで読み聞かせやその他の活動をされている方で、可能な限り、ブログを更新している方でお願いします。こちらから確認させていただきます。

今日のお仕事は、この間の日記でも書いたように、選本のリスト作りでした。
図書の先生に聞いた予算内におさまるようにしなきゃならないんで、大変です。これは、というものを紙に書き出していきましたけど、図書室にすでにある本は除かなきゃならないので、図書台帳と首っ引きでした。
パソコンで検索して署名がピッと出てくるなんて、もんではなくって、ひたすらページを繰って調べなきゃならないんですから。ずいぶんアナログな方法です。

結局、ほぼ4時間ぶっとおしで調べてました。おかげで、お尻の筋肉が痛い… 椅子がプラスチックみたいな安手の椅子で、座面にクッションも何もついてないせいかな、痛くてたまらず時々、腰をあげてのびをしたりしてましたね。
ちょっと風邪気味なのもあったかも。体の節々が何となく痛いような…

100何冊かになったけど、まだまだ残ってる。
ふと不安になったり。いまの時点で金額がけっこう行っちゃってる。
このままだったら、予算オーバーしてしまうかも。

文庫や新書サイズの安い本を探したほうがよいかな。
YA関係の本がたくさん集まってしまった。
理論社のミステリーYA!とか、YA!ENTERTAINMENTイチオシ人気シリーズとか、YA!フロンティアとか…。

YA!ENTERTAINMENTには、香月 日輪さんの『妖怪アパートの幽雅な日常』とかが入っている。同時セットのなかの『ウラナリ』というシリーズは全く知らないんだけど、どうなのかなあ?

あとホーキングとか、ハリポタとか。
書店でも見かけたことのあった『諸国物語』は高いけど(6930円)、中学生が世界文学に目を向けるいいきっかけになる本かと思って。

赤木かん子さん編集の、ポプラ・ブック・ボックスも。
「剣の巻』『王冠の巻』『指輪の巻』と、三つのボックスにわかれていて、各ボックスにはそれぞれ20冊のうすーい本が入っているというもの。
値段は張るけど、普段本を読みなれていない子どもにはいいかもしれない。一冊が30ページくらいしかないから。

あとは課題図書関係かなあ。
青少年読書感想文全国コンクールの本と、西日本読書感想画コンクールの本と2種類ある。
とりあえず一冊ずつ入れるということでいいかなあ。

ファンタジー関係の本も、入ってない新刊は入れてしまった。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ2冊。『海駆ける騎士の伝説』『ダイアナ・ウィン・ジョーンズ短編集 魔法!魔法!魔法!』
たつみやさんのイサナの2巻目。
上橋さんの『天と地の守り人』三部作。
ついでに『獣の奏者』2冊。

YAおとなになる君たちへ、というセット物には以下のタイトルが入っている。
『夢を与える』綿矢りさ
『ひとり日和』青山七恵
『ハルハルハル』古川日出男
『ヴォイス』ル・グウィン
『ギフト』ル・グウィン
『浮世でランチ』山崎ナオコーラ

ル・グウィンが2冊入ってたから選んでしまった。
他のラインナップもいいんじゃないかって感じ。

ストラヴァガンザ全3冊。
スーザン・クーパーの闇の戦いシリーズ全4巻+『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち 上下』のセット。

ほかいろいろ… 

なんだか9類ばかり集まってしまった。
勉強用の本は正直、よくわからない。適当に、こんなのが面白そうだ、良いかなと思えるものを選んでみたけど。
いいかどうか、どうもイマイチ自信ない。
こういうのって、授業にも関わる部分も出てくるだろうから、先生たちにも選んでもらったらいいのかも。

数えてみたら、100何冊か。目標の冊数までにはまだまだ足りない。
それに予算が・・・。
ガガガ文庫とルルル文庫の20冊セットがそれぞれ出ていたんだけど。
あれだったら、冊数だけは裁けるけれど。
カタログには朝の読書に、とか書かれてたけど、ラノベっぽいものでもよいのかな。

と、まだまだ不安が残ります。
また再来週、頭を悩ませなきゃ。

図書の先生にもいろいろ聞けてよかった。
展示や掲示物のこととか。寄贈本棚のこととか。
やろうと思えば、どんどんいろんな仕事が増えていく。
とても週3日じゃあ裁ききれないなぁ。