たかが保険されど保険 | 働く女性の味方"FP上田千鶴〟のお金と仲良しになるブログ

働く女性の味方"FP上田千鶴〟のお金と仲良しになるブログ

美しく、幸せに、豊かな人生を送るために。助けてくれるのは、人間とお金だと思う。どちらが欠けてもいけないのだと思う。日々、心を学び、運用への学びを深め。輝く女性の未来にワクワクをお届けしています。

日本人の90%以上が生命保険・医療保険に

加入している


まぎれもない事実。


私自身、そんな保険を日々提案していることも

また事実。


そんな、仕事をしている中で、一番、複雑な

気持ちになる時がある


それは、


保険金給付の請求を依頼された時だ
(お客様に何か事態が起こった時)


いづれにしろ、


請求をする=当たり前だがハッピーではあるはずもない


『自動車ぶつけちゃんだよねー』ショック!

『子どもが、花瓶わっちゃんたんだよねー』ドンッ

なんてことであれば

あらあら

それはそれは

でも、保険入ってるから平気だねー

なんて

そんなレベルで済むお話し!!

とこが

ガンになった

亡くなった

なんて

状況も、残念ながら仕事柄避けられない


そんな時。

さまざまな思いが脳裏をよぎるガーン

少なくとも保険でしか私には、当人に

報いる?ことはできない


それ以上のものを当然、相手も望むわけもない

ただ、


個人的には、そこだけで完結しきれない
もどかしさが、心の中に残る


この提案でよかったのか?

もっと保障を厚くできたのか?

でも、高い保険料を払わせることは

負担にもなる

もっと、何かできなかったのか

今からでも、もっと、何かできないのか


こんな思いが錯綜する

どんなに、いい提案をしていても

どんなに、満足いく保険に加入してもらっていても

やはり

そこは、心情的に割り切れない

自分がいる



そんな現実に直面すると



『たかが保険 されど保険』と感じる



これは、私がどんなにその人のことを考えて提案をしたとしても


その人自身もはやり本気で考える時間と

覚悟をもって、自身の保険を選ばなければ

いけないと思う。



私が勧めたから
(あなたの保険担当者が)


私が提案したから
(あなたの保険担当者が)


そんな覚悟で保険に入ってはいけない


それは、あなたが、最悪の事態の時に

支えになる、大きな大きな仕組みだから


元気な時は、そこまで考えられないかもしれな

でも、やはり、もっともっと自分を大切に思い

考えてほしい

そんなことを書いているのも

実は、先日、保険金請求の事案が

あったからだ


今思うことは


私自身は、やはり今以上に、お客様の
保障を真剣に考えて提案をすること

定期健診の勧奨や名医紹介システムなど

保障以外の部分でも自分のノウハウや
人脈を使ってサポートしていく

でも、もっと大事なことは、保険に入る人


『たかが保険、されど保険』ご自身のために

今の保険、もっともっと真剣に考えてほしい

その為なら、私は真剣に、向き合う覚悟が
ある。

そんなことを、ますます心に刻む日であった