永かった8月も、もう終盤!。
早くも、デパートでは、
ハロウイングッズを売ってます。
そろそろ、本気で、
秋物の服を見に行こうとしても、
懐も寒いし、結局は、「ユニクロ」か、
「しまむら」で、必要な品を買って、
用もないのに、
町中をウインドーショピング!。
普段入らない、画廊とか、
陶磁器を、日がな一日眺めています。
(モチロン買えません!)
これが、目の保養になって、
じつにイイ気分転換になるンです!。
ところで、この「ひやかし」って、
吉原の遊郭の言葉だったンです。
昔の吉原のすぐ近くには、
紙を漉く工場がありました。
和紙や、上質紙も手がけていましたが、
おもに生産していたのは、
「浅草紙」という、質のよくない
今で言うトイレット・ペーパーを漉いていました。
古紙を漉きかえした、
再生紙を原料としていましたので、
仕上げるまでの工程には、紙を、
しばらく水に浸して冷まして置く
「冷やかす」処理をしなければなりません。
冷ます間、職人さんは暇になるので、
本来なら、仕事中なのにもかかわらず、
近くの吉原へ出向いて、
遊郭に入った新人の遊女を、
買う気もナイのに(買えませんケドね!)
ぶらぶら物色していました。
目の保養にしていたンですね。
そこから、買う気も無いのに、
暇つぶしに店をぶらついて、
値段をあれこれ聞いて、
店員をからかう客を、
「ひやかし」と言うようになりました。
まさに、漉きモノ!。
「買って買って〜」