試験に出ない!-1997

昔、どこの街にも、
 駄菓子屋を見掛けたものでした。

ウチ小学校のすぐ近くにも、駄菓子屋があり、
 オモチャや文房具を販売していたので、
  登校時ギリギリまで、
   消しゴムなどを物色する生徒がいて、
    よく先生に怒られていました。

駄菓子屋や、雑貨屋って、
 1日居ても飽きないですネ!。

一度はやってみたい商売ではあります。


そう言えば、昔、
 テレビのバラエティ番組、
  「タモリ倶楽部」の企画で、
    駄菓子屋1軒の商品を、
     完食すると言う企画がありました。

ふ菓子や、ベビースターラーメン、
 あんこ玉、うまい棒など、

駄菓子屋1軒の商品を、
 すべて清算したら、43,740円でした。

まさに大人買い!。

くだらないけど、話のタネには最強!。

はて、タモさんは、前にも、
 似たような企画をしていた様な気が・・。

昔、フジテレビの「トリビアの泉」で、
 どこかの駅のキオスクを、
  アポなしで、開店と同時に、
   全商品を買い取るという企画をやっていました。

因みに、91万円だったとか・・。

売り子さん、パチクリしてた・・(笑。
(開店したと思ったら、品切れで閉店)



ところで、この「キオスク」
 じつはトルコ語(イラン語)で、
  「あずま屋」という意味の、
   公園によくある小さい売店のような、
    簡易建築物をさす言葉です。



元々は、
 ペルシャ語の「宮殿(コーシュク)」が語源だそうで、
 「宮殿」が「憩いの場」になり、
   それが「トルコ風あずま屋」または、
    「小さな売店」というの意味の言葉になり、
      フランス、ドイツといったヨーロッパなどで、
        広まっていったそうです。

日本では、昭和48年に鉄道弘済会が、
 駅売店の愛称として採用したそうです。

正しい発音は「キオスク」なのですが、
 「清い」イメージと、
  「気安く利用」の思いを込めて
   「Kiosk(キヨスク)」と名付けました。

全国で、約4000店舗あるそうで、
 現在、キヨスクでは平均500品目が扱われています。

1番売れるものは、その地方の名物や、
 おみやげ用の銘菓で、それに次いでタバコ、
  週刊誌の順になっています。
   やはり「冷凍みかん」は定番ですネ!。

お酒も扱っている店舗もありますが、
 酔っぱらってホームから転落した事故が相次ぎ、
  取り扱っていない所が多いようです。

基本的には、1店舗につき従業員1人ですが、
 トイレなどの生理現象や休憩の為の、
  交代要員さんが、それぞれのキオスクを廻って、
   販売に支障のないようにしています。

(入り口のところに、
 サンダルがそろえてあって何かカワイイ!。)

最近では、ミニスーパー風の待合室を持つものや、
 そば屋、書店、新聞専売所、
  そしてキャラクター商品を扱っている店や、
   ミルクスタンド風なものなどさまざまです。

自動販売機のみという寂しい駅もありますが、
 その売り上げ額は、ハンパじゃなく、
  年間の総売り上げは、
   軽く2000億円を上回っているとか・・。

ちなみに最近、コンビニや、
 街頭などによく置かれ、チケット予約や
  航空会社の自動チェックインサービスなどを
   利用できる情報端末のことを、
    キオスク端末といいます。

一時期、駅のテロ対策で、
 ホームからゴミ箱が、
  いっせいに撤去されたコトがあり、
   自販機でジュースを買っても、
    捨てる場所がナイ!。

そう言えば、ホームでは終日禁煙なのに、
 キオスクではタバコを販売している。
  (矛盾してる!)