試験に出ない!-1751

今日は、「サンゴの日」。

珊瑚礁の環境保全と、一般の人にも、
 珊瑚に関心を持ってもらう意味で、
 「さん(3)ご(5)」の語呂合わせから、
   WWFが、3月5日に制定しました。

珊瑚の死骸は、
 浄化作用が高い事で知られています。

寿命の尽きた珊瑚の骨格が、
 長い年月の末、波によって細かくなり、
  砂状になったものを、
  「コーラルサンド」と呼びます。

 



「コーラルサンド」には、珊瑚が蓄えた、
  炭酸カルシュームとミネラルが豊富で、
   その砂が長年に渡って海底に堆積し、
    「風の谷のナウシカ」の砂のように、
      海水をキレイにしている、
       と言われています。

試験に出ない!-1752

このコーラルサンドは、
 浄水器の濾過材や、
  化粧品にも利用されています。



山口県西部の秋吉台は、石灰石が豊富で、
 元々この土地は、珊瑚礁だったと、
  言われています。


3億数千年前にできた、南洋の珊瑚礁が、
 日本海溝に沈むプレートに導かれ、
  運ばれて出来そうです。

珊瑚礁は、岩盤に比べ軽いので、
 日本の大陸プレートにぶつかっても、
  海溝へ潜り込まず、上へ上へと押し上げられて、
   現在の位置まで運ばれて来たそうです。