こんにちは
先ほど、ビル・ゲイツさんが30人の有力な富豪たちを集めて、環境問題を解決しようとしている記事を見ました。経済力、権力、科学によってそれらの問題を何とかしようということですが、それが果たして真の解決になるのでしょうか?
今まで私たちは、それらが解決してくれると信じ、地球の様々な問題解決を任せてきました。しかし、実際に解決してくれたことなどありません。そして私たちは、彼らに責任を押し付け、解決してくれないことに対して不満を言っているだけなのです。
真の変化は、私たち一人一の、個人の意識の変化にかかっているということに、気が付く時が来ています。
またここで、アンデスの世界観について触れたいと思います。
アンデスの世界観によれば、人間の意識レベルは、9つの段階に分かれていて、地球レベルから宇宙レベルへと順番に上っていく形で進化していきます。私たち人間は、それぞれ個人が独自の経験を通して学び、意識レベルを進化させていくために、この地球上に生まれてきたということです。
9つのそれぞれの段階につて詳しくここでは述べませんが、進化のレベルが第三から第四のレベルに上がる際に、大きな変化が起こります。
人間の意識の進化が第四レベルになると、ポジティブ/ネガティブのような区別をしなくなります。全ては常に変化し、変換し続け、全てが補い合いながら存在するということを理解し、善悪の判断をする必要が無くなります。それは、アンデスの世界観を特徴づけるもの一つでもあります。
現社会において、人々の意識レベルを第三から第四レベルに引き上げることが、大きな課題と言えます。第四レベルに達した人々が増えることで、世の中は大きく変わるでしょう。あらゆる病気、戦争、差別、環境破壊などの問題が解決され、地球に調和をもたらすことができます。これらの問題を解決できるかどうかというのは、各個人の意識レベルの変化に全てがかかっています。
今まで私たちは、それらの解決策を「科学」「権力」「宗教」「経済」に求めてきました。それらに依存し、力を与えてきました。しかし、それらに力を与えても、解決できないということに、もう気が付くべきです。力を有しているのは私たち自身であり、全ては私たち一人ひとりの意識の変化にかかっているということに気づく時が来ています。
そして、今私たちにとって最も重大な問題といえる環境問題は、母なる大地と私たちの関係にかかっています。母なる大地の恵みを得ることで、私たちは健康を保つことができます。母なる大地が病んでしまえば、私たちは生きていけません。そのことを忘れずに、常に母なる大地に感謝し、自然からの恵みは、最低限に必要な分だけを受け取り、大切に使うことが非常に重要です。アンデスの人々は日常生活の中で、常に母なる大地に感謝することを忘れず、母なる大地と互恵関係を保ちながら、自然と調和して生きてきました。
彼らに学ぶことはたくさんあります。本来、古代の日本もそのように生きてきたはずです。アンデスの世界観を知ることは、本来の私たちの姿を思い出し、取り戻すことに役立つと私は信じています。
以上、読んでいただき、ありがとうございました。