周期5日目(基礎体温36.10度)

私は子作りを開始してから、ほとんど毎周期フライングをしてきました。
その一番の理由は、お酒を美味しく飲みたいからです。
でも、そういう必要性のない人はあまり早くからフライングしないようですね。
フライングしない理由としては、「どうせ化学的流産になるかもしれないから」とか「検査薬がもったいない」とかそんなような理由があると思われます。

でも私は、お酒を飲みたいからだけではなく、フライングして良かったことはいっぱいあります。
私は、化学的流産を二回していますが、どちらももしフライングしなければ生理が二、三日遅れただけで片付けられてしまうものでした。
フライングしない多くの人は、どうせ化学的流産だったら知りたくない、悲しい思いをしたくないという人もいると思いますが、私はそれによって、卵管造影検査をするのをやめることが出来ました。
一度自然妊娠していても、稽留流産の手術を経験すると、万が一、手術の影響で卵管が詰まってしまう可能性もあります。あの時もそれを危惧していて、「卵管造影しなきゃいけないかなぁ」と漠然と考えていた時でいた。そしたら化学的流産をして、その子が自然妊娠出来ることを教えてくれたのです。

また、フライングをするとその時の排卵日を特定出来、排卵日の傾向を知ることが出来ます。
私は、高温期9日目から陽性になるので、逆算して排卵日を割り出せます。
そして、たとえ化学的流産になっても、その時の傾向を後で応用することが出来るのです。

あと化学的流産が多ければ多いほど、本当の妊娠が近いような気もしますね。
フライングする人を見ていると、やはり若い時の方が化学的流産が多く、歳を取るとその回数も減ってくるようです。
化学的流産は、次の妊娠にもそれほど支障がないように思えるし、悲しいよりむしろ喜ばしいことのように私には思えます(あまりにも繰り返すと不育症などのの可能性もあるので検査が必要だと思います)。
私はといえば最近は、化学的流産もめっきりなくなりました。
43歳3か月で化学的流産をして、44歳6か月で妊娠するまで一年3か月、一度も陽性は出ませんでした。
歳を取ると、ダメな卵がほとんどで、年に一度位いい卵がひょこんと出来るんですよね、きっと。

でも私は、たとえダメな卵でもその頑張りは見届けてあげたいです。
受精するところは見えないけど、でも頑張って着床までいったその子を確認してあげたいです。
本当は、それが私がフライングをする一番の理由です。

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