9月4日 山口地方裁判所にて、マツダ派遣切り裁判の第16回口頭弁論が行なわれました。


臥薪嘗胆 ~マツダ訴訟裁判奮闘記~

(第15回口頭弁論までの状況はこれまでの経過 からご覧下さい。)


開廷前に、皆様から頂いた署名を裁判長に提出


臥薪嘗胆 ~マツダ訴訟裁判奮闘記~


今回は

団体署名  212団体

個人署名 3153  筆


を提出しました。


そして11時00分 開廷


まず最初に被告(マツダ)側より、前回裁判の時に文書提出命令で提出された、山口労働局から指導を受けた是正指導の内容についての反論書を提出。


そして、次回行なわれる証人・本人尋問の日程の打ち合わせが行なわれました。


第17回口頭弁論(9月26日)

 原告側3名


第18回口頭弁論(11月7日)

 原告側2名・被告側1名


という日程が決まりました。



裁判が終わり、報告集会では弁護団より


2009年4月30日の提訴から約3年半、やっとここまで辿り着いたという感じです。

17名の原告がここまでくじけずに闘ってこれたのは、多くの支援者の力が大きい。皆さんには原告へのより一層の支援をお願いします。


と、更なる支援を訴えました。


また


裁判長は今年度中に裁判を終わらせたいとの意向を示しております。

2回の証人尋問が終わり最終弁論を行なって、来年の3月までには判決が出ると思います。


と初めて弁護団から判決までの具体的な方向性が示されました。


そのあと、尋問に臨む5名の原告から


「これまでマツダで働いていた頃を思い出して、尋問当日は真摯に向き合っていきたい。」


「尋問当日は、最高の状態で臨みたい。」


「派遣切りされてからこれまで、ずっと思い続けていたことを少しでも伝えられたら。出来るだけ冷静に受け答えるよう頑張ります。」


「この裁判では主に防府西浦工場でのことを言っているが、防府中関工場で働いていた私は、こちらの工場のことを言っていきたい。」


「この3年半、私にとっては長く苦しい時間でした。この想いを裁判長の前でぶつけていきたい。」


と、それぞれの心境や意気込みを述べました。


このマツダ裁判もいよいよ重要な局面を迎えます。