臥薪嘗胆 ~マツダ訴訟裁判奮闘記~


広島のマツダの皆さん。株主の皆さん。


私はマツダ防府中関工場で派遣切りに遭い、裁判を起こしている、原告のそらみみと申します。



広島のマツダの皆さん。株主の皆さん。


今年の1月に行なわれたマツダ派遣切り裁判・第13回口頭弁論において、マツダは自ら起こし、山口労働局より是正指導を受けた、労働者派遣法の違法行為について反論しました。


反論の内容はこうです。


「労働者派遣法とは法律ではなく、単なる労働政策である。だからそれによって違反したからと言って、労働者に対して違法行為になる程のことではない。」


つまりマツダの主張は、法廷の場で私たち17名の原告だけでなく、日本の全ての労働者に対して


「お前らの仕事・生活・人生なんて、俺たち大企業の裁量でどうにでもできるんだ」


そう言っています。


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広島のマツダの皆さん。株主の皆さん。


私がマツダで働いていた2008年に、マツダ防府工場を視察に訪れた当時の井巻社長から実際にこんな話を聞いたことがあります。


「企業にとって人は宝、人は力。みなさん一緒に頑張りましょう」


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広島のマツダの皆さん。株主の皆さん。


「人は宝」と言うのなら、この裁判をマツダの方から早期に解決することに努め、企業における社会的責任を果たすこと。それがマツダにとっても社名を高めることにプラスになるのではないでしょうか?



以上で、私の訴えを終わります。