臥薪嘗胆 ~マツダ訴訟裁判奮闘記~

2011年5月1日(日曜日) 第82回メーデーが開催されます。


今年は開催場所が例年と違って、維新公園にて行なわれます。


今年も宣伝行動・市内パレード・模擬店などの催しも開催されます。


私たちマツダ原告団も、メーデーに参加します。


お近くの方、ぜひ遊びに来て下さい。




第82回 メーデー



東日本大震災の被災地支援。

全ての労働者に賃上げ・雇用確保で景気回復を。



3月11日14時46分、三陸沖を震源地とするマグニチュード9.0という国内最大規模の地震が発生。北海道から千葉にかけて多くの都市が津波によって壊滅的被害を受けました。そのうえ、福島第一・第二原発の放射能漏れによる第二次被害が発生。千葉では石油化学コンビナートが炎上、発電所が停止するなど経済活動、国民生活に多大な影響を及ぼしてきています。


私達は「東日本大震災労働者対策本部」を設置、被災地の支援に向けて取り組んでいきます。


こうした被災地への全面支援をはじめ、第82回メーデーは、政治の閉塞感を打ち破り、「大企業中心」「対米追随」の政治から「国民本位の政治転換」を求めて、次の4点を中心に取り組みます。



1.『賃上げ・雇用確保』『内需主導の景気拡大を』


 この10年間で62万円もの賃金ダウンや高止まりの失業率、深刻な就職難、そのうえワーキングプアといわれる年収200万円以下の労働者1100万人に達しています。格差と貧困は拡大するばかりです。その一方で、資本金10億円以上の大企業は1998年から10年間で莫大な内部留保を溜めこみ、244兆円にものぼっています。

 私達はこうした歪みを正すため、「すべての労働者の賃上げ・雇用確保を、実現しよう 内需主導の景気回復」をスローガンに労働者・国民のくらしを改善し、安定した雇用の確保、個人消費拡大・中小企業支援など「内需主導」による景気回復にむけて2011春闘をたたかっていきます。


2.ディーセントワーク実現など、働くルール確立を


 長時間過密労働や成果・業績主義の賃金・労働条件のもとで、メンタルヘルスなど深刻な健康被害が進んでいます。あらためて「8時間労働」など労働時間の短縮をはじめ派遣法の抜本改正、有期雇用規制などディーセントワーク実現、「人間らしく生き、働くためのルールづくり」をめざします。


3.国民的共同の力で、「TPP参加」反対、憲法・平和を守る。


 わたしたちは農業をはじめ、地域経済や雇用など国の在り方を大きく変える「TPP」(環太平洋連携協定)への参加、国の責任を放棄し、地方自治を破壊する「地域主権改革」に反対しています。また政府の普天間基地の「辺野古への新基地おしつけ」や「新防衛計画大綱」に反対します。衆院比例定数削減など憲法を蹂躙(じゅうりん)し、平和と民主主義を脅かすあらゆる攻撃を許さないたたかいを国民的共同

の力で進めます。



4.国内外の労働者と連帯・共同の強化


 いまや日本の労働者の3人に1人は非正規労働者、女性に至っては2人に1人という状態です。労働者の8割が未組織労働者です。春闘やメーデーの取り組みを通じて、新入職員をはじめ職場・地域の労働者と対話と共同を進め、労働組合への理解や加入促進をはかります。また、ヨーロッパの財政危機による雇用・失業問題は深刻で、失業者は世界で2億人を超え、ILOは「若年雇用は世界の優先事項」と位置づけるなど取り組み強化を訴えていあmす。こうした共通課題で国内の労働者をはじめ世界の労働者と連帯・共同の取り組みを強めていきます。