10月6日、山口地方裁判所にて、マツダ訴訟裁判・第6回口頭弁論が行なわれました。
第5回口頭弁論までの状況はこれまでの経過 からご覧下さい。
今朝10時前に裁判所に到着すると、正面にはたくさんの報道陣が…
ですが聞いてみると、別の裁判の取材だということでした。
今回も裁判が始まる前に、みなさんから頂いた大切な署名を裁判長あてに提出。
今回は、
団体署名 18団体
個人署名 8000筆
を提出しました。
今回は広島で和解勧告が出て初めての口頭弁論ということもあり、また違った緊張感がありました。
(詳細は大きな動きが… をご覧ください)
11時05分 予定より5分遅れて開廷。
今回の焦点の1つに、原告側の意見陳述の発言の継続の要望がありました。
もちろん原告側は意見陳述を用意。
(意見陳述文は2010年7月7日 第5回口頭弁論 意見陳述書 をご覧ください)
前回の口頭弁論で発言が認められなかったので、今回原告側は意見陳述文を「準備書面」として提出。
(後から聞いたのですが「準備書面」として裁判長に提出すると、有無を言わさず内容を発言できるそうです。)
最初のやりとりで裁判長は
「この準備書面は『意見陳述』として見てもよろしいのですか?」
それに対して、原告側弁護士は
「いいえ。法廷での発言を求めます。」
すると、裁判長はキレ気味に
「では、全員に読ませるのですか?」と聞くと
「できればそうさせたい。」と原告側弁護士。
すると裁判長は
「合議!!」
と言い放し、裁判官3人は一旦退席。一時中断。
数分後、裁判官が戻ってきて再開。
改めて原告側弁護士は裁判長に対して、次回以降の意見陳述の発言の再開を要請。
「ただし、原告団17名全員の陳述をさせろとは言わない。原告団の中には出てこれない人もいる。必要・適切な人に意見陳述を述べてもらう。」と付け加えました。
しかし「次回口頭弁論まで検討させてほしい」と、結局次回へ持込みになりました。
そして今回は裁判長が「進行協議」として、代理人(双方弁護士)と裁判官が別室へ移動。
法廷に原告団と傍聴者を残し、そのまま終了。
何だか消化不良な終わり方で、中には怒りを隠せない人もいました。
-つづく-