あんしん堂には、さまざまな症状でお困りの方が来院します。

 

渡辺君は、スポーツを頑張り過ぎてオスグッド病になり、しゃがんだり正座したり、ジャンプするような動作が一切できませんでしたね。

 

オスグッド病になると膝だけでなく、腿やふくらはぎなど別の場所にも痛みが起こるため、子供には厄介な疾患です。渡辺君は、膝だけでなく股関節や足首もガチガチの状態になっていました。

 

 

渡辺君は、病院にも息ましたが、病院の先生は「放っておけば2年くらいで良くなる」といわれ、泣いてあんしん堂に来院しました。病院では、湿布をもらっただけでオスグッド病の治療が終わったそうです。

 

スポーツを一生懸命頑張っている子供に、2年もスポーツを休んでオスグッド病が治るのを待てと言われることは、精神的にもとても辛いものがあります。

 

 

前述したとおり、膝が痛いと他の関節にも影響が出てきます。渡辺君のオスグッド病による膝の痛みや他の張りなどは、あんしん療法による施術を一通り終えると、どの状態も消失しました。

 

確認で、外へ出て走ってもらいましたが、膝やほかの関節に痛みも無く、まったく問題ありませんでしたね。

 

身体は、痛みがあると患部を守るために身体を緊張させますが、患部が正常化した状態だと脳が理解すると、瞬時に守りを取り除くため、患部に痛みを感じなくなります。

 

もちろん、痛みや張りなどの症状だけでなく、脳が作り出したストレスや悩みなども同じことがいえます。全ては脳の記憶として作られているに過ぎません。

 

オスグッド病は、サッカーや野球などの選手に多くみられる疾患です。実は、柔道や剣道、空手などの武道をおこなっている選手には比較的少ない疾患です。

 

 

なぜなら、武道をおこなっている選手は、正座をおこなう機会が多いからだと考えられます。

 

正座をおこなうことは、腿や膝、ふくらはぎなど足全体のストレッチをおこなうことになるため、オスグッド病の予防や股関節や足首の柔軟性を保つことにもなります。

 

昔からおこなわれていた礼儀作法は、日本人として礼儀を覚えるだけでなく、身体の柔軟性や正しい姿勢を作ることで健康にも一役買っているわけですね。

 

子供でも、普段から正座をする癖をつけるようにすると、オスグッド病や足首などの怪我予防につながります。

 

 

https://www.ansindo.jp/column/topics/2356/