• 25 Oct
    • 気功やヒーリングによる偏差の弊害と対処法について

      気功の用語に「偏差」という言葉があります。一般的に偏差とは、ヒーリングや気功を受けた方が、頭痛やめまいなどの身体の不調や不安感や虚無感などの精神的な不調を訴えることです。気功は、何千年も前からおこなわれていた素晴らしいものです。よく気功師が身体の痛みや病気、精神的疾患などを治したなどということを耳にしますが、本当にこうした例は多数存在します。しかし、逆に気功やヒーリングを受けて、不調を訴える方もいます。なぜ身体や心の状態が良くなるための気功やヒーリングを受けて「偏差」という不調が起こるのでしょうか。今回は、気功やヒーリングによる偏差の弊害と対処法について解説します。気功と脳科学の関係気功というと、気功を知らない一般の方は、何やら東洋医学であったり昔からおこなわれていた神秘的なものであったりするようなことを思い浮かべるようです。気功という言葉は、中国文化大革命(1960年代後半~1970年代前半)時に作られた言葉です。元々中国には、気功の前身となる布気や導引、行気、按摩、吐納、内丹などの各流派がありました。これらの気功流派は、道家の修行法や武術、養生法などとして古くから中国各地でおこなわれていたものです。気功の流派が中国文化大革命時に統合されたものが「気功」です。気功は大きく分けると、「硬功(こうこう)」と呼ばれる武術系気功法と、「軟功(なんこう)」と呼ばれる養生法の要素が高い気功法に分かれます。病気の予防や治療などに使われる気功法は「軟功」です。欧米諸国で発達した西洋医学は、気功などの東洋医学に興味はありませんでした。しかし、2000年頃から西洋医学でも気功の素晴らしさを理解するようになり、医学として見直されるようになりました。日本では、脳科学の第一人者として知られる苫米地英人博士が気功の脳科学的実験をおこなっています。苫米地博士がおこなった実験では、気功師が被験者に対して氣を送ったところ、さまざまな実験機器の数値に顕著な変化が現れました。こうした実験からもわかるとおり、見えない「気」から人間の脳にさまざまな変化が見られることが実証されており、気功と脳(脳科学)は深く関係していることがわかります。動物には、「恒常性維持機能(こうじょうせいいじきのう)」と呼ばれる生命維持機能があります。例えば、体温調節や血圧調節、脈拍などを常に一定に保つ機能のことを指します。動物は、恒常性維持機能に乱れが生じる、病気になるといわれています。気功は、乱れた恒常性維持機能を、元の正常な状態に戻すことができるといわれています。脳科学的レベルでは、脳の1箇所が活性化すると、脳神経ネットワーク全体に影響して活性化するといわれています。ちなみに、恒常性維持機能も脳が司っていて、脳からの命令により生命維持機能が保たれているといわれています。偏差の弊害気功やヒーリングなどは、誰にでもできて誰にでも備わっている力です。気功を、普段の会話や文字の読み書きと同じようにできると考えるとわかりやすいでしょう。ただし、ちゃんとした手順を踏んで気功などおこなわれなければ、偏差という弊害が起こることも確かです。気功にはさまざまな方法がありますが、気功をおこなうことにより身体が元気になったり食欲が増したり、精力増強、脳が冴えるなどの素晴らしい効果が出るといわれています。他にも、身体の痛みが解消したり病気が治ったり、精神的悩みから解放するといった報告もあります。その反面、気功によりさまざまな「偏差」といわれる弊害が生じることもあるようです。偏差は、簡単に説明すると「氣の副作用」といわれることが多いようです。偏差の反応は、頭痛やピリピリ感、熱感や悪寒、めまい、胸が苦しい、疲労感、原因不明の不調などの身体的不調が生じます。これらの身体的不調のことを「走火(そうか)」といいます。ひどくなると、パニック障害や自律神経失調症、ノイローゼになったような衝動性が起き、前述した症状がひどくて居ても立ってもいられなくなるといいます。また、精神的に不安になったり虚無感が出たり、不眠や幻想、幻覚、苛立ち、恐怖感などの精神的不安が生じることもあります。これらの精神的不安のことを「入魔(にゅうま)」といいます。入魔による偏差の弊害が生じると、精神的に不安になるため自分の感情や思考がコントロールできなくなります。すると、前述した入魔の症状が生じ、さらに耳鳴りや不眠、眩暈(げんうん、めまい)のような肉体的症状も現れます。眩暈は目眩(めまい)ともいいます。ひどくなると、泣いたり叫んだり、異常に笑う、短気、悲壮感など喜怒哀楽が激しい躁鬱の状態になります。また、幻覚や幻想がひどくなれば、脳内で作り出された神仏や悪魔などを本物と思い込むため、幻覚と現実の境がなくなり肉体的にも精神的にも危険な状態になります。偏差の弊害は、走火にも入魔にも「陰と陽」の氣が増幅されて症状が生じます。陰の氣は「冷」にあたり、陽の氣は「熱」にあたります。陽の氣は上方(頭の方)に上がりやすい性質があるため、なかなか下(足の方)に下りにくくなります。氣の扱いに慣れていない初心者の人は、なかなか氣を下の方に下ろすことができないため、偏差の弊害が生じます。そのため、陽氣が上方に上がったままの状態になると、脈拍や血圧の不安定や身体の緊張や弛緩、異常な発汗などが生じるために偏差の症状が生じます。陰の氣がひどくなれば、身体が冷えたり悪寒が生じたりします。氣の性質「氣」は、性質的に温かい空気のような性質があり、軽くて上方に上がりやすいといわれています。そのため、気功をおこなうと頭の方に氣を感じるようになります。一般の人は、普段気功などの鍛錬をおこなっていないので、いきなり気功を上げる練習をおこなうと偏差の症状が生じることがあります。気功やヨガなどの鍛錬では、全身に氣を巡らすような方法をおこなうために、最初に氣を集めることを練習します。体内では、氣が集まると同時に血液も集まるため、一箇所に氣と血液が集中して充血したような状態になります。この状態が、偏差の原因になります。少しずつ正しく気功をおこなえば、偏差の弊害が起こることはありません。また、気功を指導する指導者が注意して指導していれば、なんの問題も起こることはありません。もし偏差のような症状が生じた場合には、軽く息を吐きながら氣が足の方(足の裏から氣を出す)へ下りるイメージや動作をおこなえば問題ありません。誤った気功やヒーリングを受けて、偏差の走火や入魔の症状が生じたり、パニック障害になったりするなど、偏差の相談を受けることもあります。こうした偏差の症状がひどくなると、命に関わることがあるため、信頼できる指導者の下で気功やヒーリングを受けたり習ったりすることが大切です。また、あらかじめ気功やヒーリング、ヨガ、エネルギーワークなどのセミナーを受講する場合には、偏差などの弊害が起こる可能性があることを理解して受講することが大切です。また、気功やヒーリングなどで生じた偏差は、西洋医学で治すことは難しいといわれています。そのため、気功やヒーリングを受けたり学んだりするときには、少しずつ段階を経て安全にカリキュラムを進めることが重要です。偏差の原因偏差が起こる原因には、さまざまなものがあります。例えば、気功やヒーリング、ヨガなどを正しく理解していないのに、間違った状態や方法(精神的な状態や気功などの方法)でおこなうことです。これは、気功やヒーリングなどの指導者にも受講者にも当てはまることです。仏教用語では「無明(むみょう、avidya)」といって、邪見や俗念に妨げられて心理を悟ることができない無知のことです。また、焦りや急ぎすぎ、無理をすることなども偏差の原因になります。例えば、早く気功やヒーリングなどの特殊能力を身につけようとしたり健康になろうとしたりして、焦って無理なワークをおこなえば偏差の弊害が生じます。無明に似ていますが、間違った呼吸法や意識状態(欲や怒り、悲しみ、迷いなど)で気功や瞑想、ヒーリングなどを続けておこなえば偏差の弊害が生じます。勉強や仕事でもいえることですが、気功やヒーリング、瞑想なども正しい本質を理解して、少しずつ丁寧に取り組むことが大切です。本質を理解しながら、気功などをおこなうことは初心者の人には難しいかもしれません。しかし、正しく気功やヒーリングをおこなえば、素晴らしい結果を享受できることは数々の報告からもわかるとおりです。偏差の予防法と解消法偏差の弊害はある程度予防することは可能です。前述したとおり、正しい知識と指導ができる指導者の元で指導を受けることが大切です。現代はインターネットやテレビなどのメディアで情報が溢れかえっていますが、実際に体験してみると間違っていることが多々あります。間違った情報に惑わされずに、確かな情報を得て、実際に正しい気功やヒーリングを受けることが大切です。正しい気功やヒーリングを受けることも偏差の予防には大切ですが、基本的な規則正しい生活習慣も重要です。例えば、隔たりのないバランスの取れた食事や休息、適度な運動、安定した思考や精神、リラックスなどです。現代では、勉強や仕事などで身体や心は疲弊しすぎた状態になっています。そのため、これらの規則正しい生活習慣や、海や川、森などの自然に触れることで身体や心がリラックスした状態になります。また、身体や心が極度に疲弊している状態では、無理に気功やヒーリングなどのワークをおこなう必要はありません。無理にワークをおこなうと、偏差の弊害が生じる可能性もあります。もちろん、身体や心の不調を整えるために気功やヒーリングなどのワークをおこなうわけですから、無理のない正しいワークなら大丈夫です。偏差の予防には、気功やヒーリングをおこなうための正しい姿勢や呼吸法、精神状態が安定した状態でワークをおこなうことも大切です。形だけの気功やヒーリングは、偏差が起こる原因になります。自然に笑顔が出るくらいで、身体や心が落ち着くような呼吸法をおこない、正しい姿勢で少しずつワークを進めることも偏差の予防につながります。もし、偏差の症状が起きたときには、速やかに信頼できる指導者などに相談しましょう。ただし、偏差の原因となった指導者に相談するのはおすすめできません。他の信頼できる指導者に相談したり、原因となった気功やヒーリングなどのワーク(練功)や勧められたグッズの使用は止めたりすることです。もし、おこなっていたワークやグッズの使用を中止して、偏差の症状が緩和するようであれば、明らかに受けていたワークやグッズの使用が原因だといえます。前述したとおり、氣は上方(頭の方)に上がりやすい性質があるため、下(足の方)に下ろすことが重要です。そのため、上がった氣が下に下りるイメージをおこないましょう。そのとき、できれば靴や靴下を履かずに足の裏を地面に付けてイメージをおこないましょう。また、イメージしながらゆっくり歩くことや入浴することも身体や心がリラックスして偏差の解消につながります。偏差の症状は、尾骨や仙骨、頸椎1番を調整することでも解消につながるといわれていますが、なかなか自分で解消することは難しいかもしれません。尾骨などの調整は、信頼できる気功師や施術家の先生に相談するなどして偏差の解消に努めましょう。前述したとおり、基本的な規則正しい生活習慣や自然に触れることも重要です。人工的作られたものは、あまり身体や心に良いとはいえません。したがって、電磁波などが生じるパソコンやテレビ、携帯電話、電化製品、LEDなどから離れて生活しましょう。また、自分がリラックスできる音楽を聴いたり、リラックスできる景色などをイメージしたりすることも偏差の症状の解消につながります。偏差の症状が起きても、焦らないことです。焦ってしまうと、逆に自律神経の交感神経が優位になり身体が緊張してさまざまな症状が生じます。焦らず無理をせず、できる範囲でリラックスして、身体や心が安定するのを待つことがポイントです。偏差の症状が生じたときには、前述したような自分でできる対処法を無理せずにおこない、少しずつ身体を元の健康な状態に戻していきましょう。

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  • 23 Oct
    • 催眠心理療法について

      テレビなどのメディアで、「催眠術」をテーマにした番組を目にすると「うさんくさい」「やらせだ」「インチキだ」などの声をよく耳にします。また、催眠術にかかると「操られる」「怖い」などの声を聞くこともあります。テレビなどのメディアでは視聴率を取るために、実際にあらかじめ催眠術にかかった芸能人などの姿を見させて、面白おかしく番組を作ります。しかし、実際に催眠術とは、インチキだったりやらせだったりするのでしょうか。また、操られたり怖いものだったりするのでしょうか。実は、催眠術は米国や欧米諸国などでカウンセリングと同様に、一般的に広く浸透されているれっきとした心理学に基づく療法です。あんしん堂の催眠心理療法は、催眠術以外にもその場で痛みを取り除く「あんしん療法」、ミルトン・エリクソン派の催眠療法、傾聴、ブリーフセラピー、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング等により構成され、脳科学の観点からクライアントの症状を短時間で解決出来る様にセラピーを進めていきます。今回は、あんしん療法における催眠心理療法について解説します。顕在意識と潜在意識人間の意識は、自分自身を自覚している顕在意識(けんざいいしき)と自覚していない潜在意識(せんざいいしき)で構成されています。顕在意識は、自分自身が自覚しているため、意図的に思考や行動を司っている領域になります。一方、顕在意識は自覚していませんが顕在意識よりも強い力を持ち、本来自分ができないと思っていることができるパワーがあります。例えば、自分が意識せずに何かやっていた場合などは、潜在意識の力が働いて行動や情動反応が起きたことになります。心理学者ジークムント・フロイトの考え方心理学者で精神分析学や夢判断で世界的に知られるジークムント・フロイトは、顕在意識(自覚している意識)と潜在意識(無意識)の割合を顕在意識1割、潜在意識を9割として「氷山の一角」に例えて説明します。フロイトは、人間の行動背景には、必ず「無意識」な心理的裏付けがあると提唱しました。私たちの行動や発言は、いくら自分自身が意識的におこなっているものだとしても、ほとんどが無意識という広大な潜在意識の影響を受けていると主張しています。また、フロイトの主張のひとつに「錯誤行為(さくごこうい)」があります。私たちは、一日に必ずといっていいほど言葉の言い間違いや行動ミス、物忘れなどをしています。これらのミスのことを「錯誤行為」といいます。一般的に、錯誤行為は、疲労や興奮状態、他のことに注意が向かっているときなどに起こります。しかし、中にはこうした状態に当てはまらない場合もあります。いくら「絶対に間違えない」と、細心の注意を払って会議に出席したのにもかかわらず、言い間違えたり反対のことを言ったりしてしまうことがあります。こうした錯誤行為を、フロイトは「無意識の願望の表れ」と解説します。ただし、彼は当時町医者で、自分が患者さんを治療した経験をもとに、自分自身の考えを上記のとおりまとめているだけです。彼の主張は、当時のデータや統計から得られた科学的根拠があるわけではないため、研究者の中にはフロイト自身の主義主張だと批判する人もいます。しかし、現代の心理学などの学問では、フロイトの学説が基礎となって生かされていることは確かです。催眠状態心理学では、催眠状態のことを変性意識状態(またはトランス状態、trance)といいます。催眠術などにより催眠状態になると、顕在意識と潜在意識がリンクした(繋がった)状態になります。ただし、催眠状態に入っても意識が消えてなくなるわけではなく、意識もあるし判断力もあります。また、一般的に心配するような自分が操られたり、やりたくないことをやらされたりするようなことはありません。催眠術中でも、トイレに行ったり質問したりすることが可能です。実は、私たちは催眠状態のような変性意識状態に、1日に何回もなっているのです。例えば、映画やテレビを見ていて泣いたり感動したりする状態です。他には、スポーツ観戦で熱狂するのも一種の催眠状態です。催眠状態になると、心理的に緊張がほぐれて自分に不必要な抵抗がなくなります。すると、普段よりも自分の本質的な内面に意識が集中した状態になるのです。この状態のことを心理学では、「選択的な注意集中」といいます。この状態のときに、潜在意識の奥底にあった記憶や感情を思い出しやすくなります。そして、催眠状態では、自分に対して肯定的な暗示を受け入れやすくなります。その結果、催眠術師による催眠誘導で、今現在に必要な記憶が思い出されたり気付きをえたりします。催眠術にはリラクゼーション効果があると認められています。そのため、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが整い、さらに自己免疫機能の正常化作用もあるといわれています。催眠心理療法とは催眠心理療法(ヒプノセラピー)とは、あなたが本来求める今現在の自分の変化と、今後の未来の姿を変えて成功させるための具体的方法や対策を効果的に身につけさせる方法です。米国などでは、カウンセリングと同様に一般的に広く浸透されている療法です。私たちは、通常の状態では潜在意識にアクセスできません。しかし、あんしん療法における脳科学催眠心理療法などでは、潜在意識にアクセスすることが可能になります。そして、潜在意識下の膨大な情報から、あなたにとって本当に必要な情報だけを汲み上げていきます。その情報の中から、さらにあなたの問題解決や成功を得るための情報だけを獲得して、あなたの自己成長につなげるようにセラピーを進めていきます。潜在意識からの重要なメッセージにより、あなたは多くの「気付きや癒やし」を得ることが可能となり、今までとは違う別の視点から今現在の自分自身の問題点を振り返ることができます。それにより、本来の自分自身に備わっている自信や力を取り戻すことが可能になります。その結果、本当に自分のやりたいことや進みたい道が見つかり、自分自身で問題を解決したり新たな一歩を踏み出したりすることができるのです。催眠心理療法では、あなたの心の悩みや不安、そして悩みやストレス等から出る痛みや不安感、身体の諸症状を脳科学的見地からみたさまざまな方法により問題を解決したり、不安を解消したり軽減させていきます。あんしん療法における催眠心理療法は、その場で痛みを取り除く「あんしん療法」、ミルトン・エリクソン派の催眠療法、傾聴、ブリーフセラピー、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング等により、脳科学の観点から貴方の症状を短時間で解決出来る様にセラピーを進めていきます。催眠心理療法の効果催眠心理療法により、下記のような効果に期待が持てます。(*ただし、効果を約束するものではありません)・痛みや不快な症状の解消・ストレスや不安の解消や軽減・さまざまな悩みの解消や軽減・仕事や友人・恋人・家族関係の悩みの解消・ネガティブ思考や習慣の改善や軽減・過去におけるトラウマの解消や軽減・自信の回復と向上・モチベーションの向上・ダイエット効果と持続・集中力の向上・自己成長の向上・勉強や仕事の向上・さまざまな気付きこのように、催眠心理療法は脳科学や心理学などでさまざまな効果が実際に証明され、現在でも米国や欧米諸国などで広くおこなわれている技術です。近年では、日本でも医療機関など(44病院、病院ナビ参照https://byoinnavi.jp/q02)で精神科疾患の患者さんに対して、催眠療法がおこなわれるようになりました。薬などの西洋医学だけに頼るのではなく、催眠療法などの薬に頼らない療法に注目が集まっています。人間の体は本来、自分自身で治る機能を有しています。あんしん療法では、痛みなどの疾患の早期改善を目指し、早い段階で職場や学校に復帰できるように脳や身体にアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、日々生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。(http://www.ansindo.jp/impression/index.html)

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  • 16 Oct
    • 有痛性三角骨の原因と対処法について

      2017年10月11日にプロ野球球団の日本ハムファイターズが、大リーグに挑戦予定である日本屈指のプロ野球選手の大谷翔平選手が「足関節有痛性三角骨(足関節後方インビンジメント)」の除去手術を受けるという発表をおこないました。プロ野球選手ともなると、足関節に大きな負担がかかるのは言うまでもありません。大谷翔平選手は、「万全の状態で新しいシーズンを迎えるため、公式戦終了直後のこの時期に手術を受けることにしました。自分なりのパフォーマンスを出せるように、手術後はリハビリと練習に努めます。」とコメントしました。有痛性三角骨とは、足首の後ろ側が痛くなるスポーツ障害です。しかし、有痛性三角骨とはどのような障害のことをいうのでしょうか。手術療法以外に、治す方法はないのでしょうか。今回は、有痛性三角骨の原因と対処法について解説します。有痛性三角骨とは足首を痛めた人が「足首の後ろ側に、何か挟まったような感じの痛みを感じる」「足首の後ろ側の奥の方が痛みを感じる」などと訴えることがあります。このように、足首の後ろ側に痛みを感じる場合は、「有痛性三角骨」「足関節後方インピンジメント症候群(三角骨障害)」による疾患の疑いが高いかもしれません。三角骨の症例は、1864年にMartin・Gruber(マーティン・グルーバー)が「Talus secondarius(第二の距骨等)」として、初めて医学会で報告しています。通常、距骨(きょこつ、踵骨(しょうこつ、かかとの骨)の上にある骨)という骨の後ろ側に「ossicle(骨核、二次骨化中心)」という小さな骨が小児期に出現します。この骨は、徐々に距骨と癒合して外側結節になると考えられています。有痛性三角骨障害とは有痛性三角骨障害は、10代半ば頃から多くみられる疾患です。有痛性三角骨は、足首を下方に動かす底屈(ていくつ)動作を頻繁におこなうことにより発症するといわれています。有痛性三角骨は、三角骨やその横を通っている筋肉(長母趾屈筋)に負担がかかるために、患部周辺に炎症が起こり痛みが生じるといわれています。日本では、小学生高学年からスポーツが盛んにおこなわれるため、10代半ば頃からこの疾患が多くみられるのです。有痛性三角骨が多くみられるスポーツは、野球やサッカー、ラグビー、バスケットボール、クラッシックバレエなど、足首を多く使うスポーツです。有痛性三角骨の症状は、足首を多く使う反復運動などをおこなったときに徐々に痛みが生じる場合や、捻挫などで足首を痛めた場合に痛みが生じる場合があります。足首を捻挫した場合は、「距骨後方突起骨折(Shephard’s fracture)」との鑑別が難しいといわれています。有痛性三角骨で痛みが生じる場合は、患者さんはアキレス腱前方に痛みを訴えることが比較的多く、足首を底屈したときに疼痛が生じます。有痛性三角骨の治療有痛性三角骨の基本的治療方法は、保存療法です。具体的には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs) の薬剤による投薬治療です。NSAIDsとは、抗炎症作用や鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の総称のことです。医学的広義では、ステロイドではない抗炎症薬のすべてが含まれています。また、底屈したときに患部に疼痛が生じるため、足首を底屈させないように底屈制限するサポーターを使用したりテーピングで固定したりする方法もおこなわれます。ただし、テーピングやサポーターで、痛みが完全になくなることはありません。他には、局所に対してステロイド剤や局所麻酔薬を注入する治療方法もおこなわれます。ただし、NSAIDsやステロイド剤などは副作用があるため、服用する場合には注意が必要です。大谷翔平選手などのようにスポーツを続ける人は、三角骨を除去する手術療法を受ける人も多いようです。しかし、手術で三角骨を除去したのにもかかわらず、患部周辺に痛みが生じるなど再発することもあります。これらの治療方法以外にも、低周波などの電気治療や患部を温める温熱療法、患部付近をマッサージやストレッチをおこなう方法があります。ただし、無理矢理おこなうマッサージやストレッチは患部を痛める可能性があるため、注意が必要です。あんしん療法による考察有痛性三角骨の主訴は、本来距骨と融合するはずの三角骨が融合せずに、遊離することにより患部に痛みが生じます。そのため、スポーツの強度が増すことで三角骨に負担がかかり、患部に痛みが出ます。もちろん、三角骨を除去する手術療法も有効な治療方法であり、手術しないと痛みが取れないのではと不安に駆られる人もいるでしょう。しかし、たとえ三角骨が遊離していても問題なくスポーツしたり、仕事したりしている人が多くいるのも事実です。さらに、前述したとおり手術して三角骨を除去したのにもかかわらず、痛みが患部に残っていて有痛性三角骨が再発することもあります。ということは、三角骨以外の何らかの原因が考えられることになります。例えば、足首のズレ(転位)や脳の間違った痛みの記憶により、患部に痛みが生じる場合です。大切なことは、三角骨がスポーツや仕事などで痛みが生じない足首の環境を整えてあげることがポイントです。有痛性三角骨は、さまざまな検査や治療方法がありますが、全てが有効なものとはいえません。また、有痛性三角骨による疾患だけでなくどの疾患にもいえることですが、痛みなどの不快な症状が生じる場合には速やかに症状を解消することが重要です。あんしん療法による独自の検査方法や完全無痛で優しい施術は、有痛性三角骨などさまざまな疾患から生じる諸症状のほとんどがその場で変化することに気付きます。http://www.ansindo.jp/impression/index.htmlまた、有痛性三角骨だけに限らず、さまざまな疾患について正しく症状や自分の状態を理解して、適切な処置をおこなうことが重要です。たとえ重度の有痛性三角骨による痛みが生じていたとしても、適切な処置をおこなうことにより早期回復することは可能です。人間の脳や身体は、痛みなどの不快な症状を患部に感じることにより、その周囲を緊張させて患部を守りに入ります。その結果として、さらに患部に強い痛みやしびれなどの不快な症状を感じるのです。あんしん療法による完全無痛の優しい施術は、安心感を与える信号を脳に送るため、脳から身体に対して緊張を解く信号が送られて身体の緊張を解除します。その結果、その場で痛みの変化を、自分自身で理解することが可能になります。重度の有痛性三角骨による静止時や動作時の痛みも、ほとんどの場合がその場で身体の変化を理解できます。有痛性三角骨の症状が生じた後に、1ヶ月以上も経過して痛みが減らない場合には、現在おこなっている治療方法が間違っている可能性が高いといえます。身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれた治療方法に対して身体を守るため、身体に防御命令を発動します。これが、いわゆる「揉み返し」です。その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛む状態が長く続くと考えられます。痛みをともなう無理なマッサージやボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。こうした療法を受けるには、注意が必要です。あんしん療法では、施術後に日常生活なアドバイスなどもおこないます。それは、良くなったのにも関わらず、仕事や練習後にまた痛みが戻ることがあるためです。脳は、第一に身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた間違った姿勢や動き方を再度おこなうことにより、痛みが戻ることがあるのです。よって、あんしん療法では姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、個人個人に対して効果的なアドバイスをおこないます。もちろん、どのような疾患でも、治る過程・スピードに違いがあります。しかし、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、脳の内部表現変換がおこなわれて健康改善する可能性は十分にあります。あんしん療法では、痛みなどの疾患の早期改善を目指し、早い段階で職場や学校に復帰できるように脳や身体にアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、日々生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。(http://www.ansindo.jp/impression/index.html)

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  • 10 Oct
    • 激痛を伴う腰椎椎間板ヘルニアの原因と治療法

      ある日突然、腰に激痛が走って動けなくなることがあります。あまりの痛さに身動きできず、何もできなくなる。このような状態の腰痛は、「腰椎椎間板ヘルニア」の疑いがある可能性があります。腰椎椎間板ヘルニアになると、腰に激痛が走るだけでなく、お尻から足の指先まで痛みやしびれなどが生じることもあります。腰椎椎間板ヘルニアの原因はどのようなものがあるのでしょうか。今回は、激痛を伴う腰椎椎間板ヘルニアの原因と治療法について解説します。腰椎椎間板ヘルニアとは身体の真ん中には背骨が位置しています。背骨は一つの骨ではなく、頸椎や胸椎、腰椎、仙骨で構成されています。一つ一つの背骨のことを「椎骨(ついこつ)」といいます。その椎骨と椎骨の間には、「椎間板(ついかんばん)」と呼ばれる柔らかい軟組織でできています。椎間板は、中央に「随核(ずいかく)」と呼ばれる軟組織と、随核を覆う「繊維輪(せんいりん)」と呼ばれるやや硬い組織で構成されています。腰椎椎間板ヘルニアになるには、何らかの原因があります。私たちは、通常日中勉強や仕事をおこない、夜に寝る生活パターンを送っています。ところが、勉強や仕事を頑張りすぎたり、スポーツや事故などで腰を痛めたりすることにより、椎間板が潰れてきます。椎間板が潰れると、繊維輪に裂け目ができて、中の随核が本来の場所から外側に飛び出てきます。その随核は、神経根や馬尾神経神経(ばびしんけい)を圧迫して、神経が炎症をおこすために激痛が走ります。この状態のことを「椎間板ヘルニア」といいます。ヘルニアとは、ドイツ語で「飛び出た」という意味です。椎間板ヘルニアは、20歳~40歳の比較的若い人に多くみられるようですが、10代や50代以上の人にもみられる疾患です。どの年代でもそうですが、特に活動性の高い男性に多くみられる疾患です。腰椎は、第1腰椎から第5腰椎まであり、その腰椎椎骨の間に椎間板が存在します。私たちが生活する中で、日頃から大きく負担がかかる椎間板の箇所は、第4腰椎と第5腰椎の間にある椎間板です。他には、第5腰椎と仙椎の間にある椎間板にも大きく負担がかかり、この2カ所が腰椎椎間板ヘルニアを発症する頻度が高くなります。椎間板ヘルニアの原因椎骨と椎骨の間には椎間板という軟組織があり、椎間板があることにより私たちの身体は、さまざまな衝撃に対して耐えられる身体を維持することができます。椎間板がなければ、さまざまな衝撃を受けて椎骨が骨折したり、椎骨にヒビが入ったりして背骨を痛めてしまいます。そんな素晴らしい役目をおこなっている椎間板ですが、実は椎間板は10歳を超えたあたりから老化が始まります。それは、この頃からスポーツや重たい物を持つなど、椎間板に強い負荷がかかってくるからです。スポーツや重たい物を持つこと以外にも、勉強や仕事などの社会的ストレスや精神的ストレス、遺伝、喫煙、禁煙なども深く関与しているといわれています。椎間板ヘルニアの検査椎間板ヘルニアの検査は、最初に患者さんの訴える症状を元に問診や動作の視診をおこないます。また、痛みやしびれなどの確認や触診などの検査をおこないます。ただし、これらの検査だけでは、ヘルニアの診断を下すことができません。椎間板ヘルニアは、MRI検査などによる画像を観て診断をおこないます。ちなみに、椎間板ヘルニアはX線検査では確認できません。ただし、椎骨と椎骨の間がかなり狭くなっている場合には、椎間板ヘルニアを疑うことができます。椎間板ヘルニアを確認する有用な手段は、MRI検査をおこなうことです。MRI検査は、脊柱管や椎間板ヘルニアの突出した状態がはっきり確認できるため、非常に有効な検査方法になります。また、検査では、CT検査や神経根造影検査、脊髄造影検査、椎間板造影検査などをおこなう場合もあります。また、問診や画像検査の他に、アキレス腱反射や膝蓋腱反射テスト、筋力テスト、腰椎4番と5番(L4,L5)と仙椎1番(S1)の知覚テストなどで、神経学的な診断方法を用いて診断をおこないます。一般的な椎間板ヘルニアの治療椎間板ヘルニアの治療は、大きく分けると手術をする方法と手術をしない方法に分かれます。手術をしない方法のことを「保存療法」といいます。保存療法には、薬剤による投薬治療や理学療法、安静療法などがあります。保存療法について下記に解説します。薬剤による投薬治療薬剤による投薬治療には、飲み薬を服用する場合と、注射により痛みを遮断する方法があります。飲み薬を服用する場合には、非ステロイド抗炎症薬が多く使われます。腰椎椎間板ヘルニアにより患部に痛みが生じると筋肉が緊張して硬くなるため、筋弛緩剤を抗炎症薬と一緒に処方する場合もあります。注射により痛みを遮断する方法は、ヘルニアになっている箇所に直接注射で薬を注入します。注射は、神経根に注射することを「神経根ブロック」、硬膜外に注射することを「硬膜外ブロック」といいます。注射に使用される薬剤は、局所麻酔剤やステロイド剤などです。これらのブロック注射は、比較的長期にわたり痛みを緩和することができますが、根本的に痛みの原因となるヘルニアを解消したわけではありません。椎椎間板ヘルニアは、根本的な原因を解消することが重要です。理学療法理学療法は主に、マッサージや鍼治療などをおこないます。マッサージは、筋肉の張りやコリなどをほぐして血行を良くするといわれています。しかし、マッサージは筋肉を揉むため、逆に筋肉が張る場合があるため注意が必要です。また、ヘルニアが原因の場合には根本的な原因を取ることができないため、あくまで対処療法の一環としておこなわれます。鍼治療は、針を経絡(けいらく、ツボ)に刺して筋肉に刺激を与える方法です。ヘルニアは鍼治療で針を刺す場所よりも深い位置で起こるため、根本的な原因の解消にはなりません。鍼治療も、マッサージと同様に痛みの緩和のための対処療法の一環として考えるべきです。手術療法腰椎椎間板ヘルニアの手術は、大きく分けて「直視下」「顕微鏡下」「内視鏡下」の方法があります。字のごとく、患部をどのように見て手術するかという違いです。どの手術でも、突出した椎間板ヘルニアを切り取る手術です。また、レーザーをヘルニアに照射させる手術方法もあります。直視下や顕微鏡下による手術では、背中を10cm程度切り開いて脊髄や神経根などを避けながらヘルニアを除去します。これらの手術で、最も一般的な手術方法が「ラブ法」です。しかし、手術器具などが脊髄や神経根に触れて後遺症が残る場合もあります。これらの手術方法では全身麻酔を施すため、心臓病や糖尿病、人工透析を受けている患者さんにはリスクが大きくなります。手術も大がかりで、手術後は1週間は安静にしている必要があります。安静後、1ヶ月のリハビリや入院が必要になります。また、手術根も大きく残ることが多いため、これらの手術にはデメリットがあるといえます。これに対し、内視鏡下による手術方法では、背部を3~4cm程度しか切り開きません。さらに、顕微鏡や内視鏡を患部に挿入して手術をおこなうため、出血も少なく手術後の手術根も小さくなるというメリットがあります。ただし、全ての医師が内視鏡下の手術ができるわけではありません。また、腰椎椎間板ヘルニアの状態により内視鏡下から直視下手術に変更する場合もあります。尚、これらの手術をおこなっても、手術後に再度ヘルニアが突出して再発することもあります。他にも、ヘルニアを大きく削ることにより、椎間板が背骨のクッションの役割を果たせずに痛みが生じる場合もあります。レーザー照射による治療は、新たな椎間板ヘルニアの手術方法として注目されています。あんしん療法による考察また、腰椎椎間板ヘルニアだけでなくどの疾患にもいえることですが、痛みやしびれなどの症状が生じる場合には速やかに症状を解消することが重要です。あんしん療法の場合には、独自の検査方法や完全無痛で優しい施術により、寝違えなど諸症状のほとんどがその場で変化することに気付きます。http://www.ansindo.jp/impression/index.htmlまた、腰椎椎間板ヘルニアだけに限らず、さまざまな疾患について正しく自分の症状や状態を理解して、適切な処置をおこなうことが重要です。たとえ腰椎椎間板ヘルニアのような重症な疾患でも、適切な処置をおこなうことにより早期回復することは可能です。人間の脳や身体は、痛みなどの不快な症状を患部に感じることにより、その周囲を緊張させて患部を守りに入ります。その結果として、さらに患部に強い痛みやしびれなどの症状を感じるのです。あんしん療法による完全無痛の優しい施術は、安心感を与える信号を脳に送るため、脳から身体に対して緊張を解く信号が送られて身体の緊張を解除します。その結果、その場で痛みの変化を、自分自身で理解することが可能になります。重度の腰椎椎間板ヘルニアによる静止時や動作時の痛みも、ほとんどの場合がその場で身体の変化を理解できます。腰椎椎間板ヘルニアの症状が生じた後に、1ヶ月以上も経過して痛みが減らない場合には、現在おこなっている治療方法が間違っている可能性が高いといえます。身体は、マッサージや指圧、ストレッチボードによるストレッチ、アイシング、湿布、痛み止め、電気治療(ドップラー波電療法、干渉波など)インソール(ヒールカップなど)の治療方法をときに強制力と感じて、脳が身体を緊張させて守るために痛みが出ている可能性があります。これらの治療方法は、あんしん療法の施術を受けに来られた患者さんから問診で聴いたものによる治療法であり、今まで受けていた治療方法です。身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれた治療方法に対して身体を守るため、身体に防御命令を発動します。これが、いわゆる「揉み返し」です。その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛む状態が長く続くと考えられます。痛みをともなう無理なマッサージやボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。こうした療法を受けるには、注意が必要です。あんしん療法では、施術後に日常生活なアドバイスなどもおこないます。それは、良くなったのにも関わらず、仕事や練習後にまた痛みが戻ることがあるためです。脳は、第一に身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた間違った姿勢や動き方を再度おこなうことにより、痛みが戻ることがあるのです。よって、あんしん療法では姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、個人個人に対して効果的なアドバイスをおこないます。もちろん、どのような疾患でも、治る過程・スピードに違いがあります。しかし、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、脳の内部表現変換がおこなわれて健康改善する可能性は十分にあります。あんしん療法では、痛みなどの疾患の早期改善を目指し、早い段階で職場や学校に復帰できるように脳や身体にアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、日々生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。(http://www.ansindo.jp/impression/index.html)

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    • 寝違えによる首の痛みの原因と対策について

      よく寝たはずなのに、なぜか朝目覚めたら首が痛くなっている。誰しも、このような「寝違え」の経験が1度はあるのではないでしょうか。一度、寝違えにより首が痛くなると、勉強や仕事に差し支えて大変なものです。寝違えは、放っておけば徐々に良くなるものですが、なかなか痛みが治まらないこともあり、とてもやっかいな疾患です。寝違えになると、誰でも早く痛みを取りたいと願います。ところが、整体などで揉んだりボキボキされて、余計にひどくなったりすることもあるようです。今回は、寝違えによる首の痛みの原因と対策について解説します。http://www.ansindo.jp/column/np2/あんしん療法による寝違えの考察どのような疾患にもいえることですが、痛みなどの不快な症状を感じるときには、速やかなに症状を解消することが大切です。ただし、寝違えの症状のように、1週間~2週間程度安静に待たなければいけないことは苦痛であり、勉強や仕事にも差し支えます。脳科学療法である「あんしん療法」による完全無痛で優しい施術により、寝違えなどの諸症状のほとんどがその場で変化することに気付きます。http://www.ansindo.jp/impression/index.htmlまた、寝違えだけに限らず、さまざまな疾患について正しく自分の症状や状態を理解して、適切な処置をおこなうことが重要です。もちろん、治るスピードは疾患の重症度や患者さんの生活習慣にもよりますが、寝違えで何週間も痛みを抱えることはありません。適切な処置をおこなうことにより、早期回復することは可能です。人間の脳や身体は、痛みなどの不快な症状を感じることにより、その周囲を緊張させて患部を守ります。その結果として、さらに患部に強い痛みを感じるのです。あんしん療法による完全無痛の優しい施術は、脳に安心感を与える信号を送るため、脳からの信号により身体の緊張を解いて身体の緊張を解除します。その結果、その場で痛みの変化を、自分自身で理解することが可能になります。寝違えによる静止時や動作時の痛みも、その場で身体の変化を理解できます。寝違えの痛みが生じた後に、1ヶ月以上も経過して痛みが減らない場合には、現在おこなっている治療方法が間違っているといえます。身体は、マッサージや指圧、ストレッチボードによるストレッチ、アイシング、湿布、痛み止め、電気治療(ドップラー波電療法、干渉波など)インソール(ヒールカップなど)の治療方法をときに強制力と感じて、脳が身体を緊張させて守るために痛みが出ている可能性があります。これらの治療方法は、あんしん療法の施術を受けに来られた患者さんから問診で聴いたものによる治療法であり、今まで受けていた治療方法です。さらに、患者さんは「いろいろな病院や整骨院、整体、マッサージなどに通いましたが痛みが取れませんでした。」といわれます。身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれた治療方法に対して身体を守るため、身体に防御命令を発動します。これが、いわゆる「揉み返し」です。その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛む状態が長く続くと考えられます。痛みをともなう無理なマッサージやボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。こうした療法を受けるには、注意が必要です。あんしん療法では、施術後に日常生活なアドバイスなどもおこないます。それは、良くなったのにも関わらず、仕事や練習後にまた痛みが戻ることがあるためです。脳は、第一に身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた間違った姿勢や動き方を再度おこなうことにより、痛みが戻ることがあるのです。よって、あんしん療法では姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、個人個人に対して効果的なアドバイスをおこないます。もちろん、どのような疾患でも、治る過程・スピードに違いがあります。しかし、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、脳の内部表現変換がおこなわれて健康改善する可能性は十分にあります。あんしん療法では、痛みなどの疾患の早期改善を目指し、早い段階で職場や学校に復帰できるように脳や身体にアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、日々生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。(http://www.ansindo.jp/impression/index.html)

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  • 03 Oct
    • 日本人の1000万人が疑われる糖尿病の原 因と治療方法について

      日本経済新聞によると、厚生労働省がおこなった国民健康・栄養調査で「糖尿病が強く疑われる患者」が2016年に推計1000万人に上がったと報告がありました。国民健康・栄養調査で初の1000万人を超える数字となりました。この調査によると、前回調査(2012年)から約50万人の人が糖尿病患者として強く疑われています。糖尿病が悪化することにより、人工透析などの高額な医療費がかかるため、自治体など関係省庁の糖尿病の重症化予防対策が急務となります。しかし、なぜ日本人は糖尿病患者の数が増加傾向にあるのでしょうか。今回は、日本人の1000万人が疑われる糖尿病の原因と治療方法について解説します。糖尿病調査結果前述した国民健康・栄養調査は、厚生労働省が「健康増進法」という法律に基づき毎年実施している調査です。この調査による項目は幅広く、健康に関係する飲酒や喫煙の他、睡眠や運動、食事、身体的データなどがあります。糖尿病の患者数の推計は、約4年~5年毎に実施調査しているようです。2016年には、約2万4千世帯を対象にして同調査を実施しました。糖尿病の調査は、このうち20歳以上の約1万1千人に対して、過去1ヶ月~2ヶ月の血糖状態を示す「ヘモグロビンA1c」を測定しました。この測定により、糖尿病が強く疑われる患者や、検査結果の値が正常と異常の間にあるために「糖尿病患者である可能性を否定できない」いわゆる糖尿病患者予備軍として当てはめて推計したものです。厚生労働省が「糖尿病の患者推計」を始めたのは1997年で、この時には約690万人という推計が発表されました。その後、糖尿病患者の数は右肩上がりで推計され、日本人の高齢化とともに運動不足や食生活の変化・乱れなどで肥満が増えていることも糖尿病患者数増加の原因とされています。厚生労働省が発表した糖尿病の患者数は、患者全体の約12.1%になります。糖尿病患者は、男性は50代で12.6%ですが、60代から21.8%、70歳以上で23.2%と年齢を重ねるたびに増える傾向があります。糖尿病患者の女性の割合は、50代では6.1%と男性よりも低いのですが、60代に入ると12.0%、70歳以上で16.8%と一気に10%台に増加します。統計では糖尿病患者のうち、治療を受けている人は男性78.7%で、女性は74.1%となります。糖尿病患者は高齢化とともに増加傾向にありますが、患者の中には自覚症状がない人も多くいるといわれています。ちなみに糖尿病予備軍の割合は、2007年の1320万人をピークに少しずつ減少傾向にあります。厚生労働省の調査結果では、2016年は2012年よりも100万人少ない1千万人と推計しています。ただし、2007年から減少傾向にあるとはいえ、2012年と比べると糖尿病予備軍は50万人も増加しています。糖尿病の原因として挙げられるのが「体重増加」であり、1950年から2010年までの体重増加率は25.9%にもなります。諸外国の人の体型と日本人の体型を比べると、日本人はスリムな人が多いといえます。しかし、統計からも分かるとおり、昔と比べると確実に体重は増加傾向にあります。もちろん、肥満などで内臓脂肪量が増えてメタボになり、糖尿病になることはよく知られた事実です。ただし、日本人の糖尿病罹患率は、メタボではない人(つまり痩せている人)が約6割を占めています。糖尿病のメカニズム身体のエネルギー源はブドウ糖であり、血液中のブドウ糖をエネルギーとして体内に取り込みます。そのためには、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンが不可欠になります。インスリンは、血中の糖濃度を下げる唯一のホルモンです。しかし、インスリンの働きが悪くなると血糖値が上昇します。そして、血糖値が上昇した状態が長く続く状態のことを「糖尿病」といいます。糖尿病は、インスリンの分泌能力が低下するか、インスリンに対する細胞の感受性が悪化することにより発症します。糖尿病はいくつかのタイプに分けられます。糖尿病の1割弱は「1型糖尿病」で、自己免疫異常やウイルス感染によりβ細胞が破壊されて起こるなど、遺伝的要因が強いタイプのものです。1型糖尿病と違い、糖尿病の代表的なタイプのことを「2型糖尿病」といいます。例えば、「インスリン分泌障害」といってインスリンの分泌量低下が原因の糖尿病や、インスリンに対する反応性の低下が原因による「インスリン抵抗性」の糖尿病などがあります。これらのタイプの糖尿病には、複数の遺伝因子が関与しているといわれています。ただし、インスリン抵抗性には、運動不足や過食、ストレス、肥満などの生活習慣的要因や加齢なども深く関与しているといわれています。糖尿病が怖いのは、重症化するまでほとんど自覚症状がない点です。糖尿病に気付いたときには、多く場合で合併症が進行している状態になっています。体内で高血糖の状態が続くことにより、血管壁が傷ついてさまざまな合併症が出ます。例えば、糖尿病により失明や慢性腎不全になることがあります。他にも、腎症や網膜症、神経障害などが起こり、ひどくなると足が壊疽(えそ)を起こして切断しなければいけないケースもあります。糖尿病による合併症は、糖尿病神経障害や糖尿病網膜症、糖尿病性腎症などがあります。これらの疾患は、糖尿病の初期段階ではわからないことが多いようです。知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授は、糖尿病は歯周病とも関連があるといいます。糖尿病になると歯周病になったり、歯周病になると糖尿病の症状が悪化したりするそうです。糖尿病と歯周病には、5つの共通事項があるそうです。例えば、どちらの疾患も初期に顕著な自覚症状がなかったり罹患率が高い、生活習慣病、慢性疾患、病気進行のメカニズムが似ていたりするなどの点が挙げられます。歯周病が重症化することにより、歯周病の原因となる細菌と戦おうとする「TNF-α」というたんぱく質が出されます。しかし、「TNF-α」はインスリンの働きを悪くするため、結果として血糖値のコントロールも悪化すると野口教授はいいます。糖尿病を発症したり悪化させたりしないためにも、食事後はしっかりと歯磨きをおこない、口内を清潔に保つことも重要です。また、妊娠中に起こる「妊娠糖尿病」についても注意が必要です。子供のためといって、必要以上にカロリーを摂取することにより、糖尿病には至らない高血糖状態になってしまうことです。このような状態になると、お腹の子供に大きな悪影響を及ぼすことがあるので、カロリーの必要以上の摂取には気をつけましょう。糖尿病の増加原因前述したとおり、糖尿病になる原因として「体重増加」が挙げられますが、体重だけが原因ではありません。例えば、糖尿病になる原因のひとつに「タバコ」があります。タバコと糖尿病に関するさまざまな調査結果がありますが、1日に吸うタバコの本数が多ければ多いほど、糖尿病になる確率が高いことがわかっています。参考として、糖尿病になる原因についていくつか解説します。タバコによる糖尿病発症リスクタバコは、1日に吸う本数が多ければ多いほど、糖尿病になりやすいとさまざまな研究機関で発表されています。つまり、禁煙やタバコの本数を減らすだけで、糖尿病になるリスクを低下させることができます。よく、禁煙すると口が寂しくなり、感触が増えるため血糖値が上がると心配になる方がいます。しかし、これは一時的なものであり、総合的に考えるとタバコを吸わないメリットの方が吸うデメリットよりも明らかに大きくなります。非喫煙者の糖尿病発症リスクを1とすると、1日20本以上吸う喫煙者の糖尿病発症リスクは1.61倍になると厚生労働省は警告します。(2017年9月29日更新)1日20本未満では、喫煙者の糖尿病発症リスクは1.44倍です。糖質・炭水化物の過剰摂取による糖尿病発症リスク日本人の主食は米です。しかし、近年の食の欧米化が進み、パンやパスタ、麺類などの炭水化物も多く摂取する機会が増えました。これらは、全て炭水化物です。炭水化物を多く取り過ぎることにより、血糖値が上昇します。なぜなら、炭水化物は消化されると糖質に変わるためです。急激に血糖値が上昇すると、膵臓に負担がかかります。炭水化物の中でも、前述したパンやパスタ、麺類などは、急激に血糖値が上昇します。白米も同様です。炭水化物の他にも、砂糖や果糖、ブドウ糖などを多く取り過ぎることも糖尿病発症リスクの原因になるといわれています。例えば、ケーキやお菓子類、ジュースなどには、とても多くの糖質が含まれています。糖質は、消化する必要がないため、体内に一気に吸収されるために血糖値が上昇して膵臓に負担がかかります。ジュース類などの依存者も多く、ジュース類を手放せない人のことを「ペットボトル症候群」といいます。ペットボトル症候群は、特に若者に多いようです。肥満やまとめ食いによる糖尿病発症リスク肥満になると、体内血糖値を下げるために大量のインスリンが必要となります。そのため、膵臓に大きな負担がかかります。肥満だけでなく、まとめ食いをする人も、糖尿病発症リスクが大きいといわれています。食事で一気にまとめ食いをすることにより、血糖値が一気に上がるので、膵臓に大きな負担がかかります。また、食事の順番も関係しています。炭水化物や糖質を最初に取り過ぎると、血糖値が一気に上がります。そのため、食事の最初には野菜を十分に摂取してからたんぱく質である肉や魚を食べ、最後に炭水化物を摂取することが望ましいといわれています。運動不足による糖尿病発症リスク日本人の体質は、糖尿病になりやすい体質といわれています。糖尿病が発症する原因は、膵臓から分泌されるインスリンの量が減ることです。私たち日本人や多くのアジア人は、インスリン分泌量が欧米人の半分程度という統計があります。にもかかわらず、日本人の食生活が欧米化して肉食や糖質を多く摂取する機会が多くなっているために、糖尿病発症リスクが高くなっているようです。このため、日本人はあまり太っていなくても、糖尿病になりやすいといわれています。また、現代人は昔の人と比べると、運動不足傾向だといえます。現代では、自動車やエレベーター、エスカレーターなどの交通・公共機関などの発達でインフラが整備され、あまり身体を動かす機会がありません。身体はとても楽なのですが、こうした現状から現代人の運動不足に拍車がかかり、糖尿病になる原因の一因になっているといえます。また、高齢になるほど身体の筋肉量が減り内臓脂肪が増えるため、インスリンの働きが悪化することも糖尿病の原因となります。インスリンの働きが悪くなると、血糖値が上昇します。加齢により、膵臓からインスリン分泌量が減ることも糖尿病の原因となります。糖尿病の予防法前述したとおり、糖尿病になる原因にはさまざまなものがあります。日本人の糖尿病患者の約95%が2型糖尿病といわれ、運動不足やタバコ、肥満、ストレス、暴飲暴食などが糖尿病の原因といわれています。糖尿病における治療や予防の基本は食事療法といわれています。糖尿病の治療方法や予防法について解説します。食事療法糖尿病を治療する基本は、なんといっても食事療法です。なぜなら、2型糖尿病の原因は、炭水化物や糖質などの過剰摂取によりインスリンが必要となり、膵臓に負担がかかるためです。前述したとおり、私たち日本人やアジア人のインスリン分泌量は、欧米人の半分程度といわれています。それにもかかわらず、食事は欧米化しているために、体内での糖分処理が追いつかず血糖値が上がり膵臓に負担がかかるのです。この状態が長く続けば、当然膵臓からのインスリンを分泌する力が衰えていきます。そのため、血糖値が高く上がり過ぎるような、必要以上のカロリー摂取を控える必要があります。食事は、1日に必要なバランスが取れた栄養摂取を心掛けることが大切です。前述したとおり、食事の最初には野菜を十分に摂取して、その後にたんぱく質である肉や魚を食べ、最後に炭水化物を摂取することが血糖値を上げない理想的な方法だといわれています。厚生労働省が発表する1日野菜必要摂取量は、350g以上です。このうち、緑黄色野菜を120g以上摂取することを勧めています。また、体内における「アディポネクチン」という物質を増やすことは、2方糖尿病の予防に役立つとして注目されています。アディポネクチンは、食物繊維を多く含む海藻類や青魚、大豆、マグネシウムを多く含んだ食品(海藻類や豆類)を摂取するといいようです。もずくやめかぶ、わかめなどの海藻類に含まれるネバネバ成分のことを「フコイダン」といいます。フコイダンには、コレステロールを体外に排泄して、血糖値を下げる効果があるといわれています。また、アディポネクチンを増やす方法は、これらの食品を摂取するとともに、オスモチンという物質を含む果物や野菜などの食品を摂取したり禁煙したりすることが良いとされています。他にも、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが糖尿病発症リスクを抑えるといわれています。ただし、糖質が多く含む甘いチョコレートではなく、カカオポリフェノールが多く含まれているチョコレートを摂取することが大切です。他に、みかんに含まれる「βクリプトキサンチン」という色素や、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」にも糖尿病発症リスクを抑える働きがあるといわれています。また、「タウリン」を多く含む食品には、膵臓機能を高めてインスリンの分泌量を高める作用があるといわれています。タウリンは、イカやタコ、貝類などに多く含まれています。逆に、血糖値を上げる食材は、炭水化物やお酒、ブドウ糖などです。お酒を飲むと食欲が増すのは、血糖値が下がるからです。食事で血糖値を抑える食べ方血糖値を抑える食品や食べる順番は前述したとおりですが、血糖値を抑える食べ方も大切です。血糖値を抑える食べ方は早食いをせずに、食品を口に運んだ後に1口30回噛むと良いとされています。早食いをすると、インスリンの分泌が間に合いません。そのため、急激に血糖値が上昇してしまいます。ゆっくりよく噛んでご飯を食べることにより、急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。また、食後1時間以内に入浴や運動をおこなうことにより、血糖値の上昇を抑えることが可能になります。これは、入浴や運動で汗をかくことにより、エネルギーとして当分が消費されるからです。運動療法糖尿病の予防には食事療法は重要ですが、食事療法と同時に運動することも大切です。年とともに運動する機会が減ることが多くなりがちですが、運動をしないと筋肉量が減るため、体重が少なくても脂肪量が多い身体に変化していきます。こうした状態のことを「隠れ肥満」といいます。隠れ肥満になることにより基礎代謝が減るため、運動をせずに昔と同等の食事を摂取していると、余分なカロリーが脂肪として体内に蓄えられることになります。運動することは、中性脂肪を減らしたり筋肉量増が加して基礎代謝が上がったりするため、糖尿病発症リスクを抑えることにつながります。運動といっても激しく運動をおこなわないといけないわけではありません。例えば、たった3分間だけでも身体を動かすことにより、筋肉中の酵素である「AMPキナーゼ」が活性化するため糖尿病予防につながります。以前は、体内の脂肪を燃焼させるには、最低20分以上の有酸素運動が必要とされてきました。しかし、近年の調査結果では、もう少し時間の短い運動量でも中性脂肪値が減ることがわかりました。例えば、自転車こぎ運動を1日の中で3分間10回おこないます。連続でおこなうわけではありません。間を置いて、自転車こぎ運動をおこなうだけです。この運動の次の日に、脂肪を多く含む食品を摂取して中性脂肪値を検査したところ、運動しない場合と比較して中性脂肪値が下がっていたそうです。これは、運動後1日たっても、体内に(主に筋肉)しぼうが貯まりにくくなっていたことになります。つまり、体内では少しの運動量でもAMPキナーゼが活性化されて、糖や脂肪を効率よく燃焼してエネルギーに変えているのです。この効果は、インスリンと同じくらい強力な効果だといわれています。また、週にたった7分間の運動だけでも、体内の血糖値を下げるインスリンの働きを改善する効果があるそうです。まったく運動をおこなわないよりは、少しだけでも運動をおこなうことにより、血糖値が改善されるのです。血糖値を下げる運動は、大腿筋など大きな筋肉を動かすことが体内のエネルギーを多く消費することにつながります。従って、早歩きや軽いスクワットなどで、大腿筋をたくさん動かすようにすることがポイントです。糖尿病を改善する睡眠睡眠不足になると、身体にはさまざまな悪影響が起こるといわれています。現代人は、勉強や仕事などで睡眠不足に陥りやすい傾向があります。睡眠不足になると、基礎代謝が落ちて肥満になるなど、糖尿病発症リスクが高くなることが考えられます。ある研究発表によると、徹夜をする子供は、糖尿病発症リスクが高まるといいます。この研究発表では、睡眠時間を毎日6時間とったり、いつもより1時間多くとったりすることにより、インスリン抵抗性が9%改善されたという結果がでました。また、糖尿病の治療と同時に不眠治療をおこなうと糖尿病が改善されて、血糖値や動脈硬化などの血管障害も予防できる可能性があるといわれています。このように、日本人の1000万人が疑われる糖尿病ですが、普段の生活習慣を改善することにより多くの糖尿病は防ぐことが可能です。怠惰な生活習慣を改善して、健康で明るい生活を送りましょう。

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  • 21 Sep
    • 小学校の中・高学年から起こるオスグッド・シュラッダー病とは

      小学校の中・高学年からスポーツをおこなっている子供さんで、膝に痛みを強く感じることがあります。この痛みのことを「オスグッド・シュラッダー病」といいます。小学校の中・高学年からクラブ活動に行く機会が増える機会も多くなります。すると、なぜか足の痛みなどを訴えるお子さんが多くなります。なぜ、この時期から膝に痛みがでるのでしょうか。それは、小学校の中・高学年かという身体ができていない子供さんが頑張りすぎて膝に負担がかかりすぎるからです。そのため、膝の痛みを訴えるお子さんが増えるのです。今回は、子供に多いオスグッド病原因と治療法について解説します。オスグッド病とはオスグッド・シュラッダー病は、約10歳~15歳くらいの小学生や中学生、高校生に多くみられる疾患です。膝の症状も様々ですが、お皿の下にあるポコッとした骨(脛骨結節)が、激しいスポーツをおこなうことにより少しずつ前方に出てきて膝に痛みが走ります。オスグッド・シュラッダー病は、バレーボールやサッカー、バスケットボール、野球など、飛んだり跳ねたりして膝に多くの負担がかかるスポーツをする子供に多い疾患です。一般的には、成長痛やスポーツ障害ともいいます。この疾患になると、脛骨結節が前に出てくるため、運動時や押したりすると激痛でスポーツができなくなります。また、腫れや熱感もでる場合も多くあります。多くの場合は、脛骨結節付近が硬く盛り上がるような状態になります。この疾患は、スポーツを休んでいるときには痛みがなくなりますが、スポーツを再開すると再度痛みが生じます。オスグッド・シュラッダー病の症状は様々ですが、ひどくなると脛骨結節の骨が剥離(骨が剥がれる)します。剥離は、レントゲン検査でわかります。オスグッド・シュラッダー病の原因膝の周囲は、4つの骨で形成しています。足全体の上から、太ももの大腿骨(だいたいこつ)とお皿の膝蓋骨(しつがいこつ)があります。膝下の骨には、お皿の下から大きな脛骨(けいこつ)と脛骨の外側にある腓骨(ひこつ)があります。膝関節の筋肉は、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)が、お皿(膝蓋骨)を介して、すねの骨(脛骨粗面)までつながっています。お皿(膝蓋骨)から脛骨にかけて、膝蓋腱(しつがいけん)という腱があります。スポーツで、太ももの大きな筋肉である大腿四頭筋が、収縮・進展(伸びたり縮んだり)することで、膝に大きな負荷がかかります。実は、お皿の下にある脛骨という骨は、小学校の中・高学年代ではまだまだ成長過程で、完全な骨でなく軟骨のような柔らかい状態です。さらに、大腿四頭筋(膝蓋腱)と脛骨結節の付着部ももろい状態です。従って、あまりに強い負荷が膝にかかると、脛骨付近の骨が前方に出てきたり付着部が剥がれたりしてしまいます。こうした原因により、オスグッド・シュラッダー病が発症します。一般的なオスグッド・シュラッダー病の治療法一般的なオスグッド・シュラッダー病の治療方法について説明します。第一の治療方法として、膝が痛む場合にはスポーツを控えるように病院で指導されます。なぜなら、成長期の一過性の疾患なので、病院では「成長が終われば多くの場合は治癒する」と説明されることが多いようです。膝の炎症が強い場合には、非ステロイド消炎剤含有の湿布や軟膏の使用します。また、膝にアイシングをおこなうなどして、膝の炎症症状を鎮める治療方法をおこなうこともあります。他にも、脛骨粗面への緊張や痛みを軽減する目的で、オスグットバンドの装着こともあります。最終的に、骨の剥離がひどい場合には、遊離した骨を除去する手術をおこなう場合もあります。一般的なオスグッド・シュラッダー病の予防法一般的なオスグッド・シュラッダー病の予防法は、治療方法と同様に、第一にスポーツを控えるようにします。痛みが強い場合には、無理なストレッチは避けます。予防法として、運動後にアイシングをしっかりとおこないます。また、子供の状況を指導者がチェックして、時々スポーツを休ませることも必要です。また、お風呂にゆっくり入り、太ももや膝付近の筋肉をマッサージして筋肉の疲れを取ることもおこないます。ただし、あんしん療法の観点からすると、お風呂の中でもマッサージは良いとはいえません。身体を揉むことは、脳は危険に感じるため、痛みが強くなるおそれがあります。あんしん療法におけるオスグッド・シュラッダー病の施術一般的なオスグッド・シュラッダー病の治療方法や予防法を解説しましたが、多くの場合がスポーツを休んだり控えたりすることだけです。しかし、試合に出て活躍したい子供に、長期間休ませることはかわいそうなことです。どのような疾患にもいえることですが、痛みや張りなどの身体の不調を感じたときには、できるだけ早く痛みを取り除くことが大切です。「成長が終わるまで良くならない」と、諦める必要はありません。「あんしん療法」の施術を受けると膝の痛み(オスグッド・シュラッダー病・変形性膝関節症等)は、ほとんどその場で痛みが軽減されます。大切なことは、オスグッド・シュラッダー病をはじめ、「その疾患を正しく理解して、適切な処置をおこなうことにより脳と身体が反応して健康改善する」ということを知っていただくことです。もちろん、オスグッド・シュラッダー病など膝の疾患の重傷度や、その人の治癒力や施術へどれだけ専念できるかなどにより、改善するまでの期間は人それぞれですが、オスグッド・シュラッダー病で何ヶ月や何年も痛みを抱えることはあり得ません。ほとんどの場合は、数回程度で施術が終わります。オスグッド・シュラッダー病の一般的な治療は、「時間がたてば良くなるから。」と、痛みを放置して休むだけの方法だったり、痛み止めやストレッチなどの治療をおこなったりする場合が大半です。こうした治療方法でも、痛みが軽減して改善すればいいのですが、いつまでも改善がみられない場合には、治療方法が間違っているといえるでしょう。オスグッド・シュラッダー病は、痛みが引くまで待つ必要はありません。人間は、痛みや張りなどの症状が身体に起きると、その痛みから逃れようとして変な姿勢をおこないます。その結果、膝などの患部に負担がかかって、余計に痛みが増したり他の箇所に痛みがでたりしてくるのです。あんしん療法では、安心安全な脳科学による施術により、脳にあんしんできる信号を送ります。これにより、脳が身体を守る命令を解除させて身体の緊張が解けるため、オスグッド・シュラッダー病の痛みが軽減して姿勢や動作も修正されていくのです。オスグッド・シュラッダー病の痛みが発症して、1ヶ月以上経過しても痛みが減らない場合には、治療方法が間違っている可能性が高いといえます。例えば、マッサージや指圧、ストレッチボードによるストレッチ、アイシング、湿布、痛み止め、電気治療(ドップラー波電療法、干渉波など)インソール(ヒールカップなど)の治療方法です。これらの治療方法は、あんしん療法の施術を受けに来られた患者さんから聞いた、今まで受けていた治療方法です。そして、患者さんは「いろいろな病院や整骨院、整体、マッサージなどに通いましたが痛みが取れませんでした。」といわれます。身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれた治療方法に対して身体を守るために、身体に防御する命令を出します。その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛みが続くと考えられます。痛みをともなう無理なマッサージや、ボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。あんしん療法では、施術後のアドバイスもおこないます。それは、良くなったにも関わらず、練習後にまた痛みが戻ることがあるためです。脳は、身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた姿勢や動き方を再度おこなうことがあります。姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、効果的なアドバイスをおこないます。もちろん、どのような疾患でも、治る過程に違いがでてきますが、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、健康改善する可能性は十分にあります。なるべく本人の早い改善を目指し、早期復帰できるようにアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。(http://www.ansindo.jp/impression/index.html)

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  • 18 Sep
    • 夢を実現化する催眠術とは

      たくさんの人々が自分の夢を持ち、誰でも成功したいと願っています。ただし、自分の夢を叶えられる人はあまりないのが現実です。逆に、自分の夢を叶えた人もいることも事実です。自分の夢を叶えられる人と叶えられない人の差とは、一体どのようなことがあるのでしょうか。現代では、様々な夢を叶えるための方法が雑誌やインターネットなどで紹介されています。その一つに、「催眠術」があります。催眠術は、テレビで視聴率を上げるために面白おかしく催眠術を放映することが多いようですが、実はれっきとした医療として昔からおこなわれてきた技法です。しかし、どうして催眠術が夢を実現化することにつながるのでしょうか。今回は、夢を実現化する催眠術について解説します。催眠術・催眠療法の歴史日本ではTVなどの影響もあり、催眠術は一種のショーで、やらせのような感じで捉えられることが多々あります。しかし、実際には催眠療法としての歴史は古く、約3千年以上も前から治療や宗教的な儀式として人々に用いられていたようです。近代における催眠療法は、19世紀に、オーストリアのフランツ・アントン・メスメル医師が始めたことが最初だといわれています。しかし、実際には1800年代中頃にスイスの磁気デモンストレーターのチャールズ・ラフォンティーヌ(1803~1892)がデモンストレーションとして人々に催眠術をかけていました。それをみていたイギリス人外科医のジェームズ・ブレードが「これは人為的に作った睡眠だ」と表現してHypnotismという名を付けたと伝えられています。ちなみに、「Hypno」 はギリシャ語で睡眠の意味になります。その後、フランツ・アントン・メスメル医師が「動物磁気療法」を考案しました。メスメル医師は、私たち人間や動物が身体を動かすことができるのは、身体の中に「磁気力(動物磁気、animal magnetism)」があるからだと考えました。メスメル医師は、動物磁気は磁気を帯びた流体で、電気や引力のように物理的な力が作用していると考えていました。メスメル医師は、この動物磁気を操作して、病気を治療することを試みるようになりました。この治療方法のことを「メスメリズム(mesmerism)」といいます。メスメリズムは別名「気功療法」であるともいわれています。こうしたことから、動物磁気療法と気功療法のつながりを深く感じることができます。その後、メスメル医師の弟子であるピュイゼジュールが「動物磁気催眠」という技法を発見し、様々な実験やテストをおこないました。これらの実験では、驚くべき結果をもたらしました。例えば、ある被験者は自分の病気を治しただけでなく、まったく医学的知識がないのにもかかわらず他人の病気を診断して、最も効果的な治療方法を人に指示したりしたといわれています。他にも、列席者(記者等)の財布の中身を、コインの種類や数までピタリと言い当てたという逸話もあるようです。こうしたことから、彼らメスメリストたちは、動物磁気療法は科学を超えた「超科学」であると唱えました。この頃から、動物磁気療法のことを人々は「メスメリズム(mesmerism)」というようになりました。この言葉は、イギリス人医師のジェームズ・ブレードの造語だともいわれています。メスメリズム療法から発展した科学的技術のことを、後に「ヒプノシス(催眠)(Hipgnosis)」といわれるようになります。ヒプノシスは日本に入ってきたときに「催眠術」と名付けられました。何故なら、初めてヒプノシスを見た日本人にとって、催眠状態を「眠りに催す」ように見えたからです。その後2週間後には、被験者は眠っている訳ではないと気付きましたが、すでに「催眠術」という言葉は日本中に広まってしまっており訂正することができなかったようです。催眠術・催眠療法とは催眠術のテクニックのことを「催眠誘導」といい、私たちが普段起きて行動している状態から「催眠状態(トランス状態)」に誘導するテクニックです。催眠誘導のテクニックは、長い歴史の中で、様々な方法が開発されてきました。光やペンなどをじっと見つめる古典的な方法から、心身をリラックスさせながらゆっくり時間をかけて催眠誘導する方法など技法も様々です。催眠療法は、催眠によるテクニックで潜在意識に働きかけ、心のネガティブな部分をポジティブなものに変える方法です。心理的な原因などを(実際には痛みなどにも対応する)改善することが可能なため、一種の心理療法ともいわれています。人間の領域には「意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」があるといわれています。有名な心理学者であるフロイトは、意識と無意識の割合を、意識(顕在意識)が1割、無意識(潜在意識)が9割だといい「氷山の一角」に例えられます。顕在意識は、起きている状態で、様々な活動をおこなっている通常の状態のことです。しかし、足を組んだり頭を掻いたりするような動作は無意識におこなっている動作であり、この領域は潜在意識で動かされている状態といえます。催眠誘導により、催眠状態(トランス状態)になって潜在意識につながることにより、潜在意識に暗示やイメージを送りやすくなります。さらに、ネガティブな記憶などを確認しやすくなります。この催眠状態を利用して、過去の記憶を確認して問題を解決したり、未来へ順行して成功している自分の姿をイメージ(アファメーション)するなどをおこないます。それにより、今現在の様々な問題解決や、成功のための目的達成につながることが可能になるといわれています。催眠療法をおこなうことにより、様々な効果に期待が持てるといわれています。・心配事を解消させる・ストレスを解消させる・身体の痛みを軽減させる・自信を持つことができる・人間関係の悩みを解消させる・ネガティブ思考や習慣を改善できる・成功するためのモチベーションアップ・過去に起きたトラウマを解消させる例えば、ダイエットして痩せたいという人がいます。「痩せたい」と思う気持ちは、自分の意識であり、顕在意識の領域です。しかし、無意識の領域である潜在意識では、本当は美味しいものを食べたかったり身体を動かしたくなかったりするなどの気持ちがどこかにあります。フロイトの説明では潜在意識が9割であり、無意識の領域が圧倒的に力の度合いが顕在意識より強いのです。また、成功したいという願いを叶えたいと思っていても、「時間がないから」「また後でやろう」などとなんらかの理由を付けて願いを叶えられないことがあります。これは、自分の意思である顕在意識が防衛線を張っているために、夢を叶えることができないのです。催眠療法では、相手や自分自身の意識の力を一時的に弱めて、直接潜在意識に指示を与えることが可能なため、前述したような様々なことに対して効果に期待が持てるのです。催眠状態では、一時的に意識の力が弱められることにより、無意識(潜在意識)が表層に現れてきます。すると、術者の暗示などの情報を、無意識が「真実」として捉えるのです。ちなみに催眠状態下では、意識が完全になくなるわけではありません。一時的に意識の力が弱まり低下しているだけであり、当然記憶はあります。よく心配されるような、催眠術者により操られるということはありません。誰でも経験している催眠状態(トランス状態)実は、催眠状態(トランス状態)は、私たちは日常生活の中で毎日何回も経験しています。日常的な意識状態以外の意識状態のことを「変性意識状態(アルタードステイツ)」といいます。下記に日常生活の中で起きている変性意識状態を記述します。・スポーツで集中しているとき・勉強に集中しているとき・カラオケで熱中して歌っているとき・深い瞑想状態に入っているとき・何らかの修行をして集中しているとき・映画やドラマを見て集中しているとき・有名な講演家や先生の話を集中して聞いているとき催眠術に入るシステム前述した意識状態は、普段の日常生活の中で毎日何回も起きていることです。寝起きを考察してみましょう。寝起きの状態とは、少し頭がボーッとしている状態のことです。この状態は「とても気持ち良い」「とても心地良い」状態です。また、「ずっとこのままでいたい」と思う状態だともいえます。この状態を「トランス状態」といいます。人間の脳は、単調なリズムを繰り返し感じると、そのリズムに意識が集中してしまう性質があります。つまり、単調なリズムに意識が集中してしまうと、他の情報空間にアクセスすることができなくなるのです。すると、人間の脳は「冷静な判断力が弱まる」ことになります。このときに、暗示を入れて潜在意識に働きかけ、その人のネガティブ思考を変えたり成功するためのきっかけを作ったりする方法が催眠療法なのです。催眠療法は科学で誰でもできる技術催眠療法や催眠術と聞くと、なぜか魔法やオカルト、超能力、操られるなどといったマイナスイメージをされる人が多いようです。特に、日本人にそういった人が多いのではないでしょうか。これは、テレビなどのメディアなどの影響が大きいといえます。しかし、実際には催眠術は心理学や脳科学を駆使した技術なのです。欧米では、催眠療法は早くから病院などで治療に使われ、大学の学問としても取り扱われているのです。日本でも近年では、全国の精神か疾患に対して病院などで治療に催眠療法を取り入れています。(病院ナビ参照 https://byoinnavi.jp/tokyo/q02)簡単な「誰でもできる催眠術」について説明します。誰でもレモンを食べたことがあると思います。目をつぶって、レモンを頭の中でイメージしてみましょう。まず、レモンを右手で持ちます。レモンには、独特の香りと手触り感があります。そのレモンを鼻に近づけると、さらに香りが強くなります。そのレモンには、ナイフで切り込みが入っているので、両手の指をレモンに差し込んで2つに割ってみましょう。すると、レモンの果汁が中からジュワッとあふれ出して、さらに強烈なレモンの酸っぱい香りがします。その2つに割ったレモンを一口かじってみます。あなたの口の中は、レモンの酸味と酸っぱい香りが充満して、口一杯に広がっていきます。いかがでしょうか。この文章をイメージ化することにより、口の中に唾液がどんどん湧く人もいるのではないでしょうか。人によっては、「こんなことは、当たり前のことだ。」と思う人もいるでしょう。つまり、催眠術とは、当たり前のことを当たり前のようにおこなっているだけなのです。商売におけるセールスやCM、恋愛なども、催眠術と同じことです。例えば、よく夜中に通信販売のCMが流れていますが、夜中は頭がボーッとしているトランス状態なため、何気にテレビのCMを見ているとつい商品を買ってしまうという人もいるのです。昼間や夜間のCMでも、芸能人がこれは美味しいと製品を美味しそうに食べていると、ついその製品が欲しくなってしまうのです。催眠術とは、様々な物事を思い込ませるテクニックを使用して、相手の身体や脳に変化を与えることなのです。催眠術を利用して成功する催眠術をうまく活用すれば、私たち人間は自分以上の大きな可能性を引き出すことが可能になります。逆に、自分のトラウマを消すことも可能です。例えば、できなかったことができるようになることや自分が描いた勉強(受験合格)やビジネスでの成功を、強力にサポートするアイテムになるのです。催眠術は、決してTVなどで見るようなエンターテインメント的なものではありません。また、オカルトでも魔術でもありません。催眠術は、れっきとした心理学や脳科学を駆使した昔からおこなわれていた技術なのです。子供の頃に、自転車にはねられて、自転車が怖くて乗れない人がいるとします。その人は、20歳になっても自転車に乗ることができません。これは、十何年もの間、催眠術にかかっているようなものです。自分で、自分は「自転車に乗れない」とイメージしているだけです。何か嫌いなものが食べれない、私は○○が嫌いだなども、同じです。人間は、自分で真実だと信じたりイメージしたりする性質を持っています。自転車に乗れないと勝手にイメージしているだけならば、逆に自転車に乗れるとイメージすれば、自転車に乗れるようになるということです。つまり、私たち人間は「イメージをうまく活用する方法」を身につけることにより、自分を成功する方向へ導くことが可能になるのです。人間の脳は、イマジネーション(想像力)上での体験と現実に起きている体験の区別ができないのです。しかし、どちらの状態でも、与えられた情報が脳から神経系に命令が行き渡り行動します。この作用をうまく利用することにより、イメージ(アファメーション)を使って成功することが誰にでも可能になります。催眠術や暗示、潜在意識などをうまく自分の人生に活用して、自分が成功する方法をみつけましょう。

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  • 05 Sep
    • ガンは数週間から3ヶ月で治せるは本当か

      現代では、インターネットの普及も有り、膨大な健康・医療の情報が飛び交っています。中でも、現代における三大疾病といわれているのが「ガン(悪性新生物)・脳卒中・急性心筋梗塞」です。これらの病気は、他の病気と比べて病期が長いため、病気を治す期間も長期にわたるため医療費も高額になります。その中でもガンは、現代人に多い病気で、たくさんの人が亡くなっています。現代のガン治療は大きく分けて、手術・抗がん剤・放射線が主流の治療法となっています。しかし、これらの治療法を施しても、治らないガンは多く存在します。医師の中には、現代のガン治療に異を唱える人もいます。これとは逆に、医師自身の経験上、どの種類のガンも数週間から3ヶ月で治るという医師もいます。こうした医師の話は、本当なのでしょうか。もし本当にガンが治るのであれば、本当に素晴らしいことです。今回は、ガンは数週間から3ヶ月で治せるかについて解説します。日本におけるガン患者数の増加日本の医療は、世界でもトップクラスといわれています。しかし、何故か先進国の中で、ガンによる死亡数が増えているのは日本だけなのです。東京大学医学部付属病院放射線科准教授の中川恵一先生はいいます。例えば、アメリカで1年間にガンで死ぬ人は、約57.5万人です。これに対し、日本で1年間にガンで死ぬ人は、約36.5万人です。日本はアメリカよりもガンで死ぬ人が少ないように見えますが、人口10万人あたりで換算すると、日本人のガン死亡者数はアメリカの1.6倍になります。つまり、日本は先進国の中でも、ガン大国なのです。日本の三大疾病で、ガンが死因1位になったのは1981年で、脳卒中を抜きました。現代ではガン患者数は増え続け、2人に1人がガンになり、3人に1人はガンで死亡しています。これらの数値は、30年前に比べて、2倍以上になりました。ただし、世界的にもガン患者数は増えています。しかし、国際ガン研究機関(LARC)の発表では、ガンによる死亡する人の割合は65%が発展途上国の人です。逆に、先進国では、ガンによる死亡する人は減少しているのです。にもかかわらず、日本だけガンによる死亡する人の数が増え続けているのです。どうして、このようなことが起きているのでしょうか。日本でのガン患者数が増えている要因新聞やテレビなどでも知られているとおり、日本人の寿命の長さは世界一といわれています。高齢化によガン患者数が増加することも、日本でのガン患者数増加の原因の一つになります。ガンは一般的に、細胞内の遺伝子の異常の積み重ねにより、発症するといわれています。遺伝子の異常は、一般的に飲食などにより摂取した農薬や化学肥料、化学薬剤によるものや、太陽光や放射線などによる外的要因が関係しているといわれています。さらに、高齢化により新陳代謝で細胞分裂が起きる際に、一定の確率で遺伝子の異常が起こるのです。簡単にいうと、長生きすればするほど、遺伝子の異常が起こることになります。それにより、ガンになる確率も高くなります。日本の統計(国立がん研究センターがん対策情報センター)では、50歳~54歳でガンを患う人は約3万3千人です。60歳~64歳では、約9万5千人です。70歳~74歳では、約12万2千人になり、年齢が高くなればなるほど、ガンになる確率が上昇します。しかし、世界の先進国では、ガン患者数やガン死亡者数が減っているのが現状です。欧米では、毎年約5%ずつガンによる死亡する人が減っているといわれています。日本の医療は、世界でもトップクラスだといわれています。中でも、手術の技術は世界一ともいわれています。それにもかかわらず、どうして日本では、ガンによる死亡する人が増えているのでしょうか。日本でガン患者数が増えている本当の原因高齢化が進むことにより、ガンにより死亡する人が増えることは、統計データでもわかるとおり事実です。高齢化により、高齢者に対する医療が追いついていないのが現状です。確かに、日本人の寿命年齢が高いことは世界的にも知られることですが、欧米先進国であるドイツやイタリア、フランスの国々も高齢化の波が押し寄せています。(日本は総人口に占める高齢者の割合は世界1位、ドイツは2位、イタリアは3位、フランスは16位)それにもかかわらず、これらの欧米先進国は、ガンによる死亡する人の数は増えていないのです。ということは、高齢によるガン死亡者数が増えること以外にも、ガンによる死亡する原因があると考えられます。その一つに、日本の食卓の変化が原因として挙げられます。1995年には、アメリカと日本のガン死亡者数は同程度でしたが、その後少しずつ差が開いています。1970年代のアメリカでは、ガンなど現代を代表する病気が国家財政を圧迫していました。これを問題視した当時のフォード大統領が、栄養問題特別委員会を設置して、徹底的に食事と病気の関係を調査しました。その結果、これらの病気は薬では治ることはなく、食事内容を見直すことを考えなければいけないという結論が出ました。こうした調査を元に、FDA(米国食品医薬品局)やアメリカ国立がん研究所などがガンなどの現代を代表する病気に効果があるといわれる食品の研究や、健康になるための数値目標を設定することが進められたのです。こうした調査や研究が実を結び、増え続けていたガンなどの現代病が、90年代後半から徐々に減少していきました。前出の中川医師は、現代の日本人は自分たちが思っているほど健康的ではないといいます。なぜなら、日本の食生活の欧米化が進み、肉の摂取量は50年間で約10倍、脂肪分は約3倍にも増えているのが現状です。逆に、野菜や果物の消費量は減り、統計データではアメリカを下回っているといいます。その上、日本人は運動量も少なく、総合的にみるとアメリカ人の方が日本人よりも健康的な生活を送っているといわれています。また、日本人と欧米人の体質は異なるため、同じような食生活(肉食)を摂ると、日本人の方がはるかに糖尿病になる確率が高いと中川医師はいいます。糖尿病になると、インシュリンというホルモンが増えて、血液中の濃度が高まります。インシュリンは、ガン細胞の増殖を増やす作用があるため、発ガン率が約2割高まるともいわれています。また、ガン検診の受診率が低いこともガン患者が増える要因として挙げられます。医療業界のガンビジネス日本でのガン治療は、手術や放射線治療、抗がん剤が主な治療法になります。中でも、手術することが主流とされていますが、欧米ではそれぞれの専門医が患者にとってベストな治療法を話し合って治療法を決めることが基本です。一体なぜ、日本ではガンを手術することが主流とされているのでしょうか。それは、日本人に「ガンは手術で治すもの」という先入観があるからです。日本では、ガンが取り残される可能性があると分かっていても、最初に手術を選択されることも少なくありません。放射線治療では、アメリカでは約60%に対し、日本では約25%と圧倒的に少ないことがわかります。また、手術は患者さんへの身体の負担が大きく、合併所を引き起こして死に至るリスクが高くなります。また、ガン治療で使用される抗がん剤は、医療ビジネスとして莫大な利益を生むともいわれています。処方箋として出される抗がん剤は、原価の50倍~1200倍で、患者さんに医療費として請求します。1人の患者さんが1ヶ月10万~30万の医療費がかかるとすると、とてつもない利益が製薬会社や病院に入ることになります。ドイツの自然療法に精通したレオナード・コールドウェル医師は、「医療や薬品業界にとって、ガンは1兆ドルの利益を生むビジネス」になっていると話されます。そのため、彼らは既存のガン治療法を手放すわけがありません。」といいます。新聞では、有名人の方が肺炎や免疫不全という死因で亡くなられたという記事が載っています。しかし、現状では抗がん剤のやりすぎや大きな手術の繰り返しにより、ガンで亡くなることが原因といわれています。政府や国立がん研究センターが調査した結果では、高齢のガン患者に対する抗がん剤治療には「延命効果が少ない可能性がある」との報告をまとめています。この調査では、平成19年から20年の間に、国立がん研究センターで受診したガン患者約7千人のうち70歳以上の高齢者約1500人の人が対象となりました。ガンは検診で見つけることは難しい身体の中でできた1個のガン細胞は、約10年~20年または、それ以上の長い年月をかけて増大していきます。例えば、1個のガン細胞は、約30回分裂して約1cmの塊になり、重さは約1gです。ガン細胞が40回分裂すると、約10cmの塊になり、重さは1kgになります。ガンを「検診で見つけることが難しい」といわれているのには理由があります。それは、1個のガン細胞が細胞分裂を30回分裂する増殖過程では、いくら最新の画像診断機器(3DCTなど)を使用したとしても、人間の目で「異常影」として見ることができないからです。ガン細胞の数は、1mmのガンは細胞数が約1000万個、早期発見といわれる1cmのガン細胞は約1億個です。早期発見といわれる約1cmのガン細胞は、細胞分裂が30回以降にならないと発見できません。ガンの種類も様々で、細胞分裂が早いガンも、1年経っても大きさが変わらないガン細胞もあります。悪性度の高い「未分化型タイプ」のガンほど、細胞分裂のスピードは速いのです。また、悪性度の高いガンは、早期発見といわれる1cmのガン細胞だとしても転移している可能性が高くなります。逆に、転移しないガンは、ずっとそのままの状態でいることも知られています。ガンは数週間から3ヶ月で治せる先述した、レオナード・コールドウェル医師は、ドイツでも最高のガン治癒率を誇る医師です。彼が治療した患者さんは、ほとんどが末期ガンの患者さんであり、その治療人数は、ドイツ史上最高の約3万5千人といわれています。コールドウェル医師の治療法は、現代のガン治療といわれる手術や放射線治療、抗がん剤治療などに頼らない自然療法に特化した治療方法です。例えば、コールドウェル医師の治療方法の一つに、ストレスを軽減するテクニックがあります。コールドウェル医師以外にも、ストレスを軽減させて、ガンが消失したという話しはよく聞きます。例えば、ノーマンズ・カズンズ氏が書かれた本「笑いと治癒力」では、薬や手術に頼ることなく、笑うことによりストレスを軽減させてガンが完全に消失したという経緯を著書の中で書かれています。それほど、笑うことは健康に良いことなのです。レオナード・コールドウェル医師はさらに、医師としての経験から、どの種類のガンも2週間から16週間で完治するといいます。また、彼はすぐに直るガンもあることを、20年以上経験を積んだ医師なら誰でも知っているといいます。レオナード・コールドウェル医師はガンを治す方法について、「身体の解毒が必要」と説明します。そのためには、野菜や葉に含まれるクロロフィルを多く摂取して、クロロフィル効果により体内に酸素を多く取り入れることだといいます。そのほか、ガンを治す方法として、「身体をアルカリ性の保つこと」を推奨しています。身体をアルカリ性に保つには、カルシウムや様々な微量元素のミネラル分を補える野菜や果物、サプリメントなどを摂取することが効果的だといいます。身体をアルカリ性(アルカリPh7.5レベル以上)に保つことで、自己免疫力や自己治癒力がアップするといいます。現代人は、仕事や勉強・食生活や睡眠不足などにより、身体に強いストレスを与え続けています。そのため、身体のPhバランスが崩れて、酸性に傾いているといわれています。また、普段話す「言葉使い」でも、身体がアルカリ性から酸性に傾くといいます。笑顔やポジティブな思考、良い言葉使いは、身体のPhバランスを酸性からアルカリ性に変えることができるといいます。身体がアルカリ性の状態では、免疫力や自己治癒力が高くなることが分かっています。ドイツのとある医師が、血液に酸素を注入する「酸素治療」をおこなったところ、ガン患者に劇的な変化がみられたようです。この方法では、ガン患者の血液を抜き取って、血液に酸素を注入してからその血液を輸血します。すると、患者さんの身体は、新生児のように蘇るそうです。通常、ガン患者の血液は、どす黒い色をしています。しかし、血液に酸素が注入されると綺麗なピンク色に変化するといいます。前述したレオナード・コールドウェル医師は、大量のビタミンCを患者さんの血液に注入する治療をおこなったそうです。この方法では、1日にビタミンCを血液に100cc注入し、1週間に3回以上おこないました。すると、ビタミンC注入後以降2日以内に、ガンが身体から消えてしまうといいます。ただし、ビタミンCは、天然のビタミンCでなければ効果を得ることができず、人工的に作られたビタミンCは効果がないとレオナード・コールドウェル医師はいいます。また、彼は患者さんが自分でガンを治したいなら、未加工の食品だけを食べる「完全菜食主義者」になることを勧めています。ガンは2,3ヶ月で簡単に治せる医師の宗像久男氏は、「ガンは3ヶ月で治せる病気です。ブドウ糖はガンのエサです。」といいます。宗像医師は、ガンは治る治療をすれば必ず治るといいます。ただし、抗がん剤や放射線治療をとことんやると2,3ヶ月では治るのは難しいといいます。さらに彼は、「医者の言うとおりのことしかやらない人は治りません。」といいます。2016年に、約37万人の人がガンで亡くなりました。1日に換算すると、約千人の人が亡くなっている計算です。また、宗像医師は、ガンの主原因は「糖質(砂糖)」だといいます。病院では、手術や抗がん剤、放射線治療をおこなったあとに患者さんが一時的に食事を摂れなくなります。しかし、医者は「脳の栄養」といってブドウ糖の点滴をおこないます。ガンの主原因は糖質だとわかっているのに、何故ブドウ糖点滴をおこなうのでしょうか。宗像医師は、ガンは簡単に治るのに「どうして何年も続くのでしょう?」と疑問を投げかけます。これに対し、宗像医師は、「ガンの治し方を知らない先生のところに行っているから」といいます。さらに、医者はブドウ糖がガンのエサだと知っていて点滴しているといいます。宗像医師の説明では、病院のお見舞いといって持って行くプリンやケーキ、アイスクリームなどのデザートは食べてはいけないといいます。また、人工的に精製して作られた白い米やパン、うどん、さらに蜂蜜やシロップも食べてはいけないといいます。治療する3ヶ月間は、糖質を我慢することであり、我慢できる人はガンが治るといいます。治せない医者は、「手術、抗がん剤、放射線治療など、何でもやります。」といいます。患者さんが「私のガンは治りますか?」と聞くと、「それはわかりません。」といいます。さらに、患者さんが「助かるかどうかわからない治療をやるのですか?」と聞くと、「中には助かった人がいます。」千人のうち、9百人は死にますが、百人は助かるといいます。宗像医師は、助かった人について「治った人の話を聞いてその通りにやる人は治る」といいます。例えば、フコイダンを摂ったり温泉に行ったり、ビタミンCの点滴をやったり温熱療法をおこない、栄養をしっかり摂っている人です。抗がん剤の中でも、一番高価な抗がん剤は「ペグイントロン」といい、1g3億3千万円します。2番目に高い抗がん剤は「マイロターグ」という分子標的抗がん剤で、価格は4800万円です。宗像医師は、「一体、誰が儲けてるのでしょう?そろそろ皆さん、目覚めましょうよ!」といいます。このように、ガン治療には莫大な利益を生むビジネスになっていることがわかります。また、メディアなどにより、人々はガンの恐怖を脳に植え付けられています。ガンは、身体が酸性になり高血圧や低体温、呼吸が浅い人に多いことがわかっています。また、ストレスなどにより、自律神経の交感神経が優位な人もガンになる人が多いのです。そして、精製された糖質を多く含む食品を多く摂取することが、一番のガンになる要因になるのです。こうしたガンになる原因をしっかり理解して、正しい生活やストレスの軽減に努めていれば、ガンを発症することはありません。正しい知識を得て日々の生活に生かし、いつまでも健康的な生活を送りましょう。

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  • 01 Jul
    • 仏陀やイエス・キリストと同じように「軽く手をかざしただけで痛みが取れる手法」セミナー

      こんにちは。日本あんしん療法総合学院代表の松島です。梅雨により、雨が多い季節になってきました。とても、蒸し暑い感じの天候が続きますね。このような天候のときには、患者さんの変化も大きいようです。今日来られた患者さんが、「先生、雨でも身体が痛くなるんですか?」「天気が悪くなると痛みが出るのです。」と質問してきました。私は、「はい。痛みが出る方もいますよ。」と答えながら施術をおこない、「どうですか?痛みは?」と質問すると、「あれ?ありません。雨なのに。 不思議ですね。」と笑っていました。ご存じの方も多いと思いますが、人間の身体は低気圧になると膨張します。それなので、痛みを持っている患者さんは雨や曇りになると痛みを強く感じるのです。ただし、身体の状態が良くなることにより、雨が降っても曇っていても痛みは出なくなります。この痛みが消失するシステムは、脳の海馬や扁桃体の記憶が大いに関係してきます。「あんしん療法」による「脳の内部表現変換法」の記憶書き換え法をおこなうことにより、痛みや悩み、ストレスなどは一瞬で書き換わるのです。あんしん療法は機能脳科学療法です。このような悪天候の身体の痛みなどの症状はもちろん、頭痛、首痛、アトピー、顎関節症、目の疾患、耳鳴り、50肩、腰痛、股関節痛、膝痛、捻挫、内臓の疾患、婦人科系疾患、胃痛、便秘・・・。など、あらゆる症状に対応します。さて、今回お知らせするセミナーは、毎月第一土曜日、第二又は第三土曜日・日曜日に、一般の方に対する「あんしん療法研修会」についてです。この研修会では、学院研修生だけでなく、一般の方、主婦の方、転職したい方、学生、無職の方などに対して研修をおこないます。もちろん、プロの接骨院や整体などの先生方もいらっしゃって結構です。一般あんしん療法研修会では、○あんしん療法における施術方法○脳科学について○ラポール形成の仕方○症例研究○呼吸法○痛みが取れる理論○あんしん療法における検査法○食事や水について○化粧品について○脳科学瞑想法○脳科学気功法○カンフー・武道など、あらゆることを脳科学的視点からみておこないたいと思います。あなたは「その場で痛みを取ること」が出来ますか?痛みが取れる人や先生方は大丈夫ですね。痛みが取れない人や先生方は、今の状態で満足ですか?やはり、施術を行っていると「何とかしぶとい痛みを取って欲しい。」と患者さんは訪れます。また、施術家の先生も、「患者さんの痛みを取ってあげたいなぁ。」と思っているはずです。しかし、現状は痛みが取れない・・・。と、勉強しに等学院にたくさんの先生方がお見えになります。以前、クドケン社の工藤社長に、「そんなに痛みが取れるなら見せて頂けますか?」と言われて、痛みを抱えて施術を行っている先生方の痛みを片っ端から取り除き、クドケン社の社員や工藤社長を驚愕させたことがありました。あの諸先生方の痛みをその場で瞬時に取り除いた手法、それが、「正定法」と「正撫法」です。手を軽く触れたり撫でたりするだけで「その場で瞬時に痛みが消失する」最高技法の手法です。古くは仏陀やイエス・キリストが軽く手をかざしただけで痛みが取れた等と言う伝説は、多くありますが、本当にそのようなことは可能なのです。但し、「コツ」はあります。あんしん療法復習会、あんしん療法プレミアムセミナー、あんしん療法本科、あんしん脳科学メゾッドなどでは、この高等手法を伝授します。あんしん療法とは患者さんに○ 元々あった健康な体を取り戻してあげる。○ 自分で自分の体を治すお手伝いをしてあげる。○ 安心して笑顔で生活出来る状態にしてあげる。という理念を元にした完全無痛の脳科学療法です。痛みの取れるシステムと言うのは、身体を支配する脳に関係があります。脳が情報処理の過程で「痛み」を作り出します。ですから、簡単に言えば脳に「大丈夫ですよ。」と言う情報を教えてあげれば、痛みは簡単に取れてしまうのです。その集大成が、脳科学療法である「あんしん療法」なのです。私が今まで施術を何万人の方におこなってきましたが、その過程で学んだ知識や方法論などを当学院の先生以外の人にも公開することにしました。もし、脳科学や本当に痛みが取れる施術方法に興味がある方、転職したい方、人々の役に立ちたい方などは是非参加して下さい。少しでも、皆さんのためになればと思います。■一般あんしん療法研修会及び復習会日時   第一土曜日午後、第二・第三土曜日午後2時から午後5時までの間日曜日午前10時から午後5時までの間*日曜日は途中1時間お昼休憩をとります。 所用により日時が変更する場合もあります。日時についてはご確認ください。参加費用 土曜日のみ 1万円 日曜日のみ2万円 土日参加は3万円場所 浜松 日本あんしん療法総合学院 (都合により変更もあります。)「一般あんしん療法研修会及び復習会」に参加ご希望の方は、・お名前:・フリガナ:・郵便番号:・住所:・職業:・携帯番号:・メールアドレス:を info@nag-a.jpまでご連絡下さい。人数が集まり次第締め切りとさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。お申し込み必須事項を受信後、振込先をご連絡させて頂きます。振り込み完了後、セミナー申し込み完了とします。または、当日セミナー料金を持参でも結構です。その場合も info@nag-a.jp へご連絡願います。2~3日後、もし返信メール等ない場合には再度メールをお願いいたします。セミナーの締め切りは、毎月第一土曜日のお昼12時までとさせて頂きます。アクセス JR浜松駅から遠鉄バス 2番ホームの0番線 3番ホームの9番線で     バス停 佐鳴台団地 まで 所要時間 約20分     著名目標 佐鳴台郵便局 遠鉄ストア・フードワン佐鳴台店当日の緊急連絡は 053-401-9999 学院事務局まで御不明点がございましたらお気軽に御質問いただけますと幸いです。遠方から来られる先生もいらっしゃると思います。どうぞお気をつけてお越し下さい。当日お会いできるのを楽しみにしております。当日の緊急連絡先は053-401-9999 (担当 松島)御不明点がございましたらお気軽に御質問いただけますと幸いです。遠方から来られる先生もいらっしゃると思います。どうぞお気をつけてお越し下さい。当日お会いできるのを楽しみにしております。

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  • 23 May
    • スポーツによる肩の痛みの原因と対処法

      近年では、年齢に関係なくスポーツが盛んで、小さな子供から中高年の方まで幅広くおこなわれています。それに伴い、スポーツで肩を痛めるケースも多くみられます。肩の痛みにはさまざまなものがありますが、スポーツで肩関節を動かしたときに痛みが走ることがあります。この疾患を「インピンジメント(impingement)症候群」といいます。この疾患は、野球や球技など、肩関節を多く使うスポーツに多いようです。しかし、インピンジメント症候群とは、どのような疾患なのでしょうか。今回は、インピンジメント症候群など、スポーツや仕事による肩の痛みの原因と対処法について解説します。スポーツで起こる肩の痛みスポーツは、通常の生活よりも肩関節の可動域を大きく使うため、肩痛(けんつう)を起こすことが多くなります。また、中高年の人はスポーツによる回復能力も低いため、肩の痛みが慢性化する場合も多いため注意が必要です。肩痛は、肩を大きく動かすスポーツにみられます。例えば、野球やテニス、バスケット、バレー、ラクロス、バドミントン、陸上競技、格闘技、水泳、重量挙げなどです。また、肩を大きく動かすスポーツだけでなく、肩関節を打撲して肩痛が起こることもあります。肩痛が起こる原因には、さまざまなものがあります。例えば、脱臼や腱板損傷、上腕二頭筋長頭炎、インピンジメント症候群などです。腱関節の脱臼は、転倒して肩から落ちたり腱関節の無理な動作をおこなったりして起こります。腱関節が脱臼すると、腱板損傷も同時に起こることが多くあります。腱板損傷は、肩の奥にある回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)という肩甲骨の前後に位置する4つの筋肉(小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋)と筋肉から続く腱が傷ついて炎症や痛みが生じる疾患です。回旋筋腱板は、英語で「ローテーターカフ(Rotator cuff)」といいます。ローテーターカフは、別名「インナーマッスル」とも呼ばれ、腱関節の安全性を保つ上で非常に有用な役割を担います。しかし、肩関節は構造上とても複雑で、損傷を受けやすい箇所でもあります。負荷が肩関節に多く掛かるような腕を上げる動作(オーバーアーム動作など)では、ローテーターカフが上腕骨と肩甲骨に挟まれて擦れるために損傷が起こります。特に損傷が起こりやすい箇所は「腱板疎部」といって、棘上筋の薄くなっている部分で、損傷に伴い痛みが生じます。上腕二頭筋(biceps brachii)は、腕を曲げたときに力こぶができる筋肉です。上腕二頭筋は、前腕を外に開く動作(回外)や肘を曲げる動作(屈曲)に最も貢献する筋肉です。肩痛のひとつに「上腕二頭筋長頭炎」があります。上腕二頭筋長頭は、肩甲骨から上腕骨の大結節と小結節の間にある「結節間溝部」という溝を通過して、上腕二頭筋の太い筋肉につながっています。通常は、上腕二頭筋長頭の結節間溝の上には「上腕横靱帯」で覆われています。しかし、スポーツなどで肩関節を大きく動かす動作をおこなうと、小転子にかかって摩擦を起こすために損傷を受けやすくなります。また、激しいスポーツなどで、上腕二頭筋長頭と肩甲骨の付着部の関節窩(かんせつか)にある関節唇が剥離する場合があります。この疾患を「SLAP損傷」といいます。インピンジメント症候群による肩の痛みインピンジメント(impingement)とは、「肩にひっかかり(挟み込み)を感じる」「衝突する」などの意味があり、いろいろな肩部の症状の集まりとして「インピンジメント症候群」といいます。インピンジメント症候群は、野球やテニス、バスケット、バレー、ラクロス、バドミントン、陸上競技、格闘技、水泳、重量挙げなどに多く起こる疾患です。インピンジメントの種類は、「肩峰(けんぽう)下インピンジメント」「烏口(うこう)下インピンジメント」「インターナショナル(後上方)インピンジメント」「プーリーリージョン(前上方)インピンジメント」の4つに分けられます。関節の外側で起こるインピンジメント症候群が、肩峰下と烏口下インピンジメントです。また、関節の内側で起こるインピンジメント症候群が、インターナショナルとプーリーリージョンインピンジメントです。つまり、肩関節の内側か外側で、インピンジメント(ひっかかりや挟み込み)が起こるのです。インピンジメント症候群が起こる原因はさまざまで、骨の変形などにより、腱板を骨と骨の間に挟み込んで痛みが生じます。例えば、肩関節を構成する肩甲骨や上腕骨、鎖骨などが、激しいスポーツや仕事などで変形して腱板を挟みやすくなるような状態です。それに伴い、靱帯の肥厚や骨棘、滑液包の石灰沈着なども起こります。ひどくなると、腱板が断裂することもあります。また、肩甲骨の可動域が悪かったり、肩関節組織が拘縮(こうしゅく、固まること)したりしてインピンジメント症候群が起こる場合もあります。下記に、さまざまなインピンジメントによる痛みについて記述します。肩峰下インピンジメントによる痛み肩甲骨の上方には「肩峰(けんぽう)」が位置し、肩峰の下で起こるひっかかりや挟み込みのことを「肩峰下インピンジメント(subacromial impingement)」といいます。肩峰下インピンジメントは、インピンジメント症候群の中でも、最も多いインピンジメントといわれています。腕の骨(上腕骨)には、棘上筋(きょくじょうきん)という筋肉が付いています。腕を挙げるときに、棘上筋は肩峰と烏口突起(うこうとっき)という骨の間を通過します。このとき、スポーツや仕事などで肩に負荷が掛かりすぎることにより、肩峰下でインピンジメントが起こります。肩峰下インピンジメントになると、肩を挙げたときに肩関節が詰まったような感じがします。肩峰下インピンジメントで、よく起こる痛みやつまり感は、肩関節が外転する角度が約80°~120°外転したときです。また、肩関節の可動域に制限があったり、腕を挙上する際にスムーズに上がらなかったりします。ひどくなると、挙上時の途中から肩関節に痛みが走り、腕を挙上できなくなります。そのため、腕を無理矢理挙げようとして身体を側屈させたり、肩甲骨を無理な方向へ動かしたりしようとする「代償動作」をおこなおうとします。代償動作をおこなうことにより、肩関節だけでなく、他の身体の部位にも痛みが生じることになり悪循環に陥ります。肩峰下インピンジメントの原因は、腱板機能の低下や肩関節の後方軟部組織の拘縮、肩甲胸郭関節の機能低下、肩峰下滑液包(SAB)の癒着などです。烏口下インピンジメントによる痛み烏口下インピンジメント(subcoracoid impingement)は、野球の投球動作などで起こることが多い疾患です。野球の投球動作では、最初の動作からワインドアップ期、コッキング期、加速期、リリース減速期、フォロースルー期の5相に大別されます。烏口下インピンジメントは、肩関節が水平屈曲と内旋する動作時に、烏口突起と上腕骨の小結節の間に肩甲下筋腱が挟まれることで痛みが生じる疾患です。野球の投球動作では、前述したフォロースルー期にこの状態が起こるため、インピンジメントが起こります。烏口下インピンジメントが起こる原因は、肩甲骨の周りにある筋肉の緊張や拘縮により、骨の位置がインピンジメントを起こしやすい位置にあることです。また、普段の姿勢が悪くて背中が丸かったり、頭頸部が肩部よりも前方にある姿勢を常にとっていたりすることもインピンジメントの原因として挙げられます。これらの原因により、肩甲骨や胸郭、胸椎の可動不良からインピンジメントによる痛みが生じます。逆に、肩関節が柔らかすぎたり、スポーツや仕事などでのフォームが悪かったりすることも烏口下インピンジメントの原因になります。インターナルインピンジメントによる痛みインターナルインピンジメント(後上方インピンジメント,internal impingement)は、野球などの投球動作で、腕を挙げて後ろに持っていく動作(コッキング期:cocking phase)をおこない、肩関節を外に向かってねじる(外転+外旋)動作のときに痛みが生じます。肩関節の可動範囲内の動作なら、特に問題はありません。しかし、投球動作で腕が後ろに行きすぎ(過外旋)たときに、インターナルインピンジメントが起こります。過外旋は、コッキング期だけでなく、腕を前に投げていく「加速期:acceleration」のときにも起こります。この動作のときに、棘上筋(きょくじょうきん)や棘下筋(きょくかきん)などの腱板が、肩関節内の臼蓋(きゅうがい)後方に乗り上げたり関節間にはさがったりして損傷します。インターナルインピンジメントにより、棘上筋や棘下筋の腱板が損傷や断裂したり、前方関節唇や後方関節唇が損傷したりします。「SLAP損傷(superior labrum anterior and posterior lesion)」といって、上方関節唇損傷も起こり、この損傷は野球をおこなう人に多い疾患です。また、「動揺肩(どうようかた)」といって、肩関節がゆるくなることもあります。プーリーリージョン(前上方)インピンジメントによる痛みプーリーリージョンインピンジメント(pulley lesion impingement)は、腕を挙げて肩関節を内側に捻る動作時(肩関節の屈曲+内旋)に、上腕二頭筋長頭腱や肩甲下筋腱付着部などが、肩関節の前上縁にインピンジメント(衝突する)して肩関節に痛みが生じます。インピンジメント症候群の診断インピンジメント症候群の診断には、さまざまな方法があります。具体的には、レントゲンやMRI、CT、関節造影などで画像により、構造的な問題があるか検査します。これにより、棘上筋腱などの損傷や、関節唇の変化などを調べます。さらに、実際にどのような動作で痛みや張りなどの症状があるのか確認します。他には、全身の柔軟性や肩関節の拘縮度などを確認して、総合的に判断します。インピンジメント症候群の治療インピンジメント症候群の治療では、物理療法としてアイシングやホットパック、低周波療法、低出力レーザー療法、低出力超音波療法などがおこなわれます。また、消炎鎮痛剤による除痛もおこなわれることがあります。インピンジメント症候群の初期段階では、痛みが緩和されたあとに、ストレッチやローテーターカフ筋に対してのアイソメトリックトレーニングなどをおこないます。これらの治療法で改善がみられない場合には、肩関節(肩峰下滑液包内)にステロイドやヒアルロン酸ナトリウムを注入することもあります。腱板損傷や関節唇損傷がひどい場合には、肩関節鏡視下でデブリードマン(壊死部分や骨片、異物などの除去)手術がおこなわれます。また、肩峰に引っかかりを感じる場合には、肩峰の骨の部分切除手術による除圧術がおこなわれることもあります。肩関節で起こるインピンジメント症候群は、肩関節の内側と外側で起こる(衝突や挟み込みなど)疾患です。これは、機能的疾患と構造的疾患の2つのタイプにわかれます。インピンジメント症候群には、さまざまな治療が施されますが、1ヶ月以上経過しても痛みが減らない場合には治療方法が間違っていることが考えられます。身体は脳が支配しているため、肩関節の可動域を超えるようなストレッチをおこなったり、物理療法をやりすぎたりした場合に逆効果になるおそれがあります。その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛みが続くと考えられます。痛みをともなう無理なマッサージや、ボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。また、スポーツ指導者や体育の先生などの指導方法も、痛みの改善を妨げる原因になっている可能性があります。「少しくらい痛くてなんだ。やる気がないのか。そんな子は使わない。多少は我慢しろ。」などと、根性論を通す指導方法は考えものです。インピンジメント症候群による痛みで苦しんでいる子供さんは、やる気がないのではなく、痛みがあるために良いプレイができないにすぎません。このようなときには、一度しっかり身体を健康な状態に戻してからスポーツをおこなった方が、子供のためにもチームのためにもなります。痛みを抱えてスポーツを頑張れば、治るものも治らなくなり、チームにも迷惑がかかるのです。良い指導者は、絶対に無理はさせません。長いスパンでみて、「どのように子供を成長させるか?」を考えて指導することが本物の指導者といえるでしょう。あんしん療法では、施術後のアドバイスも同時におこないます。それは、インピンジメント症候群が良くなったにも関わらず、練習後にまた痛みが戻ることが考えられるためです。脳は、常に身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた間違った姿勢や動き方を再度おこなう可能性があります。よって、姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、効果的なアドバイスをおこないます。もちろん、どのような疾患でも、治る過程に違いがでてきますが、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、健康改善する可能性は十分にあります。なるべく本人の早い改善を目指して、早期復帰できるようにアプローチさせていただきます。人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、生活するようにしましょう。また、あんしん療法における「あんしん療法プレミアムセミナー 肩の手法」も来月4日に浜松で開催します。詳しい情報を知りたい方は、下記までご連絡ください。info@nag-a.jp治療家を目指している方、生徒の方を治してあげたい先生は、是非いらしてください。お待ちしています。

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  • 09 May
    • 夢を実現するためのアファメーション法

      人は誰でも、「自分の夢を叶えたい」と思っています。しかし実際には、自分の夢を叶えられる人は、ほんの一握りの人しかいないのが現状です。夢を叶えることができる人と、叶えられない人の差には、一体なにがあるのでしょうか。夢を叶える方法の一つに「アファメーション(affirmation)」があります。アファメーションを辞書で調べると、「肯定」「確定」「断定」などの意味として和訳されています。しかし、脳科学や心理学などの分野や自己啓発などのセミナーでは、アファメーションをもう少し深い意味合いで使用します。例えば、自分自身を鼓舞するために「私はすごい」「私はできる」「私はついている」などの文章を使用して、「自分自身を肯定するために宣言する」という意味でアファメーションと呼んでいます。事実、アファメーションを正しくおこなうことにより、仕事や恋愛、友人関係、勉強など、あらゆることに対して役に立つことが証明されています。実際に、私が経営者や起業家、スポーツ選手、監督などにアファメーションの指導をおこない、それぞれが素晴らしい実績をあげています。今回は、実際におこなえば結果を出せる夢を実現するためのアファメーション法について解説します。アファメーションとは前述したとおり、アファメーションとは、自分に対しておこなう「肯定的な自己宣言」のことです。つまり、夢を叶えたり成功を実現化したりするために、自分にポジティブな言葉を語りかけて自分を変える方法です。例えば、「私は○○できる」「私は健康だ」「私は楽しい」「私はついている」などのポジティブな言葉を実際に口に出して言い続けたり、心の中でつぶやいたり、ノートに書いたりするのです。アメリカの心理学者による研究では、私たち人間は、約1日6万回物事を考えているといいます。そして、約80%にあたる4万5千回は、ネガティブなことを考えているといわれています。この思考は、古くは原始時代にはじまり、人間が厳しい弱肉強食の時代を生き残るために必要だった思考から生まれたといわれています。そうしなければ、当時の過酷な環境で、人間が生き残ることができませんでした。このネガティブ思考が、今でも脈々と遺伝子上に生きるための記憶として、現代人に受け継がれているのです。ただし、あまりネガティブな状態が続くと自律神経の交感神経が優位になって身体が緊張するため、物事をうまくおこなうことができなくなります。そのため、自分が夢を叶えたいと思っていても、なかなか叶えることができないのです。こうしたネガティブ思考を変える方法が「アファメーション」です。前述した言葉を、毎日口に出していったり心の中でつぶやいたりすることにより、心や身体の緊張状態が解けて副交感神経が優位になります。すると、自分の夢を叶えるために「何をすればいいのか」気付くことが可能となり、その行動を起こすことにより人生が変わっていきます。アファメーションによるメリットアファメーションをおこなうと、どのようなメリットが得られるのでしょうか。前述したように、私たちは常にネガティブなことを考えているといわれています。アファメーションをおこなうことにより、ネガティブ思考がプラス思考へと変化するため、何事にも前向きに取り組むことができるようになります。ダイエットを例に、アファメーションによるメリットを考えてみましょう。ダイエットは、カロリーを抑えた食事を摂取したりジョギングなどの運動をおこなったりしなければ、ダイエットを成功させることはできません。誰でも、最初は好きな食事を抑えたり、疲れるジョギングをおこなったりすることは大変で嫌なものです。ここでの「大変や嫌」だと思う気持ちは、ネガティブ思考です。そのため、「自分にはできない」という逃げる理由を探して、ダイエットを回避しようとするのです。しかし、正しくアファメーションをおこなうことにより、ダイエットするための「自分のゴール」を設定することができるのでダイエットは可能になります。正しいアファメーションにより、ゴール設定した成功した自分(ダイエットに成功した抜群のプロポーションの自分)をイメージできるため、カロリーを抑えた食事を摂取したり、辛いジョギングをおこなったりすることも苦ではなくなります。つまり、アファメーションとは、ネガティブなことをポジティブなことに変えるための「行動力を上げるテクニック」ともいえます。アファメーションにより夢を実現した参考例多くの人の中には、「自分にはできない」「私には無理」「そんな言葉だけではできない」と思っている人もいるでしょう。しかし、実際にアファメーションをおこなって、成功した有名人は数多くいます。例えば、メジャーリーガーで長くトップを走り続けるイチロー選手です。彼は、小さな頃から学校の卒業文集などで「アファメーションによる宣言」をしていました。彼の卒業文集には、「必ずプロの選手になれる」「契約金は1億円以上」などと具体的に記述する方法でアファメーションをおこなっていました。彼が卒業文集に書いた球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズとありますが、実際にはオリックスに入団しました。しかし、それ以外の彼の活躍は、日本でも世界でも知れ渡るところです。サッカーの日本代表の本田圭祐選手も、イチロー選手と同じようにアファメーションをおこなっていました。彼が書いた卒業文集では、「外国から呼ばれてセリエAに入団」「10番で活躍」「給料は40億欲しい」などと宣言していました。そして、その全てを達成し、イチロー選手と同様に世界で活躍しています。スポーツ選手だけでなく、モデルで有名なオーストラリア出身のミランダ・カーも、アファメーションや瞑想をおこない世界で活躍しているひとりです。彼女は、外見も綺麗ですが、それ以上に心を磨くことを心掛けているそうです。彼女は、「瞑想することで、イライラや緊張、不安が軽減されてナチュラルな自分でいられるようになる」といいます。そして、「毎日の中でポジティブな言葉を唱えて、その言葉になりきること」とアファメーションしているそうです。(参考 毎日唱えることが大事。ミランダ・カーが輝く理由 – 「生き方キレイ」)ミランダ・カーは世界的に有名なモデルですが、日本のデルとして活躍する道端ジェシカもアファメーションを実践して成功している一人です。彼女は、F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンと結婚して世界的にも有名になりました。彼女は、以前からスピリチュアルや引き寄せの法則などにも興味があったそうです。そして、有名なスピリチュアルの権威であるルイーズ・ヘイ氏の翻訳も担当しています。彼女の記事を参考したい人は下記のブログを見てみましょう。道端ジェシカブログ http://ameblo.jp/jessica-michibata彼女はとても勉強家で、多数のスピリチュアルや引き寄せの法則、潜在意識に関する本を読んで、それぞれ実践していったのです。それが、彼女の仕事やプライベートが充実している証拠であり、結果として出ているのです。彼女が映画に出演することを決めて、アファメーションを実践したところ、本当に映画に出演したことは有名な話しです。道端ジェシカやミランダ・カーが活躍している姿をTVやメディアなどで見ると、たくさんの女性が感銘を受けるのも当然といえるでしょう。正しいアファメーションアファメーションといっても、ちゃんとした正しい方法があります。アファメーションを正しくおこなうことができるかで、自分の夢や成功を掴むことができるかどうかが決まります。正しいアファメーションの参考例を挙げましょう。例えば、仕事で悩みを抱えている人がおこなうアファメーションの良い参考例です。・私は、毎日素晴らしい仕事をおこなっています・私は、毎日楽しく仕事をおこなっています・私は、毎日職場の人と仲良く仕事していますアファメーションをおこなう上で大切なことは、自分がポジティブになれるイメージを連想することができる言葉を使用することです。逆に、悪いアファメーションの例を挙げてみましょう。・私は、たとえ自分に合っていない仕事でもがんばります・私は、どんなに厳しく辛いことがあっても耐えていきます・私は、たとえきつい仕事でもがんばりますこのようなアファメーションの方法は、脳や潜在意識に対して、ネガティブに作用してしまいます。そのため、どんどん自分を追い込んでいき、最後は仕事を辞めてしまうことも考えられます。「私はできない」「私には運がない」「私はダメだ」など、日常的にネガティブで否定的言葉ばかり使用していると、そのとおりになっていきます。つまり、アファメーションは、やり方によってマイナスにも作用してしまうのです。夢を叶えるために、正しいアファメーションの方法をおこないましょう。下記に、仕事以外でのさまざまなアファメーションの具体例を紹介します。アファメーションをおこない成功された著名人のように、具体的な数値や例(年収や成功している自分像など)を文章に入れるとさらに効果的です。また、肯定的な成功しているキーワードや願い、祈り、誓いなどを入れて自己洗脳しましょう。アファメーションで大切なことは、脳や潜在意識にしっかりと正しいアファメーションを記憶させることです。・私は、価値のある人間です・私は、愛されています・私は、豊かになっています・私は、毎日幸せです・私は、毎日楽しいです・私は、とても輝いています・私は、今日も元気で健康です・私は、毎日ワクワクしています・今日も、とても気持ちよく目覚めています・今日は、何かとても良いことが起こる日です・私は、今日も仕事がうまくいっています・私は、何もかもうまくいっています(具体例を出してもいい)・私は、全ての物事に感謝しています。ありがとう・(自分や友人、恋人、家族、親に対して)ありがとうございますこれらのアファメーションを、自分でより具体的に違和感や抵抗がないものに変えてみましょう。例えば、「私は金持ちです」というアファメーションを、「私は10億円持っていて、別荘やヨットを持って優雅に暮らしています」とより具体化してアファメーションします。そして、その中から自分にマッチしたアファメーションを実行しましょう。アファメーションのポイント正しいアファメーションの方法は、すでに「夢が実現化している」とイメージして口に出していったり、心で唱えたり紙に書いたりすることがポイントです。また、鏡に映っている自分に対して、アファメーションをおこなうことも有効な方法です。そして、アファメーションをおこなうときには、現在進行形で口にしましょう。例えば、「私は、すでに○○しています」のような形でアファメーションします。先ほどの言葉に装飾を加えて、「私はすでに、10億円持っていて別荘やヨットを持って優雅に暮らしています」にすると、さらに効果的です。どうしても断言することに抵抗を感じる人は、最初の段階では「私は、○○しつつあります」「○○になっている状態が続いています」でも構いません。例えば、「私は、お金持ちになりつつあります」「私は、お金持ちになっている状態が続いています」という感じです。だんだんと慣れてきたら、最初の形に戻して、自分がそのようになっている形でアファメーションをおこないましょう。アファメーションをおこなう回数は、特に決まっていません。むしろ、毎日時間が空いているときや時間を決めて、何度でも繰り返してアファメーションをおこなうことがポイントです。何度も自分(脳)にいい聞かせることにより、自分に対して「自己洗脳」が入ります。すると、夢が実現化している状態が当たり前になってくるため、そのとおりに変わっていきます。最初は、照れくさかったり、今の自分と違って抵抗があったりするかもしれません。しかし、何度もアファメーションをおこなっていると、その自分が当たり前になるため違和感も出てこなくなります。また、アファメーションのポイントは、「本当に自分が思っている願い」についてアファメーションすることです。自分が思ってもいないことをアファメーションしても、ピントがずれてしまうため、自分の行動や人生に変化が起こることはありません。例えば、自分が総理大臣になりたいと本当に思っていない人が、「私は総理大臣になっている」とアファメーションしてもうまくいきません。アファメーションは、本当に自分の心から思う願いに対して、リアルにアファメーションをおこなうことが重要です。コーチングの創始者といわれるルー・タイス氏は、「変わることを自分に強いることはやめましょう。自分が本当にそう望んでいないかぎり、無理に成長させようとしてはいけません」と述べられています。自分が、本当の意味で自分らしく生きるためだけにアファメーションが有効になります。心理学者で哲学者のウイリアム・ジェームズやウエイン・W・ダイアーは、「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」といいます。この言葉は、アファメーションをおこない行動することで、自分の人生が変わることを如実に表しています。アファメーションは有効な自己洗脳法「洗脳(brainwashing)」とは、私たちがそれぞれ抱く主義や思想を、強制力を用いて根本的に改造することです。日本語の洗脳は、英語の「brainwashing」を直訳したものです。英語の「brainwashing」は、中国語の「洗脳」の直訳です。洗脳は、アメリカCIA(中央情報局、Central Intelligence Agency)が、朝鮮戦争の捕虜収容所でおこなわれた思想改造について報告書を提出したことがきっかけで作られた言葉です。当時、中国で収容されたアメリカ兵士の捕虜が、収容所で共産主義を信奉するようになったことから生まれた言葉です。こうした経緯から、洗脳というと聞こえが悪く感じます。しかし、悪い状態の自分から、良い状態の自分に変えることができる洗脳なら問題ないといえます。この洗脳方法のことを「自己洗脳」といいます。自己洗脳は、自分(脳)に暗示をかけて、脳のプログラムを書き換える作業をおこなうことです。今の自分は、自分が今まで育ってきた環境の中で作られた自分です。それにより、自分の思考や主義、思想などが、自然に脳にインプットされています。たとえそれが、本来の自分とは違うと思っていたとしてもです。その作られた自分を、私たちはなかなか変えることができません。しかし、アファメーションという自己洗脳法をおこなうことにより、自分を変えることは可能です。洗脳とは少し違いますが、二重人格や多重人格者の人の人格が変わると、形相や体格、口調、アザが浮き出るなどの心や身体の変化がみられます。また、薬の治験で、ただのビタミン剤を「すごく効く薬」と聞いて飲むとすごく効き目が出ることがあります。身体に悪い有害物質を含む毒薬を「身体にいい薬」と飲まされても、悪い反応が出なかったという研究報告もあります。つまり、洗脳や思いこみにはとても強い力があり、私たちの心や身体に作用するということです。そして、洗脳や思いこみに使用する言葉にも、とても強い力があります。言葉の言い方を少し変えるだけでも、全く違った方向へ進みます。下記のURLは、ユーチューブで流されている言葉の力の凄さを理解できる動画です。この動画は、サングラスを掛けた女性が、盲目の男性が段ボールに書いた文字を少し変えただけで、カンパがどんどん集まるというものです。この1分47秒という短い動画の映像には、夢を実現させるヒントが隠されています。https://www.youtube.com/watch?v=HX5aRzXUzJoこの動画は、2000万回以上再生されているそうです。女性がおこなったのは、「私は盲目です。助けてください。」という文章を「こんなにも素晴らしい日を、私は見ることが出来ません(It’s a beautiful day and I can’t see it.)」という文章に変えました。少し文字を変えただけでも、人の心に作用してカンパが集まるなどの変化が生まれるのです。下記の動画も同じです。https://www.youtube.com/watch?v=anEmnD7c2Qwこのように、有効な言葉は自分にも他人にも影響を与え、アファメーションに対してもとても役に立ちます。一見、同じことをしているようでも、全く結果は違ってきます。そして人々は、知らず知らずのうちに、否定形の言葉を使っています。例えば、「私にはできない」「私はダメだ」「私はバカだ」「私には運がない」などのような言葉です。こうした否定的な言葉でも、アファメーションとして適応してしまい、否定したとおりの自分になってしまうのです。アファメーションで大切なことは、自分を肯定する言葉を使用しておこなうことです。成功している人に共通していることは、自分を肯定しているアファメーションをおこなっていることです。成功している人が、アファメーションをおこなっていないと思っていても、同じようなことを無意識におこなっていると考えられます。こうした正しいアファメーションで脳や潜在意識へ働きかけることにより、夢を掴んだり何かで成功したりすることが可能になるのです。大切なことは、自分を否定せずに、自分を信じて物事に取り組むことです。アファメーションは、費用が全くかかりません。アファメーションを、やるかやらないかだけで、全く人生が変わってきます。また、アファメーションをおこない、すぐに結果が出る人と出ない人がいます。長い期間、否定的に物事を考えてきた人は、その状態が深く脳に記憶されているため、成功までに時間がかかります。しかし、諦めずにアファメーションを実行していくことにより、必ず夢は実現化します。自分に合ったアファメーションにより、夢を実現しましょう。

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  • 03 May
    • ガン判定確率ほぼ100%のガン探知犬による検査について

      ガンによる検査には、さまざまな方法があります。例えば、血液検査やPET検査、レントゲン検査、マンモグラフィー、触診、テロメスキャン、CT検査、喀痰細胞診、内視鏡検査などです。近年では、最新医療として、線虫を使用したガン検査を実用化に向けて進んでいるベンチャーもあります。線虫は、1滴の尿からでも、95.8%の確率でガンの有無を診断できるそうです。なぜなら、線虫は「ガンの匂いに引き寄せられる性質」があるのだそうです。そして、犬にもガンの匂いを嗅ぎ分ける能力が備わっています。犬には、人間の100万倍といわれる嗅覚を備えていることは、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。そして、近年では、犬の嗅覚によるガン判定をおこなう検査法が確率されています。今回は、ガン判定確率ほぼ100%のガン探知犬による検査について解説します。犬の嗅覚ご存じのとおり、犬には人間をはるかに凌ぐ嗅覚を備えています。犬の嗅覚は、犬種によっても違いますが、人間の約千倍~1億倍あるといわれています。犬は、花や化学物質など、犬自信にはどうでもいい匂いには鈍感だといわれています。その反面、犬が「生きていく上で重要」だと判断した匂いに対してはとても敏感になります。例えば、犬が匂いに対して敏感なものは、動物が発する炭素原子を含む有機物全般に対してです。その能力はとても高く、犬は空気中に漂っている匂いの分子濃度が、100万分の1でもかぎ取ることができるといいます。残念ながら、我々人間には、このような能力を有していません。しかし、なぜ犬には、これほどまでに発達した嗅覚を持っているのでしょうか。犬の鼻は、人間や牛、馬などの哺乳類が有する鼻の穴(外鼻孔、がいびこう)の形と少し形状が違っています。多くの哺乳類が有する鼻の穴の形状は、円形や楕円形です。ところが、犬や猫などの動物は、鼻の穴の横に切れ目があります。犬をよく観察して見ていると、鼻をヒクヒクさせていることがわかります。この動作は、犬は正面からだけでなく、鼻の横からも空気を取り込んでいるのです。また、犬の鼻の中央には、「上唇溝(じょうしんこう)」と呼ばれる一直線の溝があります。この溝があることにより、犬は毛細血管から常に水分を蓄えることが可能になります。そして、水分を蓄えている上唇溝が、匂いの分子を吸着して犬の嗅覚が向上しているのです。さらに犬の鼻の表面には、「鼻鏡(びきょう)」といわれる細かい溝があります。鼻鏡は、上唇溝で蓄えられた匂いの分子の感度を高める役割を担っています。犬の鼻の中には、温度センサーとなるものがあり、気化熱の左右差を感知して風邪の吹く方向を即座に理解する能力も備えています。ただし、警察犬や災害救助犬などで活躍する犬は、夏場になると嗅覚が約40%も落ちるといわれています。これは、熱中症にならないようにするため、常に体温を下げる「パンテイング」という口呼吸をおこなうためです。犬と人の嗅覚の違い私たち人間も、犬と同様に鼻腔内に「嗅上皮(きゅうじょうひ)」と呼ばれる粘膜層を有しています。嗅上皮の中に、匂いを脳へ伝える「嗅細胞(きゅうさいぼう)」があるため、動物は匂いを理解することができます。ただし、人間の嗅上皮は、約3~7平方CMととても小さく、1円玉~10円玉程度の面積分しかありません。この面積による嗅細胞の数は、約500万個です。これに対し犬の嗅上皮は、犬種により差がありますが、約150~390平方CMと人間の約50倍以上もあります。これは、お札1枚分くらいに相当する面積になります。この面積から嗅細胞の数を計算すると、約2億2千万個にもなり、人間との差は明らかです。さらに犬には、匂いを嗅ぎ分ける階層化があります。この犬の能力は、さまざまな匂いが入り交じっていても、別々の匂いとして、さまざまな匂いを嗅ぎ分けることができるのです。例えば、カレーには、たくさんの香辛料が入っています。ターメリックやカルダモン、クミン、ペッパーなどです。これらの香辛料を個別に嗅ぎ分け、さらに玉ねぎや人参、肉類、ヨーグルト、豆類、芋などの具材まで嗅ぎ分けることが可能なのです。この優れた犬の嗅覚能力を生かして、今まで犬を捜査や救助などで活躍させてきました。犬の犬種では、嗅細胞が低い犬はダックスフンドで、約1億2500万個といわれています。ビーグル犬やジャーマンシェパードは、約2億2500万個で、犬の中でもっとも嗅細胞があるといわれる犬はブラッドハウンドで約3億個になります。人間の嗅細胞は、最低のダックスフンドの約50分の1しかありません。病気と匂いの関係実は、「病気には匂いがある」という事実をご存じでしょうか。えば、一番分かりやすいのは口臭です。深酒をすると、吐いた息から、熟した柿のような匂いを発します。また、吐息だけでなく、身体全体からお酒の臭いを感じます。ニンニクをたっぷり使った餃子を食べた後は、口臭や体臭がニンニク臭くなります。そして、アルコールやニンニクだけでなく、病気になっても匂いを身体から発しているのです。古くは、ヨーロッパでペスト(黒死病)が蔓延したときには、イギリスの哲学者であるフランシス・ベーコンが「腐った柔らかいリンゴのような匂い」と書物に書き残しています。病気になると、体内でさまざまな物質が化学的に合成され、その成分が血液に乗って全身を回り、吐息や汗、尿などに混じるため体臭として匂うのです。つまり、吐息や体臭は「病気や身体の変化を知らせるサイン」になります。日本では、明治時代までは、当たり前のように「嗅診(きゅうしん)」がおこなわれていました。なぜなら、現代と違い、当時までの医療には病気を見抜く検査機器がなかったからです。その当時の医師は、嗅診も一つの「病気の重要な手がかり」として診察に使っていたのです。それでは、病気になると、どのような匂いがするのでしょうか。例えば、糖尿病を患うと、「甘い匂い」を身体や吐息から発するといわれています。甘い匂いは、糖尿病の初期段階の匂いで、病気が進行すると甘酸っぱい匂いに変化するといいます。その理由は、第一に、糖尿病が進むと糖がうまく代謝されなくなるからです。すると、糖の変わりに脂肪をエネルギー源として消費されるため、匂いが甘酸っぱく変化します。脂肪を代謝すると、体内では「ケトン体(アセトン)」と呼ばれる物質が生成されます。ケトン体の匂いは、「ケトン臭」といいます。このケトン臭が体内で発生するために、吐息や身体から甘酸っぱい匂いが感じられるのです。同じように、甘い香りがする病気には「メープルシロップ尿症」という乳児がかかる病気があります。乳児の尿や汗などから、メープルシロップのような匂いがするため、この名前が付けられました。母親が、この匂いをメープルシロップのように感じるために付けられた病名です。これは、体内でアミノ酸を代謝する酵素が働かないために症状が起こります。そのため、早めに処置をしないと、命に関わることがあります。また、胃の病気では「酸っぱい匂い」「卵の腐った匂い」を感じ、腎臓の病気では「アンモニアのような匂い」を感じるようです。肝臓の病気では「ドブのような匂い」で、痛風では「古いビール臭」を感じるといわれています。便秘がひどい人は、身体から便臭がします。これは、便の匂い成分が血液に乗って全身に回り、毛穴から汗で匂い成分が流れるためです。また、口臭で便臭がする場合は、腸内のガスが胃や食道、気道へと上昇して出るためです。これらの匂いは、昔からの経験値を元に言い伝えられてきたものが多いようです。犬によるガン探知ガンの手術を専門におこなう外科医は、手術で患部を開いたときに、ガン特有の匂いを感じるといいます。また、医師や看護師はガン病棟を訪れると、特殊な匂いを感じることがあるそうです。例えば、硫黄や化学調味料、新緑などの匂いと表現する人もいます。この匂いを、嗅ぎ分けられるように訓練された犬が「ガン探知犬」です。大学などの研究機関によると、ガン探知犬によるガン探知の感度はとても高く、早期ガンや高度異形性などにも反応するようです。中には、現代のガン検査で発見が難しいステージゼロの膵臓ガンや、血液のガンである白血病も見つけたという研究報告があります。このガンの検査では、吐いた息(呼気)だけで、ガンを早期発見する検査法になります。2015年では、ガンと診断された人は約100万人で、そのうち37万人の人がガンで亡くなっています。現在の日本のガン検診率は約35%です。10年前と比べると、10%の増加率ですが、先進国の中で比べると日本でのガン検診率が低いのが現状です。検診を受けない理由は、時間がなかったり費用的に高かったりする問題、ガンが分かることへの恐怖感などです。他には、いつでも医療機関を受診できることや検査場所が遠い、ガンの見落としなどの不信感などさまざまです。犬によるガン検査は、息を吐いて検査するだけのため、検査の痛みやストレスもありません。また、息を吐くだけなので、簡単に検査が可能になります。山形県金山町では、いち早く「ガン探知犬」による検査をおこなうようです。金山町の最上地域では、胃ガンによる死亡率がとても高いことが背景となり、ガン探知犬による検査を進めているようです。同意を得た検診受診者の尿を採取して冷凍して、日本医科大千葉北総病院でガンの有無を判定します。判定結果は、検査後の約3ヶ月後に分かるようです。同病院では、2010年から外科学の宮下正夫教授が中心となり、犬によるガン検査の研究を進めてきたようです。現在では、ガン探知犬が5匹いて、いつでもガン検査できる状態だといいます。また、検査データから、ガンの種類の絞り込みも可能になると利点を挙げられます。このように、ガンの最新検査法として、犬による鋭い嗅覚を使ったガン検査が進められています。こうした取り組みにより、ガンの早期発見につながり、人々が元気で暮らせるための対策や予防、医療費削減にもつながるのです。

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  • 01 May
    • 脳科学におけるスコトーマの外し方

      医学や心理学などで使用される「スコトーマ」という言葉があります。スコトーマの意味は、「心理的盲点」「認知的盲点」のことです。今の自分に満足できずに、変わりたいと思っているのに変われなかったり、何らかの成功を収めたいのにどうしたらいいのか分からないことがあります。それには、自分にスコトーマがあることが考えられます。スコトーマを外すことができると、さまざまなことに気付けるようになり、成功を収めることが可能になります。今回は、脳科学におけるスコトーマの外し方について解説します。スコトーマとはスコトーマとは、眼科医などで医学的に「目の構造上どうしても見えない暗点のこと」を表現した医学用語のことです。近年では、心理学用語としてもスコトーマが使用されることが多くなりました。スコトーマは、もともとギリシャ語が語源になります。認知科学者の苫米地英人博士は、スコトーマを「心理的盲点」として使用され、数々の著書で解説されています。スコトーマは、視覚から得た情報だけでなく、聴覚や触覚など全ての五感から得た情報により起こります。私たちは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)から受け取った情報を、脳が認識して物事を判別します。そして、新たに得るこれら五感の情報は、今まで過去に受けた「情動記憶(じょうどうきおく)」と新しい五感で得た情報を統合して脳が認識します。私たちが見ている世界は、人により全く異なり、隣の人が自分と同じように何かを見ていたとしても見えているものは全く違います。これは、人間一人一人の重要度や、緊急性が高いもの以外を見ようとしない脳の仕組みにより起こる現象です。脳は、複雑な認識作用があるため、もし自分にとって有益な情報を五感から得たとしても、必ずしも自分が満足する情報として捉えているとは限りません。なぜなら、新しい情報を過去の自分にとって不快な情報や、ネガティブな情報とつなぎ合わせて認識することもあるからです。前述した苫米地英人博士は、著書の「残り97%の脳の使い方」で説明します。苫米地博士は、「人は重要なものしか見えない」「人は見る準備をしているものしか見えない」「一つの情報に集中してしまうと、他の情報が見えなくなる」といいます。この見えているようで見えていない例えを、時計で考察してみましょう。多くの人は腕時計を、デザインやメーカー、値段などを考えて購入します。時計のデザインは、購入理由の重要なポイントになりますが、多くの人は購入後デザインをあまり覚えていません。試しに自分で時計を見ずに、デザインをイメージしてみましょう。多くの人は、自分の時計のデザインを正確に答えることはできないでしょう。なぜなら、時計は時間を見るものであり、デザインを見るものではないからです。つまり、我々の脳は時計を見るときに時間を見るための、時間を表す針しか見ていないのです。そして、それ以外の情報を脳は排除しています。これは、脳の機能上から起こることで、多くの人は物事を一つの側面でのみしか捉えることができていません。もちろん、時計に限らず、あらゆる物事に対して脳はそのように判断しています。この心理的盲点のことを「スコトーマ」といいます。私たちは、今ある現状が楽な環境で慣れ親しんだものであり、その状態を重要だと判断します。例えば、毎日しゃべっている日本語は慣れているため、脳は重要だと判断します。ところが、知らない外国語は慣れていないため、あまり重要だと判断しません。このように、自分にとって、心地良く慣れ親しんだ現状の状態のことを「コンフォートゾーン」といいます。言葉だけでなく、食事や家族、友人、学校、会社などで進む、全ての空間がコンフォートゾーンになります。私たちは、この慣れ親しんだ現状(コンフォートゾーン)の中にいると、見えないこと(見えていないこと)がたくさんあります。このコンフォートゾーンの中に居るととても心地良いため、コンフォートゾーンの外側はスコトーマにより見ることができません。これは、我々が持っている「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」という現状を維持する機能によるため、自分が作ったコンフォートゾーンから抜け出せないのです。通常、恒常性維持機能は、心臓や内臓を無意識に動かす機能として医学的に使われる言葉です。しかし、私たちが現状を維持しようとするコンフォートゾーンなどの心理的機能としても使用され、同じことがいえます。おかしなことに、コンフォートゾーンは、自分が嫌だ(自分には必要ない)と思っていても起こる現象です。例えば、「私はお金がなく貧乏だ」といっている人は、自分にはお金がなく貧乏だという「自分のコンフォートゾーン」を作ってしまいます。例えば、小さなときから貧乏な環境で育つと、知らず知らずのうちに「私はお金がなく貧乏だ」というコンフォートゾーンを幼少期から作ってしまうからです。また、お金に限らず、愛や友情など、全ての物事に対してそれぞれの自分のコンフォートゾーンを作ります。そして、恒常性維持機能により、その状況からなかなか抜け出すことができません。しかし、コンフォートゾーンが崩れることにより、それまでスコトーマで見えなかったさまざまなことが見えるようになります。コンフォートゾーンが少しズレて、スコトーマが外れることにより、成功した自分のゴールに近づくことができるようになるのです。RASについて前述したとおり、スコトーマは「心理的盲点」であるということを説明しました。私たちの脳は、自分にとって重要だと判断したものは、その情報を脳内に通します。逆に、重要ではないと判断した場合には、その情報を脳の無意識のフィルターシステムにより遮断します。このフィルターの役割をする機能のことを「RAS(Reticular Activating System)」といいます。日本語では、「網様体賦活系(もうようたいぶかつけい)」といいます。この名前は、脳が何らかの情報を察知したときに、脳を編み目のように覆ったネットワークシステムが脳の部位を選択して活性化することから付けられました。実際には、RASは脳幹の基底部にあるといわれています。私たちの脳は、五感から受け取ったさまざまな情報を、必要か必要でないかの2つに振り分けます。この働きは、短期記憶の海馬(かいば)と、長期記憶の側頭葉(そくとうよう)による脳の働きにより振り分けがおこなわれます。この働きはとても重要で、私たちの脳は日々たくさんの情報を得ていますが、脳をいつも最適な状態にするためにおこなわれている大切なシステムです。このシステムは、何かに集中したときにより発揮します。例えば、勉強やスポーツなどに集中していると、それ以外には意識が取られずに集中していることがわかります。また、このシステムがあることにより、脳の情報処理能力が壊れずに毎日を平穏に生活することができます。脳はとても優秀な情報処理能力がありますが、もし全てのことを何でも理解していたとすると、脳がパンクしてパニックになってしまいます。RASが脳内で機能していることにより、自分にとって余計な情報を遮断してくれるため、私たちは落ち着いて安定した生活を送ることができるのです。しかし、RASが機能し過ぎることにより、スコトーマが起きている可能性があります。もしかして本当は、自分にとって有益な情報がRASによって遮断された情報の中にあるかも知れないのに、RASにより情報が遮断されていることが考えられます。RASとスコトーマは関係が深く、RASには良い面も悪い面もあるといえます。例えば、自分が、「お金持ちになりたい」「歌手になりたい」「女優になりたい」と思っているとします。しかし、「そんなことは無理」「自分にはできない」と自分で勝手に思いこんでいると、スコトーマによりこれらのゴールを達成することはできません。たとえゴールを達成するための方法や人脈、リソースなどが目の前にあったとしても、スコトーマにより見えなくなっているのです。人は、自分の思いこみや隔たった信念、固定観念などにより物事を見ているため、自分にはできないと思っている人が多くいます。スコトーマを作る固定観念今の自分は、過去における親の教育や学校での教育、メディアなどから、自分が正しいと思った情報を選択して作られた固定観念を持っています。「私は~と思う」「私は~が正しい」という観念のことを、「固定観念」といいます。固定観念は、心理学などで使われる用語です。心理学では、「人が何かの考え・観念、信念などを持つときに、その考えが明らかに過ちであるか間違った認識をしている場合に、他人が説得や説明をその人におこなったり状況が変わり間違いなどが明らかになったりした場合でも、その本人が考えを訂正することがない観念」と定義されています。また、先入観とは「あるものに出会う前に、他者からの情報や知識などにより、あるものに対して間違った認識をしてしまうこと」になるため、少しニュアンスが違ってきます。ただし、先入観が固定観念になることもあります。間違った物事を、自分では正しいと無意識に理解し定着しているために、正しい物事の情報が自分に伝わっても否定してしまうのです。こうした強い固定観念を持っていると、物事をみる視野が狭くなり、本当は見えている物事が見えなくなるスコトーマを作ってしまいます。自分の固定観念を外すには、なるべく物事に対して柔軟な思考を持つことです。今まで正しいと思っていたことを変えるわけですから、最初は大変かもしれません。しかし、固定観念が外れるようになると同時にスコトーマが外れて、さまざまな物事が見えるようになります。最初に、固定観念を外す作業は、今まで正しいと思っていた物事を「本当に正しいのか」疑ってみましょう。疑うということは、全てを否定するということではありません。今まで正しいと思っていた過去に感じた情動記憶を、自分なりに一旦整理して、修正していく作業をおこなうことです。下記に、自分に対して自問自答する質問を記述しました。・今の自分の生き方は、本当にあなたがやりたかったことですか?・今の仕事は、本当に自分がしたかったことですか?・あなたの趣味は、本当にやりたいことですか?・あなたの○○は、本当にあなたに必要なものですか?・本当に○○を好きですか?・本当に○○は、間違っていますか?・あなたが今おこなっている○○は、本当に必要なことですか?・あなたが今信じている○○は、本当に信じられるものですか?○○には、自分で思うことを入れて考えてみましょう。ただし、自分が怒っていたり心配していたりするときには、本当の答えが見えません。自分に対して自問自答するときには、心を落ち着かせた状態でおこないましょう。例えば、深呼吸をおこなったり、瞑想をおこなったりしたあとで心を落ち着かせて自問自答するのです。自分が落ち着いた状態で自問自答をおこなうと、今までおこなっていたことは自分の意志でおこなっていたわけではなく、誰かに(家族や友人、上司、恋人など)勧められておこなっていたことに気付くこともあります。そして、本当に自分がやりたかったことを見つけたら、そのことをやり遂げて成功している自分をイメージする「アファメーション」をおこないます。アファメーションは、「宣言する」という意味合いもありますが、強くイメージするといった方がわかりやすいようです。アファメーションすることが、コーチングでいう「ゴール設定」をすることにつながります。アファメーションを日々おこなっていると、自分が今後何をおこなっていけばいいのか気付けるようになります。そして、今まで間違っていたことを改善できるようになり、自分の意志で物事を進められるようになります。さらに、自分で勝手に作っていた固定観念から自然に解放されて、スコトーマも外れていきます。自分のスコトーマとは前述したとおり、スコトーマとは自分の過去に植え付けられた教育や情報などの「強い情動記憶」で作られた固定観念による心理的盲点のことです。それにより、いくら「今の自分を変えたい」と思っても、自分を簡単に変えることができません。それは、スコトーマにより、成功している自分やそのための物事が見えなくなっているからです。それでは、どのようなときにスコトーマが生まれるのでしょうか。スコトーマが生まれる状態について、下記に記述します。・自分が「~しなければいけない」と思っているとき・自分がやりたいと思っているのにやらない(できない)とき・自分がやりたくないこと(勉強や仕事など)をやっているとき・自分が「居心地が悪い」と思う空間(勉強や仕事、友人、場所など)にいるとき・自分が恐怖感や不安感を持っているとき・自分が楽しくないと思っているとき・自分がストレスを感じているときこのように思っている時には、身体が緊張状態になるため、自律神経の交感神経が優位になっています。すると、身体の緊張状態からRASが強く作用してスコトーマが生まれ、自分が気付きたいと思っていることが気付けなくなります。アメリカの心理学での研究によると、人は1日約6万回思考するといわれています。さらに、そのうちの約4万5千回(約80%)がネガティブなことを考えています。そして、次の日に考えることの約95%が、前日に考えていたことと同じことを考えているといわれています。前述したスコトーマが生まれる状態とは、全てネガティブな状態で起こります。つまり、自分がネガティブな状態でいる限り、スコトーマがずっと作られた状態でいることになります。このような状態が生まれるのは、人間は記憶力が優れた動物であることも要因になります。しかし、スコトーマがずっと作られた状態では、成功することができません。スコトーマが作られるネガティブな状態から、スコトーマが外れるポジティブな状態にするには、前述したネガティブなことを忘れる「忘却力」が必要です。ただし、ネガティブなことが全て悪いわけではありません。ネガティブな状態が起きるようになったのは、原始時代まで遡ります。原始時代では、危険な猛獣などが身近に存在しているため、常に危険と隣り合わせの状態で生活していました。そのため、外敵から自分の身を守るために、ネガティブ情報を脳でしっかり察知する必要があったのです。つまり、原始時代で培った人間の危機管理能力が、現在でも発揮されているのです。その方が生き残りやすく、私たちの遺伝子の中で脈々と受け継がれているのです。記憶には、長期と短期の2種類の記憶があります。この違いですが、短期は約20秒で記憶が消えるといわれています。それに比べて長期は、文字通り長い期間記憶として脳に刻まれ続け、さらにネガティブな記憶情報は長期記憶されてしまいます。つまり、私たちの脳は、ネガティブなことばかり脳に記憶する機能を有しています。特に、記憶力のいい人は、ネガティブ思考が強いといわれています。脳の危機管理能力発揮や記憶力の観点から考察すると、危機を回避するためのネガティブ思考は、必ずしも悪いとはいえません。安全に生活して生きるためには、とても重要な機能です。ただし、あまりにネガティブな状態が続くと、不安やストレスが溜まりすぎて脳に長期記憶されてしまい問題となります。そのために、ネガティブのことを忘れるための「忘却力」が必要なのです。言語学者の外山滋比古氏は、「頭をよく働かせるには、忘れることが極めて大切である」といいます。そのためには、さまざまなことを「メモする」ことが忘れるポイントになるそうです。外山氏は、何らかの情報をメモして書き留めることにより、「メモに書いたので、もう記憶しなくていい」と脳が安心して忘れることができるといいます。歴史上、有名な発明家などのアインシュタインやエジソン、ダーウィン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ナポレオンなどは、メモ魔だったといわれています。そのため、彼らの脳は、いつでもクリアな脳状態でポジティブ思考だったため、数々の成功や発明を修めることができたと考えられます。自分のスコトーマを外すには、ネガティブな状態からポジティブな状態に変えることも重要です。スコトーマの外し方・コンフォートゾーンを広げる前述したとおり、コンフォートゾーンとは「自分が楽でいられる心地良い領域(空間)」のことです。この中では、恐怖感や緊張感を感じることがなく、自分が自然に行動できるために楽で居られます。そのため、人は、なかなかコンフォートゾーンから出ようとしません。しかし、コンフォートゾーンの中にいると、スコトーマを外すことが難しくなります。コンフォートゾーンが少し広がり、コンフォートゾーンが崩れることにより、今まで見えなかったことが見えてくる「気付き」を得られるようになります。コンフォートゾーンが広がることにより、さまざまな考え方やものの見方が柔軟になり、発明やアイデア、発想力がぐっとアップするため、自分の定めたゴールに近づくことが可能になります。つまり、コンフォートゾーンが広がることで、スコトーマが外れることになるのです。自分の中にある強い固定観念と、自分のコンフォートゾーンは深く関係しています。これらを崩すには、ネガティブなことよりも、ポジティブなことを考えたり想像したりすることが必要です。例えば、「嬉しい」「楽しい」「気持ちが良い」などの思考や情報は、全てポジティブなことなので、脳は自然に受け入れてコンフォートゾーンが広がることにつながります。そして、コンフォートゾーンを広げるためには、最初に「自分が何をやりたいのか」を気付きましょう。下記に、スコトーマの外し方について記述します。朝から積極的に身体や頭を動かす京都大学名誉教授の久保田競氏は、著書の「脳にいい生活」で、脳にいい生活について説かれます。久保田氏は、7時間眠ると自然に目が覚めるリズムができているそうです。もし、すっきり目が覚めないようなら、日光を浴びたりシャワーを浴びたりする。また、運動したり歯を磨いたりして、自分で「脳が目覚める工夫をすること」が大切だといわれます。そして、「朝に積極的に身体や頭を動かすこと」を勧めています。例えば、運動や勉強、草取り、洗車など、脳や身体を動かすことならなんでもいいそうです。ただ朝起きて、「ぼーっとしているだけ」のようなことは止めた方がいいそうです。また、朝食にカレーを食べることも推奨されています。カレーには、頭の働きをよくする成分が多く含まれているため、記憶力を高める効果に期待が持てるといいます。カレーを主食とするインドなどでは、アルツハイマー病になる人が少ないという報告もあるようです。さらに、久保田氏は、運動の中でも特に「ジョギング」を勧められます。久保田氏は、46歳から30年以上走り続け、ジョギングを始めて1年で18kgのダイエットに成功したそうです。現在でも、1日10kmを目標にジョギングをおこなっているそうです。久保田氏は、「頭をよくする」ことを考えて、ジョギングをおこなっているそうです。人間の行動の9割をコントロールしている脳の箇所が、頭の前面に位置する「前頭前野」です。前頭前野は、「脳の最高司令塔」ともいわれ、前頭前野を鍛えることが頭をよくすることにつながります。前頭前野を鍛えるには、勉強などで考えたり物事を判断したりするだけでなく、身体を動かすことでも活発に活動することが脳科学分野でかっています。こうしたことを考慮して、久保田氏は30年以上もジョギングをおこない、前頭前野を鍛えているのです。久保田氏は、研究に行き詰まると、よくジョギングして考えるといいます。すると、久保田氏は、ジョギングの最中にいいアイデアが浮かぶといわれます。これは、ジョギングの最中にさまざまな景色や音などが目や耳から情報として得られて、以前に見たものと現在見ているものを比較するなどして脳が活性化されるために、いいアイデアが浮かぶといいます。もちろん、ジョギング以外にも、ウォーキングや水泳、ダンス、武道、体操など、どのようなスポーツでもいいそうです。スポーツだけでなく、料理や掃除などで身体を動かすことも脳の活性化につながります。大切なことは、自分の意志で積極的に身体を動かして脳を活性化することです。脳が活性化することにより、さまざまな気付きを得られるため、スコトーマが外れてコンフォートゾーンが広がります。朝から歌を歌う運動が苦手な人は、朝から歌を歌うことも脳の活性化にいいといわれています。朝から、音楽を聴きながら歌詞やメロディーを理解して、歌を歌うことでも脳が活性化されるといいます。また、音楽に慣れてきたら、音を聴かずに自分の声だけでメロディーやリズムを考えて歌う方が、音楽を聴きながら歌うよりも脳が活性化されます。また、ピアノなどの楽器を使用しながら歌を歌えば、さらに脳が活性化されます。指先と脳は、とても密接な関係があるため、飛躍的に脳の活性化が進みます。歌を歌うことは、言語能力の向上にもつながるといわれています。そして、歌うことは中高年だけでなく、子供の能力を伸ばすことにもつながります。そのため、音を聴いて理解することは、外国語の習得にも役立ちます。また、外国語だけでなく、発明力や想像力も身につくため、声を出しながら手を動かす動作をおこなうことを積極的におこないましょう。また、スポーツでも歌でも、楽しくおこなうことが重要です。前述したような、ストレスを感じて物事をおこなっていると脳に悪影響を与えるため、スコトーマが外れません。脳がストレスを長時間受けると、記憶力の低下や脳機能の低下が起こることが研究により報告されています。しっかりと睡眠を取り脳を休息させて、朝から身体や脳を楽しく働かせることが、スコトーマを外す最善の方法になります。自分の行動を変えるコンフォートゾーンについて、「自分が楽でいられる心地良い領域」と説明しました。普段の生活で慎ましい生活をして、スーパーの安売りで食品を買ったり外食を避けたりしているのであれば、今までと全く違うことをすることもコンフォートゾーンがズレることになります。例えば、スーパーでの安売りの買い物を百貨店で高価な食材を買ったり、積極的に高級なレストランなどで外食したりします。なかなか金銭的に厳しい面もありますが、もし自分が起業して成功したいと思うのであれば、こうしたことをおこないさまざまな分野で「自分が成功している姿をイメージする」ことも必要です。そのために、わざと高価な食材を購入したり高級なレストランで食事したりして、成功者と同じような行動をおこなうのです。これは、前述した「アファメーション」という方法の一例ですが、アファメーションはイメージしたり宣言したりすることです。それを、こうした行動をおこなうことにより、ゴールに近づくことが可能になっていくのです。また、高級な食材で料理したり高級レストランで食事することは、他にも理由があります。それは、高級食材は高い反面美味しく身体にも健康な成分が多く含まれていて、「どうして高級食材が高いのか」気付けるようになります。他にも、高級なレストランで食事することはレストランでの作法やマナーなどの勉強になったり、自分より身分の高い企業のトップなどと知り合いになれたりすることもあります。それがご縁できっかけとなることにより、自分の成功につながることも考えられます。こうした行動が、自分が今まで作っていたコンフォートゾーンを崩して新しいコンフォートゾーンが広がり、さらにスコトーマが外れることになるのです。このように、自分の行動を思い切って変えることも、スコトーマを外すための有効な手段になります。スコトーマを外すことは、自分のコンフォートゾーンが広がるため、さまざまな成功するための気付きを得られるようになります。人間は、好きなことは積極的におこない、嫌いなことはおこないません。しかし、成功するためには自分の仕事や趣味などを一度見直して、「本当に自分が好きなことなのか」考えてみましょう。本当に自分がやりたいことが見つかったら、前述したようなスコトーマを外す行動を積極的におこない、コンフォートゾーンを広げていきましょう。そして、自分の人生を幸せなものに変えていきましょう。誰でも、自分を変えることは可能なのです。

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  • 28 Apr
    • セルフエスティームを高めて人生を豊かにする方法

      あなたは、セルフエスティームという言葉をきいたことがありますか?あまり、ご存じでない方も多いようです。セルフエスティーム(self-esteem)とは「自分の人間としての価値に対する高い自己評価」のことです。直訳すると、セルフは「自分自身」でエスティームは「尊重する」という動詞です。つまり、短く訳すと「自分を尊重する気持ち」のことです。辞典などでセルフエスティームについて調べると「自尊心、うぬぼれ」などと和訳されていることがあります。しかし、セルフエスティームの意味合いは全く違います。うぬぼれとは、「否定的」な言葉であり、前述したような肯定的な意味とは全く違います。セルエスティームとは、本来、肯定的でポジティブな意味合いとして外国では使用されています。これは、日本と外国の文化や礼儀作法などの違いからもきているといえます。現代の日本では、「私はダメな人間だ」「私にはできない」などと、否定的に自分や物事をとらえる人が多くいます。これは、セルフエスティームが低いために起こる感情です。セルフエスティームを高めると、自分に自身がついて、物事をうまく進めることができるようになります。今回は、セルフエスティームを高めて人生を豊かにする方法について解説します。セルフエスティームの重要性セルフエスティームについて、「自分の人間としての価値に対する高い自己評価」と前述しました。また、セルフエスティームとは、他人からの評価に依存せずに自分自身を高く評価することともいえます。他人は、自分のことを、さまざまな視点から評価してきます。もちろん、自分のことを高く評価してくれることなら嬉しいものです。しかし、多くの人は、相手(自分)のネガティブなことを指摘します。例えば、自分の上司が「お前は、なぜこんなことができないんだ」「お前は、バカだ」などと指摘や評価してきます。こうした評価をいつも受けていると、脳にネガティブな情報が深く記憶されてしまいます。もともと日本人は、謙遜するような文化や教育が、昔から風習としてありました。そのため、いきなりセルフエスティームを高めるといっても、難しい面もあるでしょう。しかし、日本人には「他者へ配慮する」という気配りの精神や文化を持っています。他人を大切にする気配りができる日本人ならば、当然自分のことを大切にしてセルフエスティームを高めることも可能です。もちろん、辞書的な「うぬぼれ」などという否定的な言葉とは、全く意味が違います。うぬぼれが強い人は、独りよがりになるため、他人を見下すような態度をします。うぬぼれが強い人は、一見自身を持って強そうに見えます。しかし、実は自分に自信がなかったり臆病だったりするために、わざと強い態度をとる人が多いようです。つまり、うぬぼれの強い人はセルフエスティームが低く、自分に自信がないのです。他には、自分自身を粗末にする人は「自虐的」とみなされて、他人からの尊敬を得ることはできません。現代の日本では、うつ病になる人がとても多くいます。厚生労働省による精神疾患の患者数は、平成23年(福島県と宮城県の一部を除いた医療機関への受診者の統計)で320万人にものぼります。この内訳は、多い疾患からうつ病、統合失調症、不安障害、認知症などです。そして、うつ病や認知症の患者数が著しく増加しています。元リクルートフェローであり、東京の杉並区立和田中学校で初の「義務教育民間人校長」を努めた藤原和博氏はいいます。藤原氏は、若い人たちに「アイデアを出してほしい」といっても、なかなか発言してくれないといいます。これは、若い人たちのセルフエスティームの低さが理由として考えられます。これは、「自分の未来は明るい」といったポジティブな思考を持つことができないため、自分に自信がないために意見を出すことができないからです。このように、藤原氏は、教育現場の状況について解説されます。こうしたことから、日本におけるセルフエスティームを高める教育や指導をおこなうことが、重要課題とされています。セルフエスティームが低下する原因日本人のセルフエスティームが低下しているのは、さまざまな原因があります。会社では、折角新しく優秀な人材が入ってきたのに、仕事上のパフォーマンスが上がらないことがあります。さらに、近年では入社しても、すぐに辞めてしまう人も多いようです。他にも、メンタルヘルス上の問題を抱えた社員が、多くいる会社もあります。これらの原因は会社だけの問題だけではなく、家庭や友人関係、恋人、普段の生活環境なども、セルフエスティームの低下につながっています。現代の日本企業のあり方は、長い間デフレーションが続いたことも、セルフエスティームが低下する原因として挙げられます。例えば、1997年(平成9年)以降長期で、デフレーションが続き国民の年収が下がりました。その結果、努力しても評価を受けられず、その対価となる年収が減少していることです。こうした結果が、日本人の「セルフエスティームの低下につながっている」といわれています。年収が下がると、比例して婚姻率も低下します。必ずしも、独身者にセルフエスティームの低下が起こるとはいえません。しかし、現実に経済環境が悪ければ、結婚したくてもできないという人が多くいるのが現状です。また、セルフエスティームが低い人はストレスが溜まるために、買い物などに依存することも多く物が増えるといいます。自分のことを嫌いな人は、心が満たされていません。そのため、心が満たされないことを埋めるために、買い物に依存したり不要なものを溜め込んだりしてしまうのです。例えば、誰も持っていない高価なブランド物を買って自分を誇示したり、整形や無理なダイエットで人にアピールしたりすることです。高価な物を持ったり、整形したりして外見が変わっても、自分の心は満たされることはありません。根本的な解決法は、低いセルフエスティームを高く引き上げることです。セルフエスティームが高くなると、心が満たされているため、高価なブランド物や外見などはどうでもよくなることに気付きます。人生を豊かにする高いセルフエスティームそれでは、セルフエスティームが高くなると、何を自分にもたらすのでしょうか。例えば、前述したように、物欲や外見の見た目などはどうでもよくなります。これは、セルフエスティームが高くなることにより、日々の生活で幸福感を得られるためです。また、セルフエスティームが高くなり幸せで自分に自信がつくと、幸福感が伝染したように周りの人にも好影響を与えることになります。幸せそうな人をみると、こちらまで幸せな気分になるのは、この影響のためです。もし、幸せそうな人をみて「ひがむような気持ちになる」のであれば、セルフエスティームが低い証拠です。セルフエスティームが高い人は、感情をうまくコントロールすることができるため、ストレスや怒り、心配事などがあってもうまく対応することができます。そのため、会社や家庭などでも、豊かな人間関係を築くことが可能になります。また、セルフエスティームが高いと、周りの人の感情を読み取ることが可能になります。すると、仕事でも家庭でもうまくコミュニケーションをとることができるため、周りが和やかになり仕事も家庭もうまくいくのです。また、高いセルフエスティームを持っていると、周りから凄い人や包容力のある人とみられて仕事や家庭も円満になります。また、セルフエスティームが高くなると、何らかの失敗が起きたときに失敗や挫折から立ち直る力が早まります。セルフエスティームが低い人は、何か失敗が起こると「ああ、私はもう駄目だ」と勝手に決めつけてしまうことが多いため、なかなか立ち直ることができません。なぜ、セルフエスティームが高い人が立ち直ることが早いのでしょうか。それは、何かの失敗があったときに失敗の中から何らかのプラスの要素を探して、ポジティブな要素として物事をとらえることができるからです。このことを「リフレーミング」といいます。リフレーミングとは、何かの出来事や物事を違う見方をおこなうことにより、意味を変化させて「自分の気分や感情を変えてしまうこと」です。セルフエスティームが高い人は「リフレーミング」ができるのです。そのため、何かの失敗や挫折があると、それを自分の糧にしてさらに、成功するスピードを速めていくことができるのです。セルフエスティームを高める方法セルフエスティームを高めることにより、さまざまな素晴らしい効果が現れるといわれています。成功したい人は、自分でセルフエスティームを高める行動をすぐにおこないましょう。セルフエスティームを高めるには、最初にセルフエスティームを下げている原因に気付くことが大切です。現代では、テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、さまざまな情報が溢れかえっています。しかも、その情報の多くは、事件や災害などを大きく取り上げています。これらの情報は、ときとして必要なものです。しかし、自分にとって「セルフエスティームを下げるネガティブなもの」として、脳に深く植え付けられてしまいます。凶悪犯罪などのニュースは、物事の考え方をネガティブにとらえるようになるため、自分の考え方に大きく影響を及ぼします。また、事件や災害のニュースだけでなく、ドラマやバラエティ番組、情報番組などでも偏った価値観が脳にすり込まれてしまいます。近年の情報番組では、タレントが散歩しながらレストランや商店などに立ち寄り、食事や物品などの評価をします。タレントが「このケーキは美味しいです」というと、そのケーキが欲しくなるように脳にすり込まれてしまうのです。これは、製品やレストランなどの宣伝手法の一つです。インターネットでの宣伝やSNSなどのやりとりでも、他人の共感を得るために、自分自身の感情を抑えて自分の感情と違った内容をSNSなどでアップすることも考えられます。これは、自分の本心とは違うため、ときとしてセルフエスティームの低下を招くことになります。メディアを見たり、インターネットでの情報検索やSNSなどをおこなったりする場合でも、一度止まって「本当に正しいか」考えて行動を起こすようにしましょう。また、これらの情報以外にも、セルフエスティームを下げるものがあります。それは、親や家族、友人などとの関係です。特に、親からの影響は大きく、もしセルフエスティームが低いのであれば「親の育て方」に関係していることが多いようです。もちろん、今の自分が存在するのは、親が手塩に掛けて育ててくれたおかげですから本当に感謝しなければいけません。ただし、親と自分は、別の人格だということも理解しておく必要があります。私たちが生まれて育っていく過程の中で、親や学校の先生などによる教育や価値観は、自然に脳へ植え付けられていきます。例えば、子供が何か失敗したときに「こら、何してるの!この馬鹿者!」などと、何度も怒られていると、セルフエスティームは下がります。また、親や先生に「ちゃんとまともな仕事に就きなさい」といわれて自分の夢を諦めてしまうことも、自分のセルフエスティームが下がる原因になります。もちろん、教育は必要ですが、長い期間怒られたり否定され続けたりすると、ネガティブ感情が脳に植え付けられて「私はダメな人間だ」と無意識に脳にインプットされてしまいます。すると、将来的にセルフエスティームを高めることが大変になります。親は子供に、多くの愛情を注ぎますが、育て方一つでセルフエスティームを下げることもあります。また、親や学校の先生だけでなく、友人や恋人、配偶者なども同じです。例えば、相手の年収が低かったり相手の会社が自分の会社よりも小さかったりするとします。すると、自分の方が上だという捉え方をするため、相手を見下すようなことをすることがあります。こうした考え方は、相手を傷つけるだけでなく、相手のセルフエスティームを大きく下げることになります。また、相手の容姿や家庭環境を自分と比べて、相手を見下すような評価をすることも同じです。何もない状態で、全く対等の人間として相手を尊重することが、セルフエスティームを高める基本ラインになります。私たちは、人格形成ができる大切な幼少期に、親の影響を最も受けやすいといわれています。この時期に、前述したようなことにより心理的に影響を受けると、セルフエスティームが大きく下がります。たとえ子供でも、自分と子供のアイデンティティを切り離して、セルフエスティームを高めるように育てることが重要です。それは、親が子離れできないことにより、自律できずに社会的適応性が形成できなくなるからです。最終的には子供は巣立っていくため、「デタッチメント(detachment、分離や距離をとること)」を考慮して、日々子育てをおこなうことが必要です。下記に、セルフエスティームを高めるための具体的な方法について記述します。自分の素晴らしさを認める前述したとおり、セルフエスティーム(self-esteem)とは「自分の人間としての価値に対する高い自己評価」のことです。ところが、日本人の文化や性質上、自分に厳しくすることを礼儀とするような傾向が日本にはあります。とても素晴らしい日本の文化といえますが、ときとしてセルフエスティームを下げることになります。ある程度、自分に厳しくすることも必要ですが、「自分が素晴らしい存在である」ということを認めて日々を送ることが、セルフエスティームを高める第一歩になります。私たちは、この世に生まれてきただけで素晴らしく尊い存在なのです。自分を認めて、成功するために前進しましょう。日々の生活を改めるもし、自分の生活がだらだらと過ごすような怠惰な生活をしているのであれば、日々の自分の生活を改める必要があります。これは、自分の素晴らしさを認めることと同様に、セルフエスティームを高める重要なことです。いくら、自分を「素晴らしい人間だ」と思っていても、毎日テレビばかり見ていたりゲームばかりしていたりする状態では、自分が成功することはあり得ません。ただし、これらの全てを止める必要はありません。少しだけ余暇の時間を減らして、その分自分が成功するための勉強や読書、行動に移すことをおこなうことにより、確実に成功に向かって前進することができます。どんな成功者でも、何らかの勉強をおこなったり、行動を起こしたりすることにより成功が得られたわけです。今一度、自分の行動を見直して改め、「自分が成功するために何をしたらいいのか」気付くようにしましょう。そのためには、瞑想法や気功法なども有効な手段となります。ゴール設定をおこなう自分の素晴らしさを認めて、日々の生活を改めたら、自分のゴール設定をおこないましょう。何の目的もなく日々を過ごしてしまうと、成功を収めることはできません。先ずは、自分が何をやりたいのか気付くことが重要です。自分のゴール設定をおこなうには、自分の心を落ち着かせて、静かな環境で自分を見つめることがポイントです。それには、前述したとおり、瞑想法や気功法などが有効な手段となります。瞑想により、心を落ち着かせて、自分が何をやりたいのか気付きを得ましょう。そして、気功法により「アファメーション」をおこなって、自分がゴール(成功)している姿をイメージしたり宣言したりします。こうしたことを日々おこなうことにより、成功することが可能になります。このように、セルフエスティームを高めることは、成功するうえでとても重要なポイントになります。前述したような方法を実際におこなうことにより、確実に成功する方向へ向かうことができます。そのためには、先ずは自分自身の素晴らしさを認めることが重要です。セルフエスティームを高めて、自分の人生を幸せなものにしましょう。

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  • 18 Apr
    • 自覚しにくい疲労のメカニズムと対処法

      先日、TBSテレビ系の「ゲンキの時間」という番組で、「脳疲労」のメカニズムについて放送されていました。番組では、春で陽気な季節なのに、疲れが取れなかったり外出したりするのが億劫になるのは「脳に原因がある」という内容のものでした。確かに、この季節になると、春の陽気につられて外出したい気持ちになる人が多くいます。ところが、日頃の仕事や家事などで身体から疲労が抜けない人は、脳から「休みなさい」という指令が出て疲労するために、外出したい気持ちになりません。ひどい人は、身体が動けなくなる人もいるようです。なぜ、そのような状態になるのでしょうか。今回は、脳科学の視点からみた自覚しにくい疲労のメカニズムと対処法について解説します。疲労がわかる時間帯と疲れサイン昨今では、日本人は「働き者」民族であると世界的に認められていますが、日本人の3人に1人が慢性的に疲労しているというデータがあります。つまり、私たち日本人の多くが「仕事のし過ぎ」ということになります。日本疲労学会では、人の疲労について「一般に運動や労力などの身体作業(運動)負荷あるいはデスクワークなどの精神作業負荷を連続して与えたときにみられる、身体的あるいは精神的パフォーマンス(作業効率)の低下現象」と定義しています。疲れを放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞など、命に関わる病気につながるといわれています。そのため、自分の疲労度を日々チェックしておく必要があります。疲労すると、身体の中でさまざまな症状が生じます。例えば、思考力が低下したり、注意力が低下したりします。また、肉体的には頭痛や肩こりがしたり、目がかすんだりしたりすることもあります。では、どの時間帯で、身体に疲労が最も出ていることがわかるのでしょうか。それは、昼でも寝る前でもありません。実は、朝の起床時に、自分の疲労度が最もわかる時間帯になります。寝ている状態のときには、身体は脱力しています。朝目覚めるときに、脱力状態から覚醒するため、その差により身体の疲労度が一番感じられるのです。当然、朝に疲労を感じていれば、仕事やスポーツ、家事などのし過ぎということになります。疲労を感じたときには、仕事などをセーブしたり疲労回復の食材を摂取したりして、身体の回復に努めるようにしましょう。また、疲労が蓄積されたときに、身体から3つのサインが出るといわれています。例えば、仕事などをおこなっているときに、その作業を「飽きる」状態が増えてくることがあります。このときに、体内に細胞を傷つける「活性酸素」が多く増えています。飽きる状態が起きたと感じたときには、違った作業をおこなうようにしましょう。すると、脳がリフレッシュして、再度仕事がはかどるようになります。2つ目のサインは、「あくび」が多く出るようになります。当然、あくびが多く出ると眠くなります。この状態は、脳が「休みなさい」と身体に指令を出している状態です。そのため、その状態で仕事しても、仕事効率などのパフォーマンスが低下してしまいます。このようなときには、少し身体を動かしたり短時間仮眠を取ったりすることで、脳がリフレッシュして仕事に戻ることが可能になります。3つ目のサインは、仕事をおこなっていて「ミスが増える」ことです。ミスが増えると、どうしても仕事効率が悪くなるため、改善する必要があります。例えば、疲れが溜まらない人は、仕事中に「動く」「立ったり座ったりする」「人に話しかける」などの行為を無意識におこなっています。こうした動きは仕事にメリハリを付けるため、身体の疲れが溜まらない疲労予防動作になることと同時に、気晴らしにもなり仕事の作業効率が上がります。「疲れサイン」が出る前に、自分に合ったさまざまな対処法をおこない、仕事などのパフォーマンス効率を上げましょう。疲労のメカニズム疲労には、「肉体的疲労」「精神的疲労」の2つのタイプがあります。どちらも、身体に及ぼす影響は大きく、疲労の原因になります。身体が肉体的にも精神的にも疲労すると、自律神経系に大きな影響を及ぼします。身体が疲労すると、体内では身体をサビつかせる「活性酸素」が多く作られてしまいます。活性酸素は、自律神経などの細胞を酸化(サビつかせる)させるために、身体が疲労してしまうのです。また、活性酸素による影響だけでなく、真面目な人などが陥りやすく交感神経が働き続ける「交感神経空回り型」による疲労が溜まる人もいます。交感神経空回り型の人は、真面目な人や興奮しやすい人、よく緊張する人、責任感や義務感が強い人などに多い疲労のタイプです。仕事を集中しておこなったり、スポーツなどをやらないと気が済まなかったりする人は、気がつかずに疲労が蓄積されてしまうので要注意です。他にも、元気がなかったりボーッとしたりする人が陥る交感神経や、副交感神経の両神経系の活動が低下する「自律神経パワーダウン型」による人もいます。自律神経は、24時間休むことなく働き続けて、内臓組織やあらゆる器官に指令を出し続けます。例えば、運動をおこなうと疲れを感じますが、身体をフルに動かすと脳への負担が大きくなって疲労を感じるようになります。フルに身体を使って運動すると、筋肉や心臓が活発に活動し、それに伴い呼吸や心拍数が多くなります。これらの器官は、自律神経系が深く関与しています。運動により、身体をフルに動かし続けると、脳への負担が大きくなるために疲労が起こるのです。また、「いびき」を多くかく人も、疲労が取れない原因の一つに挙げられます。いびきをかいている状態は、気道が狭くなるために肺に空気を入れる負荷が高くなります。すると、肺に十分な酸素が行き渡らないため、「低酸素呼吸状態」に陥る可能性が高くなります。自律神経は、生命維持のために心拍数を早めて血圧を上げ、酸素供給量を維持しようとします。このため、余計に自律神経の活動を促すために、身体が疲労してしまいます。本来は、睡眠中には自律神経を休める必要があります。しかし、いびきをかくことにより、自律神経が働かなければいけない状況に陥り、結果として身体に疲労が溜まってしまうのです。また、いびきは脳の酸素不足も引き起こすために、睡眠中にも脳が覚醒して運動をおこなっている状態になり、疲労が蓄積されて身体が回復しないのです。活性酸素の影響や、自律神経の影響により疲労が溜まると、やる気が起こらなくなったり思考力が低下したりします。この状態が慢性化すると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす可能性が高くなり、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなります。疲労とマスキングの関係どうして、集中して仕事やスポーツなどをおこなうと止められなくなるのでしょうか。実は、脳の前頭葉に疲労をかき消す作用があることがわかっています。ちなみに、「疲労」と「疲労感」は違うものです。疲労は、乳酸やアンモニアなどの疲労物質が、物理的に体内に蓄積される状態のことです。これに対し、疲労感は、自分が主観的に感じる感覚のことをさします。例えば、仕事を朝から夕方までおこなうとします。自分が得意だったり好きだったりする仕事は、あまり疲労感を感じません。逆に、あまり得意でなかったり嫌な仕事をやらされたりするときには、どっと疲労感を感じることがあります。しかし、実際にはどちらも体内に疲労が蓄積されているのです。問題なのは、前述した「疲れサイン」などの疲労が体内に蓄積されているのにもかかわらず、疲労感を感じなくなってしまうことです。これは、前頭葉の脳内作用によるもので、「エンドルフィン」「カンナビノイド」などの脳内麻薬物質といわれるホルモンが疲労感を隠してしまうために起こる現象です。この作用のことを「マスキング作用」といいます。仕事が終わった後に、リフレッシュしようとして、スポーツジムなどでトレーニングをおこなう人がいます。この行為は、一見ストレス発散になるため、疲れが解消されると思いがちになります。しかし、実際には前述したマスキング作用によるもので、脳内麻薬物質が疲労感をマスキングしているだけです。したがって、トレーニングをおこなった分だけ、確実に体内に疲労は蓄積されています。体内に疲労が多く蓄積されてしまうと、脳内で多くの「ステロイドホルモン」が分泌されます。ステロイドホルモンが多く分泌されると、このホルモンにより血管が老化してしまい、動脈硬化などのリスクが高まるといわれています。また、ステロイドホルモンには、血糖値を下げるインシュリンの効き目を低下させる作用があり、高血糖や肥満などの症状を引き起こすことがあります。さらに疲労が続くと、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病やメタボリックシンドロームになる可能性が高まります。他にも、疲労により免疫機能が低下してガンや心疾患、脳血管疾患などの病気を引き起こすこともあります。慢性疲労症候群疲労が蓄積されると、さまざまな病気を引き起こすことになります。また、慢性疲労とは違い、原因のわからない極度の疲労感が長期間続く病気を引き起こすことがあります。この病気のことを「慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome、CFS)」といいます。慢性疲労症候群になると、身体を動かせない状態が6ヶ月以上にわたり続きます。その結果、仕事や家事などに大きな影響を及ぼすことになります。慢性疲労症候群は、風邪やインフルエンザ、気管支炎などの病気をきっかけに、風邪のような症状がいつまでも続く状態から発症することが多いようです。身体を休めていても症状が改善しなかったり、不眠症や摂食障害などの症状があったりする場合は要注意です。慢性疲労症候群になると、レントゲンや血液検査などの検査をおこなっても、異常が見つからない場合が多くあります。そのときに、慢性疲労症候群と診断されることがあります。慢性疲労症候群は、原因不明といわれる病気です。ただし、少しずつ慢性疲労症候群が起こる仕組みが明らかになっています。体内では、神経系や免疫系、ホルモン系のバランスが常に保たれています。しかし、ストレスなどの影響を受けたときに、神経系のバランスが崩れて免疫系の働きが低下します。すると、通常では悪さをしない「体内に潜伏しているウイルス」が活性化されてしまいます。そのとき、活性化したウイルスを押さえ込むために、過剰に免疫物質が作られるため、脳に影響を及ぼして強い疲労感や筋肉痛などの症状を引き起こすといわれています。慢性疲労症候群の人の中には、特定遺伝子の異常が認められるという報告もあります。慢性疲労症候群の症状は、強い疲労感や筋肉痛、不眠や過眠、頭痛、微熱、喉の痛みなどが起こります。慢性疲労症候群の治療は、対処療法として薬物療法が中心におこなわれます。たとえば、身体の免疫力を高めるために「捕中益気湯」などの漢方薬を服用したり、活性酸素を除去するために抗酸化作用のある「ビタミンC」を多く服用したりします。他には、抗ウイルス薬や免疫調整剤、抗うつ剤、精神安定剤などが使用されることもあります。疲労の対処法身体に疲労を蓄積させないためには、良質な睡眠をとることが重要です。そのためには、副交感神経を優位にすることをおこなったり、疲労を取り除く成分を有する食事を摂取したりすることがポイントです。例えば、副交感神経を優位にするには、お風呂に入ることが有効だといわれています。入浴することにより、血行が促進されるため、体内の疲労物質(老廃物)を体外に放出する作用がありあす。ただし、あまり熱いお風呂に入ると、刺激が強くなるため交感神経が優位になります。そのため、疲労回復による入浴は、38℃~40℃くらいのぬるま湯で入浴することが望ましいといわれています。専門家の中には、入浴には41℃が適温という人もいます。疲労を蓄積させない食事は、まず食べ過ぎないことです。食べ過ぎは、消化管などの内臓活動を活発にさせるために、安眠を妨害するおそれがあります。また、内臓活動が活発化されるために、内臓をコントロールする自律神経の疲労につながります腹八分を目安に、食事を摂るように心掛けましょう。また、2003年に産官学連携プロジェクトで、抗疲労成分を明らかにする実験がおこなわれました。その実験では、抗疲労に最も効果的な成分が鶏の胸肉に含まれる「イミダゾールジペプチド」という成分が高い効果があることがわかりました。イミダゾールジペプチドで抗疲労効果を上げるには、1日あたり200mgのイミダゾールジペプチドを2週間以上摂取することにより、効果が上がることがわかりました。この量は、鶏の胸肉を、1日100gを目安に摂取することです。また、イミダゾールジペプチドは、熱に強く安定しています。そのため、鶏の胸肉を焼いたり蒸したり、茹でたりして食べることができます。鶏の胸肉が苦手な人には、カツオやマグロの赤身や尾ひれなどを摂取して、イミダゾールジペプチドを摂取するようにしましょう。疲労の対処法として、良質な睡眠をとるには、寝るときに強い光を目に浴びないことです。人は、暗くなると眠くなるという本能が備わっています。そのため、夕方以降は、なるべく強い光を浴びないようにすることが重要です。自宅では、照明の強さを絞って寝やすくしたり、間接照明を使用したりして目に強い光を浴びないようにしましょう。また、スマホのブルーライトは光が強いため、夜寝るときにはスマホを控えるようにしましょう。仕事で疲労を蓄積させないようにするには、続けての長時間労働をしないことです。例えば、約40分働いたら5分の休息を取るようにすると、仕事の作業効率が格段にアップします。こうすることにより、自律神経の酸化を遅らせて、疲労が溜まりにくくなります。また、「ゆらぎ効果」といって、光や風などを感じるだけでも、副交感神経が優位になります。仕事で集中していて疲れを感じたときに、ゆらぎ効果を感じることも、仕事効率がアップします。また、エアコンの温度を2時間おきに、1.5℃程度上下させて温度を変化させることも、疲労が溜まらない効果に期待が持てます。仕事などで外出するときには、目の保護のためにサングラスを掛けたりしましょう。太陽光による紫外線は、体内に多くの活性酸素を引き起こします。そのため、安眠を妨害してしまうので、紫外線を目に受けないようにしましょう。他には、脳がリラックスする音楽を聴くことも安眠を誘うため、疲労に対する対処法になります。こうした対処法をおこなうことにより、仕事やプライベートを充実したものにすることが可能になります。

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      テーマ:
  • 17 Apr
    • コンフォートゾーンを抜け出し成功する方法

      あなたは、今現在の現状が心地よく、このまま安定した状態が生涯ずっと続けばいいと思っていませんか?もし違っていて、「もっと何かで成功したい」と思っているなら、その状態を変える必要があります。今の自分の状態を、心地よいと思っている領域(範囲)のことを「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」といいます。例えば、あなたの収入が年収500万円とします。この年収の状態が心地よく、もし年収が1億円になると今までの自分と違うため、あまり居心地がいいと感じられない気がするかもしれません。つまり、無意識の領域で、年収が500万円の状態が心地よいと自分で決めつけているのです。これは、お金だけではなく、ギャンブルやお酒、タバコなどの趣味や嗜好品などの悪い習慣などにもいえることであり、その中から自分が抜け出そうと思ってもなかなか変えられない自分が存在しています。逆に、成功している状態を、自分のコンフォートゾーンとして活躍している人もいます。人間は、全ての物事を、自分のコンフォートゾーンの中でおこなっています。しかし、もし自分が今の現状で満足していないのであれば、現状のコンフォートゾーンから抜け出さなければ成功は望めません。今回は、コンフォートゾーンを抜け出して成功する方法について解説します。コンフォートゾーンとは自分の安全なエリアコンフォートゾーン(Comfort Zone)を直訳すると、「快適な領域」などの意味になります。つまり、コンフォートゾーンとは、自分にとって安全で快適な範囲のことで、不安にならない行動範囲のことをさします。コンフォートゾーンといっても、さまざまな範囲があります。例えば、慣れた仕事や気の合った友人関係、生まれ育った土地、自分の趣味や嗜好、運動、テレビ、ラジオなどです。その中での自分は、とても快適で不安やストレスを感じることはありません。コンフォートゾーンの中では、一国一城の主なために安心しているわけです。そのため、一歩コンフォートゾーンの外に出ると、不安が襲ってきます。例えば、違う仕事や気の合わない友人、違う土地、自分に合わない趣味や嗜好品などです。コンフォートゾーンといっても、広さの定義があるわけではありません。コンフォートゾーンは、前述した状況などに対して、その状況を慣れてしまうために、その中から抜け出せない状態でいるのです。しかし、コンフォートゾーンが広がれば、不安やストレスはなくなるのです。コンフォートゾーンの外に出るポイントコンフォートゾーンから一歩外に出ることにより、自分の安全なエリアが広がります。コンフォートゾーンを、一歩外に出たゾーンのことを「ラーニング(勉強)ゾーン」といいます。ただし、なかなかその一歩を踏み出すことが難しいのが現状です。コンフォートゾーンから、一歩外のラーニングゾーンに出るには、少しずつ出ることが理想とされます。人が、さまざまな物事に集中して作業できる環境とは、どのような状態でしょうか。当然、コンフォートゾーンの安全なエリアにいる中で作業をおこなえば、効率よく作業がおこなえると思うでしょう。しかし、コンフォートゾーンの少し外側に出た状態で作業することにより、実際の作業効率があがるのです。なぜなら、コンフォートゾーンから少し外側に出た状態というのは適度の緊張感を持つために、より集中して作業をおこなうために効率や生産性が上がるのです。例えば、仕事で考えてみましょう。今おこなっている仕事は慣れているため、コンフォートゾーンの中にいる状態です。その仕事の延長線上で、自分の仕事につながる仕事ならば、少しだけコンフォートゾーンの外側にいる状態になり効率が上がります。例えば、パン屋を営業していて、業務拡張のために美味しいケーキを作るとします。パンとケーキは違いますが、類似点はたくさんあります。ところが、パン屋がいきなり不動産の営業でマンションを売るとなると、全く勝手が違うため生産性や作業効率が悪くなります。コンフォートゾーンから、ラーニングゾーンをさらに超えたゾーンのことを「パニックゾーン」といいます。コンフォートゾーンから、あまりにかけ離れたパニックゾーンに出ることにより、不安やストレスが大きくなりずぎて作業効率が一気に低下します。これは、今現在の自分が持っている能力が、あまりにかけ離れたコンフォートゾーンの外側に進むことで、自分の能力を発揮できなくなるからです。そのため、コンフォートゾーンの外に出るポイントは、少しずつコンフォートゾーンから出て作業することです。コンフォートゾーンが成功につながる自分のコンフォートゾーンが広がると、視野が広がるため自分の能力も上がります。しかし、世の中には、なかなか一歩を踏み出せない人が多いようです。少しだけコンフォートゾーンの外側に出ることにより、苦手意識が減って得意なことが増えるために自分の能力も向上します。少しずつコンフォートゾーンの外側に出ることにより、何らかの不測の事態にあっても、余裕を持って対処することが可能になります。長い間、コンフォートゾーンの内側にいると、何かの緊急事態にすぐ対応できず、おろおろしたり頭が真っ白になったりして何もできなくなります。ところが、自分のコンフォートゾーンが拡大することにより、緊急事態があっても不安が起こりにくくなります。コンフォートゾーン拡大により、自分でコントロールすることができるため、うまく物事に対応することが可能になります。また、少しずつコンフォートゾーンの外側に出る作業に慣れてくると、その作業が当たり前のようになるため自分のコンフォートゾーンの拡大が一気に広がります。この作業は、脳にも好影響を与えるため、抽象度を上げて気付きを得ることが可能になります。コンフォートゾーン拡大(抜け出す)の方法コンフォートゾーンを拡大(抜け出す)ことは可能です。何らかの成功を収めるには、コンフォートゾーンから抜け出さなければいけません。コンフォートゾーンから、いきなりパニックゾーンにいかないように、ラーニングゾーンで少しずつ作業を進めます。また、自分が人間的に成長することをおこなうことが、コンフォートゾーン拡大のカギになります。例えば、趣味などでバンジージャンプやスカイダイビング、ラフティングなど、危険さや恐怖感を味わいながらも、終わったあとの達成感を感じるスポーツなどおこなうことがお勧めです。また、仕事でも達成感が得られるようなら、コンフォートゾーンを拡大することは可能です。コンフォートゾーン拡大(抜け出す)について、一人の会社員を例にとって考えてみましょう。例えば、業績の上がらない社員は、いつまでも自分の安全なエリアである守備範囲のコンフォートゾーン内にいます。この会社員が、自分のコンフォートゾーンの拡大をおこなうには、いくつかのポイントが必要です。まず、業績を上げるための「期限と目標」を決めることです。コンフォートゾーンを拡大するためには、最初に期限と目標を定めて、ゴール設定をおこなう必要があります。自分で決めた期限と目標を意識して、イメージや宣言をおこなう「アファメーション」をおこないます。例えば、「私は今月末までに車を10台販売しました。」とイメージしたり宣言したりします。アファメーションは、ゴール達成のためにおこなう素晴らしいな方法です。アファメーションを毎日繰り返しおこなうことにより、自分が何をすれば目標を達成できるか気付きを得られるため、コンフォートゾーンの拡大にもつながるのです。ただし、あまりに急激なコンフォートゾーン拡大には問題があります。例えば、「何としても車を10台売らなければいけない。」といった考え方や方法では、脳が受け付けずストレスとなり、逆に販売意欲が失せて作業効率が低下してしまいます。「~しなければならない。」という方法は、脳は受け入れません。アファメーションの方法は、自らが「~したい」と思うことがポイントです。そのため、彼の販売達成目標は、2台~3台でも十分です。大切なことは、少しずつ目標が達成されて、コンフォートゾーンが拡大できることです。それができれば、初月に車を10台売ることができなくても、何ヶ月かあとに必ずコンフォートゾーン拡大とともに車を10台売ることができるようになります。自分の業績がアップすれば、やる気と販売学習能力が向上し、達成感も得られます。達成感が得られると、脳内快楽物質である「ドーパミン」が脳内に大量に出て、さらにやる気が起こります。この現象は、脳科学的にも証明されていることです。車が売れるか不安ですが、不安をコントロールできるくらいのラーニングゾーンの中で、仕事効率を上げて慣れることにより、コンフォートゾーン拡大につながることになります。焦らずに、少しずつ確実にコンフォートゾーンを拡大していくことがポイントです。コンフォートゾーン拡大が失敗したときコンフォートゾーンの拡大が失敗するのは、安易に拡大スピードを速めることが原因として挙げられます。前述した会社員のアファメーション方法は間違ってはいません。ただし、焦らずに少しずつ目標を達成することがポイントです。たとえ車を10台売れなかったとしても、自分を責めてはいけません。逆に、車を10台売れなくても、「前よりも販売台数が伸びた。やった!」くらいで十分です。もちろん、車を10台売れない原因には、さまざまなことがあるはずです。これも、コンフォートゾーンを少しずつ拡大していくうちに、気付きを得て目標を達成することができます。大切なことは、少しずつ販売実績をあげて、成功を積み重ねることです。コンフォートゾーン拡大が失敗したときには、自分を責めるのではなく、販売過程で頑張った自分を誉めることが重要です。それにより、ふたたびコンフォートゾーンを拡大することが可能になります。多くの人は、コンフォートゾーンを知らずに人生を終えます。居心地のいい自分のゾーンは、悪い習慣も含めてなかなか断ち切ることができません。もし、自分を変えて成功したいと思うのなら、自分のコンフォートゾーンから一歩出て、ラーニングゾーンで仕事や人生を変えることにより自分の成功に近づくことが可能になります。

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  • 15 Apr
    • 県外における脳科学あんしん療法施術会のお知らせ

      ありがとうございます。松島です。各月第4日曜日の午前9時から午後5までの間、県外で「脳科学あんしん療法施術会」を行っています。施術会は、お申し込み者3名以上からのお申し込みになります。日本全国で桜が咲き乱れ、日本人の心を和ませてくれます。とても素晴らしい季節になりました。その一方で、季節の変わり目になると、花粉症以外にも身体の痛みを訴える患者さんが後を絶ちません。あなたは、「痛みは脳が作りだしている」と言う事実をご存じでしょうか?例えば足首を捻って捻挫するとします。この時に「痛い!」と感じるのは脳が感じているのです。より具体的に説明すると痛いと感じたときに患部から「発痛物質」が痛みの信号として脳に届き、その結果として神経が反応して「痛い!」と言う感覚を生じます。痛みは瞬間的に認識するAδ繊維とずきずきする長引く痛みを感じるC繊維により伝わります。20世紀初頭までは、痛みを認識する場所は脳の視床で認識すると考えられていました。20世紀後期に「脳機能イメージング法」という方法により視床以外の脳領域で痛みの関与があることが明らかになりました。例えば、前頭葉や小脳、帯状回、体性感覚野などさまざまな箇所で認識されています。つまり、痛みとは、「脳で痛みの信号を感じたこと」により起こった現象なのです。病院で行われる治療方法は一般的に外科手術のほかに、痛みが出た患部に対して痛み止めの薬を飲ませたり炎症を抑えるなどの処置として湿布を貼ったりします。また、電気療法などの対処療法(一時的な処置)を行います。これらの方法では、表面的に患部に対して反応を抑え込むような処置しかしていないため、痛みが取れるわけではありません。こうした対処療法では、痛みが取れません。逆に、これらの対処療法はときとして、身体を緊張させてしまいます。大切な事は「脳」に「大丈夫ですよ」とあんしんできる信号を送ることなのです。私たちがおこなう「あんしん療法」による優しい施術は、全く痛いことをおこないません。患部に軽く触れたり、動かしたりするなどの軽い施術により、脳に対して「大丈夫ですよ」というあんしんできる信号を脳に送ってあげるのです。それにより、脳は身体に対する防衛反応での命令を却下して身体の緊張を解くようします。あんしん療法により「脳」からの緊張解除の命令を受けた身体は、緊張している必要が無いため、即座に身体の緊張を取り除きます。その結果、痛みがその場で消失するのです。先日もこんな方がいました。参考症例浅野さん◆本日はどのような症状や悩みで来院されましたか?・右肩のズレ、頭痛、耳鳴り、冷え、腰痛等・10代の頃に右肩の脱臼をしてから、身体がおかしくなり20年来悩んできました。次第に悪化して、全身に凝りが回り、身体全体がおかしくなってきました。◆施術を受けてのご感想をお願いします。・20年来悩んでいた事が嘘のようにスッキリしました、一回目の施術でかなり改善出来て、身体も楽になりました。正直言って1回目でこんな楽になるなんて思ってもみませんでした。遠いですが治るまで通いたいです。整骨院や整体にも行きましたが、全く改善出来ず、家につく頃には戻ってまして何の治療か分りませんでしたが、あんしん堂さんの施術は、その場で直ぐ良くなり、ビックリしました。またお願いさせて頂ければと思います。ありがとうございました。あんしん療法」では、「身体の気付き」をおこなう療法です。痛み自体は、殆どがその場で取れてしまいます。それとは逆に、不思議な事に今まで分からなかった他の痛みや張り等が分かる事も有ります。勿論、悪いところがなければ、痛みは出てきません。「何でそんな他の痛みが分からなきゃいけないの?」と思うでしょう。しかし考えてみて下さい。そうした細かい細部の痛み等が分かると言う事は、「全身の身体の状態が分かる」と言う事なのです。また新たに出てきた症状を取り除けば「より完全な健康な状態」になれると言う事です。あなたも身体の気付きを得て、全身楽になりませんか?「あんしん療法施術会」は、全国でご要望があればどこでもお伺いして施術会をおこないます。締切は、各月第1週目の土曜日のお昼12時までになります。最低施術人数を3名とします。(交通費・場合により宿泊費を経費とさせていただきます。)あんしん療法とは、脳に正しい状態を理解させ、○ 元々あった健康な体を取り戻してあげる。○ 自分で自分の体を治すお手伝いをしてあげる。という脳科学療法です。ボキボキ・ごりごり等の強い力を使わずに脳の内部表現を変換させ、身体の自然な反応をうまく利用すれば、痛みはその場で瞬時に消失します。「あんしん療法」は、身体に負担をかけずにより効果的に症状の改善ができる根本療法です。※ 必ず、どの状態で痛みが出ているのかチェックし、その状態で痛みが取れたか確認し、全ての痛みを取り除きます。 痛みや張り、痺れのみならず、内臓の不具合、花粉症、頭痛、 ストレス、躁鬱病、脳疾患、自律神経失調症など様々な症状に対応します。 どの様な症状でもお申し付け下さい。お申し込み順により締切とさせて頂きます。お早めのお申し込みをお待ちしております。【脳科学あんしん療法施術会 詳細】・日程:毎月第4日曜日 午前9時~17時・開場:開場 午前8時半 ・場所 指定された各都道府県会場     ・施術料 ・初診料 2000円 ・施術料 1万5千円仰向け、座位、立位、何かの動作時での痛み、内臓、花粉症、自律神経系等全ての施術受付人数 3名以上*別途 指定場所までの交通費・宿泊費がかかります。 お申し込み順により締切とさせて頂きます。お早めのお申し込みをお待ちしております。持ち物:リラックスできる柔らかい服装・素足はNG     靴下を準備・頭に敷くタオルあんしん療法施術会お申し込みご希望の方は、・お名前:・フリガナ:・郵便番号:・住所:・職業:・携帯番号:・メールアドレス:を info@nag-a.jpまでご連絡下さい。募集順により締め切りとさせて頂きます。御不明点がございましたらお気軽に御質問いただけますと幸いです。遠方から来られる方もいらっしゃると思います。どうぞお気をつけてお越し下さい。その場で楽になって、元気になりましょう。脳科学あんしん療法代表 松島弘之

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  • 14 Apr
    • ゲシュタルトと能力の関係

      あなたは、ゲシュタルト(Gestalt)という言葉をご存じでしょうか。少し難しいと感じるかも知れませんが、ゲシュタルトとは辞書的には「知覚現象や認識活動を説明する概念で、部分の総和としてとらえられない合体構造に備わる特有の全体的構造や形態」のことを指します。簡単に説明すると、一つの漢字は、いくつかの字で構成されています。それにより漢字が成り立ちます。しかし、それぞれ一つずつの字を見ていても、一つの漢字を認識することはできません。一つの漢字がまとまったものとしてとらえる必要がでてきます。つまり、漢字を一つのゲシュタルトと見なすことにより、漢字として認識できるわけです。私たちは、さまざまな物事の部分部分を見て物事を捉えていると思いがちです。ところが、あらゆる知覚領域において、ゲシュタルト的認識をおこなっているのです。つまり、物事が見えているようで見えていないのです。何となく、難解な用語で理論的に難しいと思うかも知れませんが、ゲシュタルトは仕事やコミュニケーションなどの能力と大きな関わりを持っています。今回は、ゲシュタルトと能力の関係について解説します。ゲシュタルトとは前述したとおり、ゲシュタルト(Gestalt:形象、形態)とはドイツ語で、ゲシュタルト心理学における「知覚現象や認識活動」を説明する概念です。ゲシュタルトは、前述したとおり「部分の総和としてとらえられない合体構造に備わっている、特有の全体的構造のこと」を指します。もう少し簡単に要約すると、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことです。さらに感単に説明すると、「一つの意味を持った集合体」のことです。日常生活では、あまり聞き慣れない言葉ですが、ゲシュタルトは普段の日常生活にも大きく関わっています。ゲシュタルトを能力としてとらえる認知科学者の苫米地英人博士は、「私たち人間にもともと備わっている生きる上で必要な能力」であり、ばらばらな状態の物事を一つのものとして統合して観る機能や能力であると説明されます。前述したとおり、一つの漢字はいくつかの字が集まって形成されて一つの意味を持ちます。たとえば、「法」という文字を見てみましょう。法は、「氵(さんずい)」「土(つち)」「ム」で構成された漢字です。これら一つずつを見てみても、「法」という漢字を想像することはできません。この3つの文字が合わさって、はじめて「法」という漢字を認識できるのです。これが、全体性を持ったまとまりのある構造というゲシュタルトの意味合いになります。写真やパソコンの文字なども同じです。写真やパソコンの文字は、顕微鏡などで見ると、「ドット」という一つの点がたくさん集まった集合体として構成されてできたものです。ドットの一つずつの点は、なんら意味を持ちません。しかし、小さな一つずつの点が集合して、はじめて映像や文字という意味を持ちます。漢字や写真、文字だけでなく、あらゆる物事の存在は、ゲシュタルトなのです。私たちは、さまざまな物事の対象を、全体として捉えて理解しています。全体は、その関係性で、一つずつの部分の総和以上のものになり得るのです。逆に、一つずつの部分は、その関係性により、まったく別のものになることもあります。これが、人によっては、誤解や錯覚を招く原因になります。この参考例が、有名な「ルビンの壺」です。図面では、白枠の中に黒色のルビンの壺があります。単純に見れば、ただ黒色のツボがあると見てとれますが、白枠の方から見方を変えると二人の向き合った顔に見えてしまうのです。この「ルビンの壺」は、だまし絵としても有名です。これは、一つのまとまりのあるゲシュタルト(形態)が、ただの壺か二人の顔になるかの違いです。そして、私たちの脳は、壺と二人の顔を同時に認識することはありません。これは、ものの見方や関係性で決まります。つまり、人は自分が注意して見ているものだけに対して、「現実にあるもの」「正しいもの」として認識していることになります。しかし、自分が注意して見ていない部分も多く存在し、その部分の中に真実や正しいものがある可能性もあるわけです。ゲシュタルト心理学心理学の中には、認知心理学とゲシュタルト心理学があります。認知心理学における認知とは、人間が持っている「情報を収集するための活動のこと」をさします。一般的には、認知を「認識」と解釈されることが多いようです。新しく得られた認知による情報は、五感による感覚や知覚、記憶など、それまで得た脳内の情報に基づいて判断がおこなわれます。その後、脳内で新しい記憶として蓄積され、過去の情報と新しい認知による情報を元に行動を起こします。その人間が認知した情報を元に、人間が「どのように考えてどう行動するのか」研究する学問のことを「認知心理学」といいます。ゲシュタルトは、前述したとおり、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことをさします。これは、人間の脳の思考と同じで、思考は部分的な単なる寄せ集めではなく全体の思考があって、個々の思考部分が全体的思考から表出します。この全体性のことをゲシュタルトと呼び、この観点から研究する心理学のことをゲシュタルト心理学といいます。ゲシュタルト崩壊前述したとおり、ゲシュタルトは「ばらばらのものが一つになって意味をなす全体性や形態のこと」をさします。人間は、無意識にさまざまな物事を全体像として理解しています。前述した漢字や写真などが参考例として挙げられます。また、音楽のメロディも同じです。一つの音符は、一つのただの音です。それらの音が連なると、メロディとなって美しい音楽が生まれます。人間は、無意識に全体像として理解していた物事が、個々に(ばらばらに)わかれてしまうと意味がなさなくなり理解できなくなります。この現象のことを「ゲシュタルト崩壊」といいます。前述した「法」という漢字をバラバラにすると、法という意味をまったく持たないそれぞれの字になります。ゲシュタルト崩壊の参考例として、文字や図形を一定時間見つけている作業をおこなっていると、本来認識できる文字や形が構成しているパーツごとにバラバラに見えてくるため、本来の形とは違った形に見えてくることがあります。つまり、ひとつの物事を連続しておこなったり凝視したりしていると全体像が見えなくなり、別の形状と認識されてしまう現象のことを指します。これは、視覚によるゲシュタルト崩壊の参考例です。もちろん、ゲシュタルト崩壊は視覚だけでなく、聴覚でも起こります。例えば、一つの言葉を繰り返し発生したり聴いていたりすると、その言葉の意味が理解できなくなることがあります。試しに、「タイツ」とずっと発声します。タイツタイツタイツタイツ・・・と唱えていると、そのうち「ツタイ」に変わり意味がわからなくなります。一時的に「タイツ」というものを理解できなくなりますが、しばらくすると「タイツ」と再認識して意味があることを理解します。ゲシュタルト療法心理療法の一つに、「ゲシュタルト療法」という療法があります。この療法は、1950年代に、精神分析医のフレデリック・S・パールズ(Frederick S.Perls.)と妻でゲシュタルト心理学者のローラ・パールズ(Laura Perls.)、ポール・グッドマン(Paul Goodman)たちにより、作られた画期的な心理療法です。ゲシュタルト療法とは、他者とのコミュニケーションやその他のものと、接触がうまくできない人に対しておこなわれる療法です。ゲシュタルト療法では、コミュニケーションや他のものとの接触がうまくできるようにゴール設定をおこない、クライアント本人を改善するための心理療法です。療法的には、クライアント本人のゴール設定をおこない、ゴールに至るまでの気付きを与えたり、活動的な援助方法を指導したりする療法です。ゲシュタルト療法の目的は、クライアント本人が”気付き”を得て、本来の自分の姿を取り戻しクライアントに自己成長を促すことです。内容的には、故ルー・タイス氏が最初に作ったといわれるコーチングと類似する点があるようです。ゲシュタルト療法では、クライアントの病気に焦点を当てるのではなく、クライアントの成長に焦点を当てることを目的としています。そのため、コーチングをおこなうコーチと同じように、ゲシュタルト療法のセラピストは、クライアントの気付きや創造性を妨げるような言論やアドバイスをおこなってはいけません。あくまで自主性を重んじ、クライアント自ら気付きを得て、行動する活動的な援助をおこなう療法です。ゲシュタルト療法によるクライアントの気付きを与えるアプローチは、気付きを得て本人が自覚することが基本になります。“気付き”には、身体の「内部領域」と現実世界の「外部領域」、思考からなる「中間領域」の3つの領域があり、それぞれの気付きの領域にアプローチしていきます。内部領域による“気付き”は、身体の気付きです。私たちが生存するために肉体を持ち、水や酸素、食料が必要になります。お腹が空けば、お腹が鳴り、喉が渇けば水が欲しくなります。登山で酸素濃度が低下すれば息苦しくなります。これらの状態が身体の気付きです。また、人間は、心理的や精神的な気付きもあります。人間は、笑ったり怒ったり、泣いたり嬉しくなったりするなど「喜怒哀楽」という感情を持ち合わせています。身体と心は密接な関係があり、怒ったり泣いたりすれば身体は緊張し、笑ったり安心したりすれば身体は緩みます。これは、自律神経の働きによる作用で怒るものです。中間領域による“気付き”は、思考世界などの情報空間領域からなる“気付き”です。人間は、進化の過程で飛躍的に脳が発達してきました。長い人間の歴史の中でも、近年による脳の発達は目覚ましいスピードで進化の過程を遂げています。現代人の思考プロセスは、善悪の判断や合理性、客観性などを過去の記憶から照らし合わせすぐに判断して、言葉や行動につなげることができます。しかし、現代における情報量の多さとともに知識に頼りすぎるため、クライアント本人の自分を見失う傾向も多くあるようです。外部領域の“気付き”は、現実社会の世界とのコンタクトによる気付きです。内部領域で「喉が渇いた」と自覚して気付き、中間領域で「水を飲みたい」と想像しても、水を得ることはできません。内部領域と中間領域で気付きを得たあとに、外部とのコンタクトによる外部領域による気付きを得て、実際に水を飲むことにより、喉の渇きを癒すことができるのです。そのためには、私たちが持つ視覚や嗅覚、味覚、触覚、聴覚などの五感をフルに活用することがポイントになります。五感をフルに活用することにより、水道やコンビニ、スーパー、川などで水を見つけ出して、実際に水を飲むことで喉の乾きを癒すことが可能になります。ゲシュタルト能力の必要性ゲシュタルト能力とは、ばらばらのものを「一つの意味をなす物事と捉えることができる能力」のことです。つまり、自分の視点を上げて物事を観ることができる能力です。これは、自分の「抽象度」を上げて物事を観ることです。日本人は、猫や犬などをペットとして飼う人が多くいますが、猫にも犬にもたくさんの種類があります。犬にも、コリーやダックスフンド、チワワ、柴犬、セントバーナード、マルチーズなど、大きさや形状もまったく違います。しかし、ただ単に「犬」とした方が犬全体を見渡す概念となり、抽象度を上げたものの見方になります。さらに、犬を「動物」として捉えた見方をおこなうと、より抽象度を上げた見方になります。抽象度を上げて物事を観るということは、物事の全体を捉えて観るというものの見方になります。逆に、犬やチワワ、チワワのミーちゃんとして犬を見ると抽象度は下がりますが、より犬の具体性が上がり特定しやすくなります。「犬」という抽象度を上げた概念があることにより、さまざまな犬種を見たときに「ああ、犬だな。」と推測できる見方ができます。つまり、ゲシュタルト能力とは、物事を観る「抽象度」を上げて類似の知識や経験などを総合的に活用して、「わからない未知の物事やさまざまな事象を想像したり理解したりすることができる能力」なのです。現代は、「情報化社会」といわれ、膨大な情報を統合的に見てさまざまな価値を見いだしたり作り出したりすることが求められます。ゲシュタルト能力がアップすれば、自分の能力がアップして、仕事やコミュニケーション力などが格段にアップします。人間は、まったく経験や知識がない物事を認識することはできないといわれています。例えば、原始人に鉛筆を見せてもただの細い木と思うだけで、文字を書くものだとは思いません。何らかの知識や経験があり、さらにゲシュタルト能力が備わっていて、はじめて全体構造を見渡せた物事を認識できる世界が広がるのです。これは、新しい物事の創世や発明への“気付き”へと続くことが可能になります。ゲシュタルト能力がアップすれば、物事の推測や新しいビジネスの戦略や開発、新たな発明など、成功の道は大きな広がりをみせるのです。ゲシュタルト能力を高めることが成功する秘訣認知脳科学者の苫米地英人博士は、仕事で成功したり人間関係を構築したりするには、ゲシュタルト能力を高めることが重要であると説かれています。現代社会では、ネット社会の普及が進み、すべてのビジネスやコミュニケーションが情報化しています。そのスピードも増加の一途をたどり、ゲシュタルト能力を高めることが、新たな価値や気付きを得る最善の方法になります。インターネットも、それぞれの分野で違った側面を持ちますが、抽象度をあげて物事を見ることができると、ネット上で繰り広げられているビジネスやコミュニケーションに対応することが可能になります。現実の八百屋で野菜を買うことと、ネットで野菜を買うのは同じで、抽象度を上げるとどちらも買い物です。野菜を家に持ってきてもらえる利便性を取るのか、実際に目で物を見てから野菜を購入するかの違いだけです。現実社会と情報社会を統合するゲシュタルト能力を持つことができると、新しい気付きや価値観が生まれるのです。たくさんの情報の中から自分なりの抽象度を持ち、ゲシュタルト能力を高めることができると、さまざまな気付きを得て仕事で成功したり人間関係を構築したりすることが可能になります。問題解決の糸口ゲシュタルト能力を高めることは、さまざまな問題を解決する糸口にもなります。ルー・タイス氏やマーク・シューベルト氏などの世界一線級のプロのコーチは、ゲシュタルト能力を活用して活躍されてきました。彼らは実際に、現職の大統領やフォーチューン500社の社長、政府高官、軍関係者、警察幹部、オリンピック選手などに対してコーチングをおこない、それぞれの分野で素晴らしい活躍を遂げてきました。ルー・タイス氏の功績は群を抜いていますが、マーク・シューベルト氏によるアメリカオリンピック選手の指導や、水泳のマイケル・フェルプス選手(オリンピック金メダル最多数)への指導も目を見張るものがあります。抽象度を上げることは、「俯瞰(ふかん)」することと同じです。俯瞰の辞書的解釈では、「高いところから見下ろす」ことを意味します。山の頂上から下界を見下ろすように、物事の全体を上から下に対して見ることです。高い視点から物事を観ることにより、さまざまな問題点がみえてきます。コーチングのクライアントは、抽象度が低いため自分の問題解決が見えないのです。プロのコーチはゲシュタルト能力が高いため、クライアントが見えていない高いところから物事を見渡すことができるのです。例えば、「○○社員の成績が悪い」という問題解決を、抽象度の高い視点から観ます。ここで、この社員を高い視点から考察すると、「彼のゴール設定(年間・月間・週間売上目標)は実行できているか」「彼の戦略は正しいか」「彼の周りのフォローはできているか」などを俯瞰しながら問題点を探ります。高い抽象度から探った改善点を見つけた後に、少し抽象度を下げて、彼のさまざまな問題点を探りアプローチしていくのです。例えば、○○社員だけでなく、他の社員の成績も悪いのであれば、さらに抽象度を上げて問題点を探っていきます。たとえば、「立ち上げプロジェクトの問題点はないか」「プロジェクトの規模は大きすぎないか」「サービスや商品に問題はないか」などです。すると、彼一人の問題ではなく、プロジェクトや会社全体の問題点を探ることが可能になり、会社に取って社運が大きく変わる転換期となるわけです。その結果、彼個人が変わるだけでなく、会社全体が変わり全体的な業績がアップするのです。このように、ゲシュタルト能力が高くなると抽象度を上げて気付きを得ることができるため、ゴール達成が可能になるのです。今あるゲシュタルトを破壊して新たなゲシュタルトを構築する前述したとおり、認知脳科学者の苫米地英人博士は、仕事で成功したり人間関係を構築したりするには「ゲシュタルト能力を高めることが重要である」と説かれています。また、ゲシュタルト能力を高めることとは逆に、「今ある自分のゲシュタルトを破壊して新たなゲシュタルトを構築する必要がある」とも説かれています。前述した「ルビンの壺」では、ものを見るときに見方次第で、絵が壺だったり二人の顔だったりして見えてしまいます。そして、人間の脳は一つのものだけを認識するため、同時に2つのことを認識できないことを説明しました。人間は、たとえ複数のゲシュタルトを持っていても、認識できるゲシュタルトは常に一つだけなのです。こうしたことから、成功というゴールを達成するときに、「今現在の自分」と「成功(ゴール達成)した自分」にズレが生じた場合に、2つ同時に違う自分を認識することはできません。このとき、私たちは2つのズレを解消するために、どちらか1つのゲシュタルトを自然(自動的)に選択します。どちらかといえば、今現在の自分を多くの人は選択してしまいます。なぜなら、今現在の自分は居心地が良く、今の自分に都合が良いため迷わず自然に選択しまうのです。この現状を「コンフォートゾーン(comfort zone)」といいます。人は誰でも、自分の成功を描いたり想像したりします。身近なものでは、高校や大学受験、就職試験などの合格やダイエット、資格、昇進、結婚、恋人、禁煙、禁酒などです。ところが、なかなか現状を変えることは難しいのです。なぜなら、今の怠けた自分やタバコを吸ったりお酒を飲んだりしている自分が心地良く、現状の自分を自然に選んでいるためです。つまり、成功を達成するためには、今ある現状のゲシュタルトを破壊して新たなゲシュタルトを構築する必要があるのです。新たなゲシュタルトを構築するには、今ある現状のゲシュタルトを放棄して、新たな成功した自分というゲシュタルトを強く自分に認識させる必要があります。そのためには、もうすでに、「自分は成功しているという状態」を強烈に思いこむことが有効になります。常に成功している自分を思いこむことにより、現状の自分に違和感を持った「脳」は、そのズレを解消するために現状の自分のゲシュタルトを破壊し始めます。その後、成功している自分というゲシュタルトに修正していくため、さまざまなゴール達成のための方法に気付いて修正されていきます。前述した身近なゴール達成も素晴らしいことですが、「ゴールは自分の思うゴールの外にゴール設定をする」ことが重要だと苫米地英人博士は説きます。つまり、自分のゴールをより大きなゴールに設定するのです。すると、小さなゴールは簡単に達成されてしまいます。たとえば、あなたのゴール設定が、「美味しいプリンを作ってお店を作って繁盛させる」ことがゴール設定だとします。このゴール設定を、「美味しいプリンを作ってフランチャイズ化して、世界の人々に同じレベルのプリンを食べてもらう」とゴール設定をゴールの外に設定するのです。これを、毎日欠かさず自分で強くイメージ(アファメーション)して、そのように成功している自分になりきって日々過ごすのです。すると、そのゴール達成したリアル感が強くなり、美味しいプリン開発やフランチャイズ化計画、世界進出計画のための組織化、資金調達、広告宣伝戦略などのさまざまな方法やアイデアなどの気付きが得られて自ら行動し、ゴールに進んでいくのです。大切なことは、強くゴール達成した自分をイメージ(アファメーション)することです。この作業ができないと、ゴールを達成することはできません。これが、今ある現状の自分のゲシュタルトを破壊して、新たなゲシュタルトを構築するというゴール達成のための方法です。また、今ある自分のゲシュタルトを破壊するということは、「自分の枠であるフレームを壊して新たなフレームを作ること」も新たなゲシュタルトを構築することになります。日本の会社形態でいえば、平社員から係長、課長、部長、専務、社長のような役職があり、それぞれの視点で仕事をおこなうフレームを作っています。このフレームも、ゲシュタルトと同じです。会社だけでなく、自分の専門職を持った個人もフレームというゲシュタルトを作っています。例えば、八百屋、床屋、先生、弁護士、医者、歌手、俳優、作家、登山家など、ありとあらゆる職種です。もし、自分が本当に求めている理想の自分に変わりたいと思うのなら、このフレームというゲシュタルトも壊す必要があります。これもご飯と同じように、違う自分を強くイメージ(アファメーション)するのです。自分が八百屋なのに、本当は作家になりたいのであれば、自分が八百屋というフレームを壊して作家になっている自分を強くイメージ(アファメーション)します。このイメージは、作家になっている自分だけでなく、本を読みながら「自分ならこのように表現するだろう」とイメージすることにより、より自分が作家になっているというゲシュタルトを構築することができます。この新しいフレーム構築は、単に八百屋が作家になるためのフレーム構築に留まらず、作家から出版社、出版社から大企業、大企業から国の事業、国の事業から世界の事業などへ抽象度を上げてフレーム構築をおこなうこともできるのです。これにより、八百屋が作家になることなどは簡単におこなうことが可能になり、さらに抽象度の高い視点から見たアイデアが浮かぶなどの“気付き”を得ることも可能になります。ゲシュタルト能力を高めるゴールを達成するには、今ある現状の自分のゲシュタルトを破壊して、新たなゲシュタルトを構築することが大切です。さらに、ゲシュタルト能力を高めることも必要です。それと同時に、自分が成功するための知識を吸収したり、理解したりする作業をするとゲシュタルト能力がさらに高まります。たとえば、仕事をしながらでも大学や大学院に通い専門知識を身に付けながら、何かを学ぶというプロセスを経験することです。この作業をおこなうことは、新たなゲシュタルトを構築する作業と同じことになります。「仕事があるから」「忙しいから」といって、なにもしなければ新たなゲシュタルトを構築することはできません。本当にやる気があれば、仕事やアルバイトをしながら、夜間大学に通うことも可能です。また、大学で勉強することもゲシュタルト能力を高めることになりますが、1冊の本を何度も読んで完全に理解することも「ゲシュタルト能力を高める方法」になります。まったく知らない本を何度も繰り返し読んでいると、本の内容の全体像がつかめ、深く理解できるようになります。これは、何度も本を読んでいるうちに、今まで見落としていた内容や事柄がつかめる”気付き”を得られるためです。ある専門家による調査では、人の年収と読書量は、比例しているという結果が報告されています。多くの本を読んでいる人は、ゲシュタルト能力が高いため、このような調査報告が出ると推測されます。読書を習慣化していると、読むスピードも速くなり、結果として情報分析処理能力が高くなるのです。大学で学んだり読書したりする以外にも、簡単にゲシュタルト能力を高める方法があります。これは、脳の五感をフルに使ってゲシュタルト能力を高める方法です。たとえば、一杯の茶碗にご飯が入っているとします。そのご飯について、さまざまな考察をおこない思考を巡らせます。「このご飯はどこで精米されたか」「ご飯はどこで作られたお米か」「水田はどのような状態で栽培されたか」「このご飯の味は前に食べたご飯との違いはなにか」などです。一杯の茶碗に盛られたご飯を見たり香りをかいだり、実際に食べたりして、さまざまな事柄を鮮明に脳に描くのです。また、今持っている茶碗のご飯について脳で描いたら、以前に食べたご飯についても同様に脳に描いていきます。これを3回~5回繰り返した後に、さまざまなご飯を重ね合わせて、同時に脳で描いて想像するなどして感じます。すると、味や香りの違い、粘り気、舌触り、音、色、新米や古米の違いなど、さまざまな情報が脳内で繰り広げられます。それらの情報を脳内で統合して、それぞれの批評や自分に合うご飯を確認します。その作業が終わったら、それらのイメージを脳の記憶から一時的に消します。これは、視点を上げて抽象度を上げるためです。その方法は、例えば両手の人差し指を目の両サイドに立てて、左右を交互に見ます。この方法は、速読のトレーニングなどでも使われる方法です。この方法は、脳の記憶修正を利用したテクニックで、眼球運動をおこない過去の記憶を脳の記憶から一時的に消します。眼球運動により、視覚から指を見るという作業による脳の記憶の書き換えをおこなうことにより、脳の記憶から一時的にご飯の情報を消します。このトレーニングをおこなっていると、視点が上がり抽象度が高くなるため、気付きを得ることが可能になります。また、先ほどのご飯トレーニングでは、さまざまな味や香りなどを脳に描いていきましたが、今度は、自分で感じた味覚などを、わざと別の味覚や嗅覚などに変えてしまいます。自分で感じた味覚などの情報は、過去の自分が体感した味覚などの情報と照らし合わせて「このお米はこんな味だ」と自分で決めつけています。これを、「このお米は違う味だ」とわざと置き換えます。さらに、味だけでなく、味を色に、色を香りに、香りを舌触りにするなど、ありとあらゆる感覚を変えて感じ取る訓練をおこなうのです。このトレーニングをおこなうことにより、自分で作っているゲシュタルトを壊して新たなゲシュタルトを構築することになるため、ゲシュタルト能力を飛躍的に向上させることが可能になります。抽象度を上げるトレーニングゲシュタルト能力を高めるには、今ある自分のゲシュタルトを破壊して新たなゲシュタルトを構築することや、脳の五感フル活用、読書、勉強などがあります。それ以外にも、抽象度を上げることもゲシュタルト能力を高める方法になります。前述したご飯について考えてみましょう。例えば、ご飯にもいろいろな形や食べ方があります。ご飯は、「普通のご飯」「お粥」「チャーハン」「お茶漬け」など、食べ方もさまざまです。ご飯の抽象度を上げると、ご飯は「固体」「食べ物」「のり」など、さまざまな形に置き換えることができます。この作業は、仕事や人間関係などにも役立ちます。例えば、前述した「○○社員の成績が悪い」という問題解決のために、抽象度を上げて高い視点からみる作業です。一つの問題点が、個人の成績からゴール設定や戦略、フォロー、立ち上げプロジェクトの問題点や規模、サービスや商品といった視点で抽象度を上げてみるのです。すると、さまざまな会社や人間関係、仕事上の問題点や解決のヒントに気付くことが可能になるのです。この抽象度を上げた視点から物事を観る作業を日々おこなっていると、ゲシュタルト能力が確実に高くなります。また、苫米地英人博士は仕事などを通じて、抽象度を上げた高い視点から物事を観て、新たな発想や価値、アイデアなどを作り出す人や想像する人になることが成功する秘訣だと説かれます。この作業ができる人のことを「ゲシュタルトメーカー」といいます。もし、まだ自分のゴール設定がみつからなくても心配する必要はありません。前述したさまざまなトレーニングをおこなっていると、自分のゲシュタルト能力が確実にアップして、その中から本当の自分のゴールが見つかるように“気付き”を得ることが可能になります。自分のゲシュタルト能力を上げ、高い抽象度から物事を観て、成功した人生を歩みましょう。

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  • 10 Apr
    • 女性やストレスで起こ りやすい過呼吸の原因と対策

      2017年4月9日、千葉県警千葉西署によると、チケット入手がもっとも困難といわれているワンオク(ONE OK ROCK)のコンサートがおこなわれて、21名の方が過呼吸(かこきゅう)のような症状を訴えて病院に搬送されました。同バンドの人気ボーカリストのTaka(28)氏は「いつものことだからあんまりビックリはしてない」という内容をインスタグラムに投稿されたようです。Taka(タカ)氏は、本名「森内貴寛(もりうち たかひろ)、1988年4月17日」で、現在人気急上昇中の日本の歌手で、歌手の森進一氏と森昌子氏(2005年離婚)の長男です。千葉の幕張の会場では、約1万8千人のお客さんで一杯のようでした。このような熱狂した状態の中では、室内温度も上がり、過呼吸のしかし、過呼吸とは、どのようなものなのでしょうか?過呼吸は、女性やストレスが生じると起こりやすいともいわれています。今回は、女性やストレスで起こりやすい過呼吸の原因と対策について解説します。過呼吸とは過呼吸(かこきゅう、Hyperpnea)とは、医学的には「過換気症候群(かかんきしょうこうぐん」「神経性呼吸困難」などといいます。ストレスなどが原因で起こることが多く、呼吸が浅くなり、酸素を取り込もうとして呼吸し過ぎてしまう状態のことを指します。過呼吸の状態では、酸欠状態のようになり息苦しくなるため、多くの酸素を取り込もうと空気を吸い込むことが過呼吸の原因になります。この状態が続くと、血液中の二酸化炭素が極端に減少し、身体がアルカリ状態になります。これは、体内に二酸化炭素が必要なために、脳が二酸化炭素を体外へ出さない様に指令を出すためです。さらに、動脈血中の酸素分圧が上昇して、炭酸ガス分圧が極端に低下するため、1回におこなわれる呼吸の換気量が増大します。過呼吸の初期症状は、「低酸素症」の症状と似ています。過呼吸の症状がひどくなると、呼吸困難や手足、唇のしびれが起こり、動悸、悪寒、胸苦しさ、胸の圧迫感、筋肉の硬直、ふらつき、耳鳴り、眠気、失神などの症状が起こります。また、急激な発作に驚いて恐怖感にかられるため、パニックを引き起こすこともあります。過呼吸の起きている時間は、30分から1時間くらいの間、生じていることが多いようです。過呼吸は男性よりも女性に多く、若い人に多いのが特徴です。過呼吸は、時間と共に徐々に収まるため、命に関わることはないといわれています。ただし、過呼吸の正しい処置を知ることも大切です。過呼吸の原因前述したとおり、過呼吸は女性やストレスを抱えている若い人に多いのが特徴です。過呼吸の原因は心因的なものが多く、不安や恐怖、緊張、興奮などがきっかけとなり、呼吸中枢や自律神経に影響を与えることにより症状が生じます。過呼吸の多くは、これらの精神的ストレスによるものですが、中には疲労や睡眠不足、運動不足、食生活の乱れなどでも引き起こされることがあります。身体や心が作るストレスは、自律神経と深く関係しています。したがって、人の性格や考え方、生活習慣、仕事、責任、プレッシャー、家族や友人関係の悪化など、さまざまな要因が自律神経を乱すことが原因となり症状が起こります。過呼吸の対処法過呼吸は、前述したように血中の二酸化炭素がとても少ない状態で起こる症状です。どうしても呼吸が苦しいため、息をたくさん吸いたくなりますが、この状態で酸素を多く取り込むことは逆効果になります。過呼吸のときには、正しい呼吸による応急処置を施すことにより改善されます。過呼吸状態のときには、体内の二酸化炭素濃度を上げることが一つのポイントになります。どうしても焦りがちになりますが、気持ちを落ち着かせて過呼吸に対処しましょう。過呼吸になったときには、胸に手をあてがい、呼吸のスピードを下げるようにします。手には、すごい力があります。NICUでは、看護師による赤ちゃんに触れる「タッチング」ケアがおこなわれています。お母さんの手が赤ちゃんに触れると、赤ちゃんはとてもリラックスして落ち着きます。アメリカのバージニア大学心理学神経学科の研究では、妻が夫の手を握ることにより、妻のストレスが消えるという実験結果を発表しています。気功では、手にはたくさんの氣の通り道があり、気功による施術をおこなうことにより身体がリラックスした状態になることが証明されています。もし、過呼吸になったときに友人などが近くにいた場合には、背中に手を当ててもらいましょう。次に、呼吸のリズムを、浅くゆっくりとおこなうようにします。この状態では、深い呼吸はおこなえない厳しい状態です。また、深く息を吸うと、二酸化炭素濃度が上昇し辛いため、浅くゆっくりと呼吸をおこなうようにします。この呼吸に慣れてきたら、呼吸回数を減らして、息を吸ったあとに呼吸を1秒~2秒くらい停止して体内の二酸化炭素濃度を上げます。その後は、吸い込んだ息をゆっくりと吐き出します。吐き出すときに、10数を数えながら息を吐き出しましょう。周りの人が居る場合には、数を一緒に数えてもらいながら呼吸をおこなうと、リズムが整えられやすいため過呼吸の対処法になります。過呼吸対策の注意点過呼吸になったときに、以前は「ペーパーバック法」という口に紙袋をあてて、紙袋内に吐いた自分の息を再度吸わせるという方法が常識でした。しかし、現在ではこの方法は危険とされており、この方法を推奨されることはありません。ペーパーバック法が危険といわれる理由は、低酸素により不安を助長させる恐れがあるからです。この方法で死亡したケースもあり、最悪のケースとして窒息死する恐れがあるとのことです。また、過呼吸以外の病気の可能性もあるため、ペーパーバック法はおこなわないようにしましょう。前述した過呼吸対策をおこなっても、あまり改善がみられない場合には、すぐに119番で救急車を呼びましょう。救急車を呼ぶ基準となるのは、しばらくしても全身のしびれが改善されなかったり、痙攣を起こしていたりする場合です。また、声をかけても反応が薄く、意識が遠のいていたり失神していたりする場合などが起きている場合です。救急車が来るまでは、周りの人が積極的に本人の名前や痛みなどを聞くなどして、会話することを心掛けてあげることも過呼吸対策になります。普段の過呼吸対策過呼吸が何度も起きる人は、ストレスなどの精神的要因が深く関わっていることが考えられます。この場合は、ストレスを減らして、自律神経の副交感神経を優位にさせることが重要です。たとえば、優しい施術をおこなう整体や気功を受けることも、過呼吸の対処法となります。優しい施術は、心と身体にあんしん感を与えるため、副交感神経が優位になり眠気を誘います。これは、優しい施術により身体や心があんしんするため、交感神経優位の身体がリラックスした状態になり、副交感神経優位になるためです。グイグイおこなったり、ボキボキされたりする整体は身体が緊張するため、交感神経が優位になるため受けてはいけません。また、自分でおこなう対処法としては、お風呂にゆっくりと浸かったりストレッチで身体をほぐしたりすることも過呼吸対策になります。身体や心の緊張が解けるような音楽を聴いたり、温かい飲み物を摂取したりすることも過呼吸対策になります。このように、身体や心にストレスを溜めない方法をおこない、快適な生活を送るようにしましょう。

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