葬儀の仕事で最大の難点は一寸先は闇のような仕事なこと。
自分が死んじゃいそうなほど、これでもかと忙しい時がある
かと思えば、一週間何事もなく過ぎる時が今でもある。

5月、6月は10件にも満たない施行数で、6月は入会者数も
10数名だと聞き、あんしんサポートの旬も過ぎ去ったか!?
そんな思いが湧きあがってくる。
暇な時があるのは毎年のことながら、読めない流れに慣れる
ということは無いらしい・・・また暇に慣れたら終わりだ。

月が替わり7月に入ると、いつものような流れの入会になり
一昨日4件、昨日2件、本日1件の入会相談となり10日現在で

10数軒ですから、いつものような入会数となるのは間違いない。
本日午前火葬した方は、一昨日の午前、予約して入会相談を
したのは対象者の実兄で、60代半ばの弟が入院、すでにいく
つかの病気を抱えており救急車で運ばれた事もあり念の為に
入会したい、このあと病院に行くが一般病棟に移ると思うと
のことでした。

その後も入会相談が続き4件目の話しが終わりそうになった
午後4時過ぎ、その弟さん逝去の一報が入りました。
今の状況なら非会員依頼も受けられますが差額2万円です。
虫の知らせというのでしょうか・・・
費用面だけでなく、相談に来られた時対処方法を伝えてある
ので、逝去後すぐに活かせるはずです。
ずっと行き来は無かったようですが、今回一連の流れで得ら
れる費用面や金銭面だけでも10万円を超えるでしょう。

わずか10万円と思う方もいるでしょうが、疎遠で暮らしてた

兄弟の葬儀ですから、されど10万円に感じます。

兄弟の最後を心配するお兄さんへの恩恵のように感じます。

適度な忙しさと休息が上手く噛み合えば、仕事への意欲とか
その前提となる家族が良かったと思える葬儀にしようとする
動機付けのモチベーションが上がったり、維持しやすいとは
思うのですが、葬儀は中々思ったように依頼が入らないのは
何年経っても変わりません。

『相手の都合で動かされる仕事』
上に書いたように、自分が倒れるかと思うほど忙しい事もあ
れば、どうした!? なんでだ?と感じるほど暇な時もある
のが葬儀という特殊な仕事です。

『機械の流れに合わせる仕事』
工場なら自分の意志や体調に関係なく流れてくる商品に対応
するしかありませんし、トイレや休憩時間以外は機械に使わ
れているかの如く、一切の休息も取らせてくれません。

『自己管理が最重要な仕事』
営業職なら顧客や取引先より前に、自分自身との心との戦い
のほうが制するのは大変でしょう。 営業で完璧に自己管理
できる人なら何をしてもやっていけるでしょう。

他にも色々な仕事の流れはあるでしょうが、やる気の継続や
やる気を維持させる動機付けは、どんな仕事でも大変です。
また動機付けや意欲の維持は人によっても違います。

いつも元気に仕事をしているように見える人達の共通点は、
自分なりの生き抜き方法を心得ている人です。
他人の事は分りませんが、自分のことを考えてみると、僕の
場合、嫌なら仕事をしません。 
これは営業職の時代で、嫌々営業をすると嫌々感が相手にも
伝わるから『やる気のない人』と思われて当然です。
だから嫌な時は仕事をせず、やる気の無さも見せません。

僕を知る人達は『いつもやる気満々な人』のイメージだろう
と思いますが実際は違います。
やる気の無い時もあるし、落ち込む事もあるし、不安になる
ことだってある。 何処にでもいる人達と同じです。
今なら嫌な時はカラオケのフリータイムで夜まで大声を出し
喉が枯れるほど歌う事もあれば、スロットしてる事もある。

ようは、どんな顔を見せ続けるか・・・
それが会員さんや利用者の方々の持つ僕のイメージになる。
家族や会員さんと話す時は、空元気から始まっても話してる
うちに本当に元気になるものです。
利用する家族、利用した家族から元気を貰うのが一番です。
これが僕の動機付け、モチベーションの維持方法です。

皆さんはどんな方法で、モチベーションを維持してますか?

また利用者家族、周囲に見せる顏はいつも元気ですか?


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