【第1回証人尋問】

 

平成29年6月5日(月)、東京地方裁判所第631号法廷において証人尋問が行われました。

当日は、ご支援をいただいております多くの皆様に傍聴においでいただき、誠にありがとうございました。

 

さて、証人尋問の内容です。

午前中は、原告側証人として、かつて勤務していた「あんしん財団」を心から愛し、何とか正常な財団に戻したいとの一心から武田章氏(前北海道支局長)が証人として証言台に立ち、平成27年4月1日付の人事異動が如何に悪質かつ異常な人事異動であったかについて証言してくれました。

 

午後は被告側の証人尋問が行われました。

証人として役員1名と財団職員3名が証言台に立ちましたが、4名全員が、鵜飼弁護士(元日本労働弁護団会長)嶋﨑弁護士(日本労働弁護団事務局長)からの厳しい反対尋問に対して、言葉につまる場面が何度もありました。

 

また、最後に裁判官から、被告側証人に対して、「遠隔地への転勤命令を受けた女性職員をどう思いましたか。“ねぎらいの言葉”をかけられましたか。」との主旨の質問がありました。

この質問に対して、被告側証人は、一言、「(本人にとっては)嫌だろうなぁ。」という主旨の証言をしてくれました。

 

第2回証人尋問は、6月12日(月)午前11時からです。

理事長山岡徹朗氏は午前中、証言台に立ちます。

 

 

 

■文責 東京管理職ユニオン 鈴木 剛