先日の出張のお供はコレ
。ツナグ (新潮文庫)/新潮社
￥662
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一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者（ツナグ）」。
はじめは、その再会のシーンがいくつか連作で掲載。
このまま短編が続くと思いきや、
後半はジョジョにこの「使者（ツナグ）」に焦点があてられ、
今までの短編内容がぐっと深みを増します。
全体の構成もすごかったですが、
ひとつひとつの短編部分も泣かされます。
だめこ、新幹線の中で何度鼻をかんだことでしょ
。今度、映画化されるそうですが、
なんか分かる気がします。
「死」という重たいテーマを扱っているにも関わらず、
読み終わった後にほっとする、
何度も読み返したくなる、
そして続きが読みたくなる、
そんな作品です
。日々に疲れてちょっとほっこりしたい方に
オススメです
。