とある英雄の末路 | 越楽回帰な越南生活

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メコンデルタで2度目のチャレンジ!

$飽くまでベトナム

写真に写っている女の子の着る軍服(上)は、とあるベトナム戦争の英雄のものです。

写真の中の勲章はごく一部で、まだまだいっぱいあります。

持主は若い時に北部にて名の知れた軍人でした。

この人は若い頃 実在中のホーチミンやヴォー・グエン・ザップと何回も話したことがあるそうです。

サイゴン陥落後に中央政府から中心の家や土地などを分けてもらい、世間一般が貧しさを背負っていた頃に、かなりいい暮らしを謳歌していたらしいです。

確かに80歳過ぎてひょろひょろになっていても背は高くしっかりした体格で、顔からもこれまでいい暮らしを味わっていた表情が見えています。

今でもこの人は 数年に1度政府からHCM市の土地をプレゼントしてもらえます。

とてもうらやましい話ですが、現在このおじいさんは無一文で、僕の持つ貸しアパート住まいしています。

英雄色を好む。

この言い回しはベトナムにおいても当てはまります。

この人は女好きで、多くの女性と結婚や離婚、愛人と子供をこさえるなどをし、次々に財産を失っていきました。

今は50歳の未亡人と一緒に暮らしており、80歳過ぎた今でも毎夜の営みを求めているそうです。


すごいですね。

(ちなみに写真の女の子は僕のアパートの借主の1人で、僕の私生活とは一切の関係もございません)