あっさり余命宣告 | 舌癌になったオヤジ姉さん2 

舌癌になったオヤジ姉さん2 

2012.12 舌癌発覚 舌部分切除
2013.8  頸部リンパ節転移 郭清術
2014.8  頸部再発
もう手術不能、次は抗がん剤?放射線?
オヤジみたいな姉さんがオヤジ人生見直し中。

こんにちは。


今日は、廓清術後通院していたG研の

先生方とのやりとりをまとめました。


8月

経過観察CTで、舌癌再発と言われる。

手術不能、放射線と抗がん剤治療を

しても、生存率は30%をはるかに

下回る、との話。

細胞診を行うが、ガン細胞は見つからず。


その後、放射線科の先生と面談。

(主治医は外科担当)

かなり強い放射線を左右療法の首に照射し

ガンを叩くとの話。

治療中の副作用として、喉の火傷が想定され

食事ができなくなるので胃ろうにしますとのこと。

治療後は唾液が出ない、味覚障害が出る場合

があるとの話。

今から治療しても間に合うかどうかという

ところなので、少しでも早く治療を開始すること

を勧められる。


9月

PET-CT検査を受ける。

反応が出ており舌癌再発とみて

いいと思います、と言われる。

再度細胞診を行うが、ガン細胞は見つからず。


抗がん剤治療の先生と面談。

シスプラチンを使うため、副作用として

強い吐き気、抜け毛、食欲不振などが

出るとのこと。

抗がん剤を行った場合と行わなかった場合の

生存率は10年以上前のデータしかないが

10%程度の向上が見られたとのこと。

抗がん剤を受けても半分以上は再発し

その場合はさらに違う抗がん剤で治療する

ことになるとのこと。


10月

緩和ケア担当の先生と面談。

G研では標準治療をせずに緩和ケア(痛みの

対応)だけを受けることはできないとのこと。

メインの病院を決めてそのサブとして

担当になることはできるとの話。

看護婦さんから緩和ケア病棟の話

(個室できれい、テレビが無料、各室に

電子レンジがある、家族が寝泊まりできる)

を聞くが、どうも・・・どうも、ピントが合わない

気がしてならない。


他院で緩和ケアだけを行ってくれる病院を

探し、紹介状をもらいに再び主治医の元を

訪問。


紹介先の病院から主治医にアンケートを

書いてもらうように言われ、早速提出。


(質問)

本人あるいはご家族へ

病名・症状・予後についてどのように

説明されていますか?


(主治医の回答)

半年以内に死亡と言及しました。


これを書きながら、先生に言われたことは


先生  治療をしないといいうことは

     助からないということです。

     分かりますね?


・・・だけでした。 


それが書面では半年以内に死亡と

表現されるんですね。。 


半年、半年、半年、10月+6か月=4月


・・・頭がクラクラしてきました。


その後、看護婦さんが来て言ったことは


看護婦さん 治療をすれば少しだけでも

        あなたの生きる時間を延ばせる

        かもしれないので、よく考えて

        いつでも連絡くださいね。


なあ~んだ。


ここではもともと私が治るなんて誰も思って

いないんだ!


ここは私のいのちを託す場所ではないことが

ハッキリわかりました。


これで良かったんだ。