今日授業中に、遺書を書いた。

 

…正確には、授業の一環で、遺書を書いた。

自身の死生観を知るためだったのだけど

あと一ヶ月でいのちが終わることをわかっているとしたら、

どんなふうに日々を過ごし、誰にどんな内容の思いを遺すのか。

 

そんなテーマだった。

 

遺書めいたものを書いたことはあったけれど、

自殺ではなく、独りよがりでもなく、

ゆるやかに生命が終わりを迎えていくことを

見つめながら、何を最後に伝えたいだろうか。

 


しばらくプリントを前に何も書けず、

そういったテーマに、初めて向き合ったことに気がついた。

 

 

難しいね…

 


主に家族にあてたその遺書は、何も返すことはできないのだけれど、

言い尽くせない感謝と、今までかけた迷惑と、でも、出会えた喜び。

どうかこれからも無事に幸せに過ごして欲しい。

 

そんな内容になりました。

 

したためながら、ちょっと泣きそうだった。

 

我ながら、というか。

我ゆえに、というか…。 

  

 

ああ、はやくおうち帰りたいです。