がま口ブランド『Annivel』(アニヴェル)の
相原朋子です。
2ヶ月前に行われました成人式。
でも、もう新たに来年、再来年の成人式を迎える皆様の準備が始まりました(スッゴイ速すぎですよね(^_^;))
今回、初めて成人式用のバッグのオーダーをいただきました。
来年の成人式を前に写真撮影(いわゆる前撮り)をするのが4月なのだそうです。
その前撮りに間に合うようにとオーダーをいただきました。
表生地は、お嬢さんが選んだ生地を使っての作成です。
違う生地で作成した試作品は、オーダーをいただきましたお母様にご確認いただきました。
今回は持ち手付きのバッグを作りますが持ち手も既製品の物を使うのではなく手作りでお作りしようかと思っております。
試作品の段階で先ず悩んだのが『口金』です。
何よりも先に口金選び。
着物に合う口金のカタチ。
お持ちいただいた生地に合う口金。
ガバっと大きく開く形の口金。
生地とマッチングする口金のカラー。
リクエストのサイズに合っている口金の大きさ。
せっかくだから少し珍しい形の口金。
こだわり出したらキリがなくなる!!と思い、最低条件が上の条件でしたので、それをクリアした口金を購入しました。
そして次が布の間に挟む『芯』選びでした。
今回の形は両側にマチを作る3枚ハギのバッグで、芯は
ボディの芯と脇の芯、2種類の芯を使います。
なぜ一緒の芯を使わないの??と単純に思いますよね。
私もそうしたいのです。
でも、これは私のこだわりで形を綺麗に見せるなら、やっぱり芯は使い分けがベストだと判断しました。
そして芯の厚さも重要です。
薄すぎても厚すぎてもいけない。
今回のバッグは成人式用に。というオーダーですが、私の作戦としては和服も洋服も両方お使いいただけるように。と考えてパターンを起こしました。
という事はフォーマルでお持ちいただきたいバッグですので芯が薄くてペラペラしていても見栄えがとても悪いのです。
色々と検討した挙句、今回使用する芯となりました。
お客様に気に入っていただけるバッグになりますように!!!
また作成記録をブログにてお知らせいたします♫