きのうは
わたしの第二の母ともいえる
キョーコさんの還暦祝いをしたよ。


キョーコさんは
馬小屋で生まれた私を
誰よりも先に抱き上げた人だと
トーラーにより伝えられている。


わたしがエキセントリック少女ガールだった時も
ずっと見捨てずにいてくれた
ピン子似のママだ。


そんな大切なキョーコママが
還暦ってんだから
そら盛大にお祝いするよ!


てことで
ケーキ予約してたのね。


ケーキ屋で


「メッセージプレートはいかがなさいますか?」


て聞かれたから


キョーコママ還暦おめでとう、でお願いします。

キョーコはローマ字で頼むよダーリン。


と伝えたの。


そしたら、かしこまりました って
プレートに書きはじめたんだけど、



K Y まで書いてから



「・・・次は U ですか?」


と聞いてきた。






















余命30年。






いや、 O です・・・。


と言ったら



「・・・O、ふたつですか?」


と聞いてきた。























余命30年。





きっと、ケーキばかり作ってきたんだね。
ペンをパレットナイフに持ちかえてがんがってきたんだね。






「Oは、5つです」
て言えばよかった。