きのうは
わたしの第二の母ともいえる
キョーコさんの還暦祝いをしたよ。
キョーコさんは
馬小屋で生まれた私を
誰よりも先に抱き上げた人だと
トーラーにより伝えられている。
わたしがエキセントリック少女ガールだった時も
ずっと見捨てずにいてくれた
ピン子似のママだ。
そんな大切なキョーコママが
還暦ってんだから
そら盛大にお祝いするよ!
てことで
ケーキ予約してたのね。
ケーキ屋で
「メッセージプレートはいかがなさいますか?」
て聞かれたから
キョーコママ還暦おめでとう、でお願いします。
キョーコはローマ字で頼むよダーリン。
と伝えたの。
そしたら、かしこまりました って
プレートに書きはじめたんだけど、
K Y まで書いてから
「・・・次は U ですか?」
と聞いてきた。
いや、 O です・・・。
と言ったら
「・・・O、ふたつですか?」
と聞いてきた。
きっと、ケーキばかり作ってきたんだね。
ペンをパレットナイフに持ちかえてがんがってきたんだね。
「Oは、5つです」
て言えばよかった。