2011年3月11日。
東北太平洋沖地震が起きた日。
地震・津波で多くの方が尊い命を失った日。
ご冥福をお祈りいたします。

その時に起きた、福島第一原子力発電所の事故。

2年近く経過した今、復興が進まないのはこの事故が原因と言っても良いと考えています。

マスコミの偏向報道も、これを期に知った方も多いのではないでしょうか?

原発は津波ではなく地震の衝撃で破壊され、臨界に達し、核爆発を起こしました。
映像で見て頂いた方はお分かりかもしれませんが、水蒸気爆発ではなく、核爆発でしょう。(是非はありますが。詳しくは他の方がいろいろ調べていますのでそちらをご覧ください。http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/142.html など)
詳しくは書きませんが、この爆発で大量の放射性物質が福島県をはじめ、拡散しました。
問題は、今も放射性物質は拡散しており、非常事態宣言下にあるということです。

さて、3.11当時、私はうつ病で倒れ、自宅療養している最中でした。
当時、は柏に住んでいましたが、すでにTwitterから情報を得ていたため、3.15に関東東葛地域を襲った、大量の放射性物質を含んだ雨を避けることが出来ました。
もし、3.15に外出していた方は大量に被曝している可能性が高いです。
政府・マスコミは情報統制を行い、一切触れられませんでしたが。

この雨が原因で、関東東葛地域はホットスポットとなっていると考えられます。

東京都は偶然雨に降られませんでした。
差はこれだけです。

ただ、けっして安心しないでください。
原発事故は続いており、東京都もかなり汚染されています。
例えるならば、チェルノブイリ原発のすぐ隣に住んでいるのと同じくらい、汚染されています。

私が移住を決意したのは2012年2月頃です。
偶然か、うつ病で自宅療養していたため、情報は大量に持っていました。
低線量長期被曝の人体に対する影響の文献を読んだり、情報統制の酷さ、食材の入手、飲料水の入手。
4号機燃料プール倒壊の危機、余震、関東大震災の可能性。
理由はたくさんありました。

決断した理由は、職場環境の問題もありましたが、「子供がほしい」と思ったからです。
未婚なんですけどね。

もし子供がいたら。子供は放射線に対する感受性が大人より高く、発癌のリスクが数倍高い。
外で遊ぶ事も出来ない、食材や飲料水にも気をつけなくてはならない。
そんな状況に置きたくなかったから。
守れるのは親だけだから。
将来産まれてくるかもしれない子供に、自分のできることを最大限しなければ、必ず後悔すると思ったから。
これが一番の理由です。

そしてもう1つの理由。
誰かが移住という『行動』を起こさなければ、これ以上何かが起きた時に、頼れる場所がないということ。
私は完全に一人で移住しました。
家族も彼女も友人も親戚も。大切な人たちすべて。
皆、関東に住んでいます。今もなお。
そんな大切な人たちを守るには、何より今起きている事実の重大さを理解してもらうには。
皆に理解してもらうためには。
たとえ1人であろうとも、周りが反対しようとも、決意を感じてもらう。
それが一番の近道だと思えたからです。

偶然なのか運命なのかわかりませんが、その時にうつ病で、立ち直るための手段を必死で探していました。
もし健康だったら、こんな決断はできなかったかもしれません。
今もずるずると柏に住み続け、被曝していたでしょう。

幸い、縁あって高知県の病院に内定し、2012年4月末からこちらに移住することが出来ました。

移住に当たって、自分に理由づけが必要でした。
何が一番大切なのか。何をすべきなのか。
仕事・家・お金、命、家族、人間関係。
あなたにとって一番大切なものは何ですか?
よく考えて下さい。
自分が納得するまで。後悔しないように。

あと、移住後の生活ですが、すがすがしいです。
水道水すら飲むことのできない、呼吸するのも嫌だったところから離れられて。
田舎町ですが、自然に囲まれ、必要なものは通販で購入することのできる時代。
人間関係は、やはり同様に母子避難されている方や、支援されている方と巡り合うことが出来て、以前より積極的になれたと思います。

もし、あなたが「移住する」と決意して、非難してくるような人間関係なら。
それまででいいのかもしれません。
もう、今の日本は意見が完全に分かれていますから。

一番大事なのは「自分自身」です。周りの人ではありません。
社会の常識なんてものも崩れ去ったようなものだと思っています。

各県で被災者支援を行って、住宅や仕事も用意してくれている自治体がありますので、気になった方は調べてみて下さい。(詳しく知らないので、ごめんなさい。)


南東北、首都圏はもう人間が住める場所ではありません。
もう2年もすれば明らかになってくると思います。
その時では手遅れです。
正しく言うのであれば、もうリミットは過ぎています。
それでも、出来るだけ被曝を防ぐことが大切です。

移住をためらう理由の一つとして、「周りの人達が何も感じていない」とか、「おおげさ」と言われる、などがあります。
たぶん、このブログまで行き着いた方でしたら正しい情報をお持ちではないかと思います。
人は変化を恐れる生き物です。
マスコミの情報統制により、TVしか情報源にしない人達は、残念ながら正しい知識と対策を持っていません。
あなたが一生懸命集めた情報は、TVでは報じない「真実」です。
その真実に基づいて行動していただけたら、と思います。


長くなってしまいましたが、移住するかしないかを決めるのは「あなた」です。
あなたが一番大切に思うことを、よく考えてください。
私の経験で良ければ、いくらでも提供します。
気軽にコメント下さい。

あと、私のいる高知県には、名目上、母子避難の方の集まり「虹色くじら」があります。
http://kochirainbow.blog.fc2.com/
高知県としても、受け入れをしているようですので、気になった方はHPご覧ください。