今日は朝から名古屋へ直行でした。
そもそもの用件は、今年から始めた
コンサルタントを交えて進めている
経営改善&事業戦略のチーム会議の
エクストラ分科会のようなもので。
Web系の自社製品開発に関係した内容で、
外部業者主催で開かれる講習会へ
出席するのが目的でした。
そこで、以前と違って
めっきり出掛ける機会が減ったので、
ここぞとばかりに公私ともにアレコレ欲ばって
用事をこなして来ました。
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まずは、伏見のクライアントに
簡単な印刷物の納品を。
これは送料を払っていては
『合わない』程度の利益のもので、
せっかくなら、じかに伺って
お届けがてらご挨拶営業を兼ねまして。
昼は、同じく伏見で
広告制作のクリエーターばかり
共同で事務所を借りている
かつての先輩であり、自営時代の
相棒であったデザイナー氏とランチしながら
近況報告、情報交換、他もろもろ。
で、午後から名駅にて講習会を受けてから
明日、動画撮影に出掛ける映像会社にて
確認程度の打合せ~電話とメールで
済ませようと思えば可能なのですが。
これまた講習会の会場から、歩いて
5分程度の距離だったので、ついでに。
で、その後、地下鉄を乗り継いで
みたらしライター女史&彼女の友人の
これまた映像屋さんと、今週に予定してる
やはりDVD制作の取材・ロケハンの打合せをば。
さらにさらに、その後は
いつものゼラチン氏の事務所をのぞいて
ふたりで軽く一杯~♪
(経費削減のため、後輩デザイン事務所と同じく
春先あたりから、一切仕事をお願いしていません)
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ところで、先週末の土曜日。
仕事の合間に、パークランチなど
お気楽に過ごしていたように
思われるかもしれませんが、それなりに
考えさせられることがありまして・・・
と言うのも、その前日の金曜。
昼休み時間に、税理士をしてる知人に
連絡を取ろうとしたのですが。
西三河の中でも少し南に位置する
高浜市という海寄りの地域の出身で。
在学当時はお互い接点がなく、
その存在すら知らない仲でした。
私が、わずか3年ほど自営であった時期、
やはり高校の同窓であり、同じ高浜である
友人のデザイナーに紹介してもらったのです。
(私のランニングの師匠でもあります!)
後で聞くところによると、一般の大学を出てから
メーカー勤務を経て、何を思ったか一念発起。
30歳を過ぎてから名古屋の税理士事務所に
丁稚奉公しながら勉強して、40歳を前に資格取得。
さらに数年、いわゆる御礼奉公を経て
40代の半ばに事務所を持ったのだそうです。
で、たまたま事務所を構えたのが
私の住む市だったので、こりゃ好都合と
この彼に帳簿を担当してもらっていたのです。
で、今回は、父の相続に関して
ちょっと確かめたいことがあったから、
だったのですが・・・
電話に出たのは、聞き覚えのある
彼の事務所で丁稚奉公中の男性の声。
その彼も、私の名と声を覚えていたらしく
開口一番「お久しぶりです」と。
ただ、それに続いて出てきた言葉に
私はちょっと耳を疑いました。
と言うのも、3月の下旬のとある朝、
ひとりで事務所にいた時に、
脳溢血に見舞われたそうで。
事務所自体は休みだった土曜のこと。
倒れた彼はまだ意識があったそうで、
この部下の予定をボードで確認。
休みでありながら、ちょうど出勤し
近場のお客のところに行っていたそうで、
20分以内で戻れるだろうと読んで、
倒れたまま決死のレスキュー・コール。
この彼、一人だけの時は用心のために
事務所のドアを必ず施錠しておくのですが。
そのドアのカギを持つのは、彼の他には
この部下だけだそうで、奥方にも持たせず。
たまたま部下の彼が出勤していて、
これまた、たまたまその時に近場にいたから
救急搬送が間に合ったようなもので。
・・・後から考えても、よく助かったものだ
と、述懐していました。
で、私の父が折々に世話になっていた
総合病院で開頭手術。
そして1ヶ月弱で、あらかじめ探して
入院予約が取れていた私立の総合病院
~こちらは嫁の母親が手術したところ~
へ転院、リハビリ病棟に入院中でした。
それが私の勤務先からクルマで
10分足らずの場所なので、さっそく見舞いへ。
(事が事だけに、容体やリハビリの状況など
詳細な描写は控えますが)
リハビリ室で、訓練を受ける彼に
ここに至って暗い話をしても仕方ないので、
「仕事を頑張り過ぎたんだよ」と投げ掛けると・・・
「貧乏症だからね、目の前に来た仕事は
どんなに忙しくっても断わりはしなかったからなー」
・・・と、力なく笑い(もどき)を返して寄こしました。
そうなんですよねー。
いつも会うたびに、この彼、
すごくイキイキと張り切ってましたもの!
昨年末、父のことで久々に電話した時も
忙しくって~と、言葉で言いながらも
相変わらずの充実感を感じさせる
実に上機嫌な口調でしたもの。
先の従兄弟と言い、人間、
順調なら順調で、気分が高揚してると
きっと本来は疲れているだろうはずのものに
ちょっと鈍感になるのかもしれない、と
ふと、そう思いました。
そう言えば、GWに会った
親友のプログレ・デザイナーの奴が
やっぱり、いつもそんな感じですもの!
後輩デザイン事務所のボス(後輩)もそう。
エネルギッシュに見える彼らは
誰かれとなく話すことで、前に進み続ける
自身のエンジンに燃料を注入してるんでしょうね・・・
不謹慎な形容かもしれませんが
酸素を体内に取り込むために、ひたすら
泳ぎ続けざるを得ない回遊魚のことを
ふと、連想してしまいました。
(それなりに飲んでるし、今もまた自宅で追い酒してるし
・・・何だか眠くなってきたので、続きはまた明日にでも)