今夜は正真正銘、イヴです。
この夜を楽しみにしてきたカップルの皆さん、
一先日までの寒さも緩んで、まずまずの天候。
良かったですねっ!
さて、私はさる日曜のこと、
4日ほど早かったのですが、
寒風吹きすさぶ中、嫁と一緒に
クリスマスの食事に出掛けました。
前夜の土曜から、
何にしようか嫁と相談しながら、
近場で選ぶとなると選択肢が乏しいゆえ
コレという決め手にかけるものでして。
私は、昨年と同じイタ飯屋さんが
よかったのですが、嫁が乗り気でなく。
嫁がどう?という、いわゆる洋食屋は
私にとっては以前のランチの印象が
今ひとつだったので、難色を・・・・・
で、結局はフレンチに。
先月の結婚記念日もそうだったので、
いっそ天麩羅とか寿司とか、
そんなんでも良かったのですが
一応、建前がクリスマス・ディナーなので・・・
この日に選んだ店は、同じ市内で
クルマで10分も行ったところにあります。
かれこれ30年くらい前にオープンした店で、
田舎のことゆえ、本格的にフレンチと銘打った
初の(恐らく)レストランではなかったかと。
結婚前も含めて、嫁とも
何度か行ったことがあります。
そもそもこの店を知ったきっかけは、
嫁ともまんざら縁がないわけでもありません。
以前に、私の職業遍歴を
記事に書いたことがありまして、
そこでも触れたことで重複しますが、
改めて、少しばかり・・・。
私が新卒で入社した岐阜県内の企業では、
当初思っていた仕事内容と違うところから
不満を抱いて、それを父に話したところ、
父の知人であり、店の顧客だった
地元の流通系企業の社長の耳に入りまして、
良ければウチに来ないか、と。
業界として正確に言えば、ホーム・センターや
ホーム・ファニシング、ギフトショップという
当時は複数のカテゴリーにまたがる
複数の店舗を経営されていました。
それが、近々業態を絞り込んで
本格的にチェーン・オペレーションを図り
さらに多店化する構想を温めていた頃のこと。
大手企業の総務・業務系の経験者を迎えて、
その方の配下になる若手スタッフを
求めていらっしゃた時だったのです。
ま、とにかく卒業当時、
コレと言ってやりたいことが見つからなかった私です。
心理学科卒業ということから、サラリーマンなら
総務・人事の畑というステロタイプの進路指導に
疑いもなく決めてかかって、それ以上は
特に考えたり、望んだりすることはありませんでした。
1社目で果たせなかった希望が叶うのなら・・・と
たいして迷うこともせずに転職~入社を決めました。
私が入社した直後に
新卒入社して来た10人くらいの連中の
入社歓迎会を行ったのが、このレストランです。
そこは中小企業であり、パートさんが多い職場で
会には正社員だけの参加だったため、
総勢で40名くらいだったでしょうか。
当然貸切で、ビュッフェ・スタイル。
仕切りは総務で、上司のもと
私も段取りのアシストをしました。
(私自身の歓迎会はナシ!~先立って、
社長が個人的にやってくれましたが・・・)
は、この店のオーナーシェフは
その社長の甥に当たる方で、
私と年齢も近かったと記憶します。
若くして料理の道に進み、何年かの修行を経て
実家の隣市にあるこの地に開業を果たされたと
当時、社長からお聞きしました。
それで、社長が応援する意味で
地元の方々と折々に食事に使ったりと、
PRにもひと役買っていたように思います。
さて、その同じ総務部で
経理を担当していたのが、今の嫁なのです。
私より先立つこと、2年ほど前の入社だったはず。
その前は、某地銀に務めていました。
(嫁は学年で、私より3つ歳上)
銀行勤務当時は、オトコそっちのけで
バリバリ仕事のできる同性の先輩に憧れたそうで。
でも、いつの間にか、モタモタする新卒の男子行員を
叱り付けるようになっていた自分に気づいて・・・
そうして進み行こうとする道が、自身の本質に
ある種「合い過ぎる」かもしれないと、
漠然とした不安と言うか、疑問と言うか、
とにかくストップをかけなきゃと、退職を決意した
・・・と、付き合うようになってから聞きました。
ま、私はこれまた以前書いた通り、
立派な上司のもと、今度こそ本当に
総務らしい仕事を経験させていただきましたが・・・
やってみて、これは自分の選ぶべき道ではないな、
と思って退職し、レコード店でバイトしながら
夜間の専門学校に通って、現在の業界へと転職。
よりによって、そのプーみたいな時期を含めて
わがままな私にとって、十代からこのかた
初めて1年以上に渡って付き合う仲が
続いた女性であったのが・・・・・現在の嫁なのです。
(わがままな私は馴れ合うとすぐに地が出てしまう)
専門学校の夜間コースを卒業して
プロダクションに入社したものの、
駆け出しゆえ、給与はかつての3分の2以下。
帰宅も遅く、泊りだって当たり前のようにあるぜと、
折々に念を押すようにして伝えました。
しかも、私は次男にも関わらず
親と同居という条件で・・・
(今にして思えば、彼女もよく決意したねぇ・・・!?)
**
閑話休題。
ま、とにかくそんなわけで、
その流通業時代の歓迎会に端を発して以来、
何度かこの店では食事をしました。
この日は、覚えている範囲では
親と同居していた時代以来ですから、
もう12、3年ぶりということになりますか。
店内の雰囲気は相変わらず、
フランスの家庭料理の店って感じで
温もりある親しみやすさに満ちています。
それでも、かつてはなかった
仕切りなどを設けたりして、
レイアウトはそれなりに変更されていました。
結婚記念日に出掛けた店より
カジュアルで落ち着けるので、
私にとっては居心地のいいお店です。
価格もこなれていますし、
アラカルトも多いし、コースも多彩です。
さてさて、お茶の時間になったら
上着の内ポケットから、
例のブツを取り出しまして・・・・・
ま、さすがに店内では
ケータイと言えど、プレゼントを開くところまで
撮るわけには参りませんから。
外へ出てみると・・・
う~ん、この夜は寒かった~!!!
**
ここまでは4日前のお話。
今日は朝から、いつもより1時間以上も早く出社。
すぐさま相棒と、得意先のプロジェクトの
1stミーティングのため、名古屋へ。
さすがに週末、年末、師走。
その足で外注先を回り、相棒と別れて
昼食(きしめん定食)をはさんで、
ついでに名古屋市内の得意先に
年末の挨拶に伺った後、再び相棒と落ち合って
別の得意先と打合せに・・・・・
で、帰社したのが19時。
朝、8時に出てから、11時間も出掛けっ放し。
(ま、これが営業だったら当たり前ですが・・・)
とにかくも、そこから2時間ばかり
アレコレ仕事を片付け、ついでながら(失礼!)、
皆さんへのペタ、コメ、返し・・・など果たして
タイムカードを打刻したら、何のことはない。
いつの通り、22時少し過ぎでした。
**
さて、正真正銘のイヴである今夜。
皆さんは、どんな方と、どんな過ごし方を
されているのでしょうか・・・・・
どうか、素敵な時間が訪れますように。
♪ I wish you a ~