先日までのあの暖かさは一体何処へ行ってしまったのでしょうかきゅん

外は猛吹雪です雪

やっぱり春は来ないのね~~~ガッカリ


気を取り直しまして。。。

先日チワワの小雪ちゃんのように、同じ病気の子を探して?私にメールを頂いた方がいらっしゃいました。

症状を詳しく聞いた所、我が家の猫達と同じく先天性の免疫不全症と思われる猫でした。


後天性免疫不全症が猫エイズ。。。


先天性免疫不全症の子は同じ症状でも感染の恐れは全くありません。

でも…風邪などを引きやすく、目から涙を流し、鼻水も垂れてきます。

そして体力がもっと低下すると口内炎でヨダレが出るようになり、食べ物を食べられなくなります。


ねこねね・5歳、先天性免疫不全症です】

アニマルレスキューチーム~Happy Road~-ねね



ねねは4兄弟の中でも一番小さな子で、生後1ヶ月程の時親子(親1・子4)で保護しましたが、その時には状態が悪く瀕死でした。

命は何とか取り留めましたが、大きくはなれないだろうと思っていた子です。


現在の体重は1㌔ちょっと。。。

去年までは2㌔程ありましたから、この1年で随分痩せてしまいました。

1歳位から症状が重くなり体温も保てないので、1年中服を着ています。


ニャンコ部屋の室温は20℃を常に保つようにし、身体に優しいので湯たんぽを朝晩2回替えて体力の消耗を少なくしています。


猫達の体温からすればもっと室温を高くしても良いのでしょうが、もしもの時に備えて私も一緒に寝ていますからこれ以上は暑くて暮らせないんですあせ

真冬でも薄い布団と薄い毛布で充分です汗☆


現在の治療方法はあくまでも私の例ですが。。。


口の中が口内炎で飲み薬が飲めなくなった為、3年前から注射のみで治療しています。

病院までの移動が片道1時間半かかりますので、体力的に厳しく動物病院の主治医からいつもの注射セットを送って頂き、私がねねに注射しています。


【抗生物質注・ステロイド注・動物用シリンジ1ml・動物用注射針23G×5/8】

アニマルレスキューチーム~Happy Road~-薬



抗生物質は2週間効果が持続するもので、ステロイドは平均投与量の2倍。

両方を一緒に混ぜ皮下注射しています。


ねねはこの注射が無ければ生きていけませんびっくり


3年間の間には数種類の抗生物質も効かなくなり、様々な種類を変えながら現在の物になっています。

なので…どの抗生物質が効くのかその子それぞれ違うので、試してみるしか無いと思っています。

ステロイドはプレドニゾロン。錠剤もある薬剤です。

私の治療方法が先天性免疫不全症の子達全てに効果があるとは限りません。

そして根治治療ではなく、対症療法しかこの子達にはありません。


もちろん私の様に人間の医療関係経験者で無ければ、注射も点滴も簡単には出来ないかもしれません。

私も最初、針を刺すのが怖かったですし。


でも…体力が低下して病院への移動も困難な場合、点滴は簡単には出来ませんが皮下注射ならば病院からの指導の元、飼い主さんならば必ず出来ると思います。


この世に受けた命を、最後まで責任を持って看取るのは大変です。

どの様な最後でもそばで声をかけて見送って下さい。

それが飼い主としての『責任』だと私は思っています。