ローズマリー
〈学名〉Rosmarinus officinalis
〈科名〉シソ科
〈種類〉低木
〈産地〉スペイン、チュニジア、フランス、モロッコ
〈抽出部位〉花、葉
〈抽出方法〉水蒸気蒸留法
〈成分の一例〉カンファー、酢酸ボルニル、1.8シネオール、ベルべノン、ボルネオール
〈主な作用〉頭脳明晰、リフレッシュ、心の強化、頭痛、痛風・リウマチの痛み緩和
消化不良、毛穴の引き締め(収斂作用)、血行促進など、二日酔いにも
※高血圧の方は使用注意!
ローズマリーの名前はラテン語のros marinus『海のしずく』という
意味の言葉から由来しています。
聖母マリアが青いマントを白い花が咲くローズマリーの木にかけたところ、
花の色が青に変わった事から、マリアのバラ(Rose of Mary)と
呼ばれるようになったという言い伝えもあります。
ローズマリーを主体に作ったとされる、
ハンガリアンウォーター(ハンガリー王妃の水)とは、
14世紀のハンガリー王妃エリザベート1世が夫を若くして亡くし、
ハンガリーの君主として長きにわたり国を治めていました。
王妃が晩年近くなった時、手足が痛む病気にかかり、政治もままならなくなったのです。
これを気の毒に思った修道院の僧が、王妃のために
ローズマリーを主体として作った痛みどめ薬を献上したところ、
みるみる良くなり、70歳を超えた王妃が、隣国のポーランド王子に求婚されたのです!
この痛みどめが、後に『若返りの水』と評判がたち、今に伝えられています。
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