合成のお話その1
同期でもAEを新たに導入される方もいるようで
ちょっと合成の入門的な記事を書いてみよう!
と思ったら木っ端っPが先に書かれておりましたw
でも内容はほとんどかぶってないようなので
先日アップした伊織誕生祭動画を元に
合成について解説的なものを書いてみたいと思います。
ここで言う合成は2D画像とアイドル抜き動画を重ねて自然に見せる
といった意味合いとなっています。
私はすべて720Pで作業しています。
また、合成に使用したソフトはAE(プラグイン未使用)となっています。
(今回の作例のみ。実際はプラグインを使用しています)
まずは材料。
①アイドルのキャプチャ動画をキーイング処理
②背景画像を用意(今回は実写をWEBからお借りしました)
③そして①と②をAE上で重ねて配置したもの
このままでもいおりんがかわいいので十分です。
以上!!
というわけにも行かない時代なのでいおりん・背景それぞれに
ちょっとした味付けをします。
まずはいおりん。
①のレイヤーを複製します。(Ctrl+D)
④そして上のレイヤーの描画モードを「ソフトライト」に変更
⑤下のレイヤーは「ブラー(ガウス)」を適用します
するとこのようになります。
⑥ ④+⑤
だいぶソフトな感じになりますね。
今回は強い日差しの下なので「ソフトライト」を使用しましたが
夜などの暗い所では「オーバーレイ」を使うことが多いです。
このやり方はAE解説サイトさんで紹介されていた
「ソフトフォーカス」を参考にしています。
ブラーを適用するレイヤーを逆にしているのが大きな違い。
この方法だと、たとえばMIDカメラの映像を拡大したときに気になる輪郭線を
ある程度ごまかすことが出来ます。
そして次に背景。
そのままでもいいのですが奥行き感を出すために遠景をぼかします。
今回は元になるレイヤーを複製してマスクをかけ、その部分にブラーを適用
境界付近をぼかすことでそれっぽくしています。
手間がかからない方法ですが、障害物がない場合以外は工夫が必要となります。
⑦
⑧そして⑦と②を重ねたもの
それっぽくなったでしょうか…。
そして最後に⑥と⑧を重ねて
「レンズフレア」をかけて日差しを表現して完成!
実際にアップしたものはレンズフレア専用のプラグインを使用しています。
今回は実写背景でしたがCGでも基本は同じ。
あとは色調補正をかけたり更に全体を複製して⑥と同じことをやったりします。
今回紹介した方法は今流行のくっきり「画質ぱねぇ」とは違うものになります。
むしろしっとり地味な印象です。
曲のイメージに応じて色々試してみるといいかもしれません。
私はこれしか出来ないのですけどねw
役に立たない情報ですみません。
次回は・・・といってもあとはライトを使った補正くらいでしょうか。
それでは、またの機会に!
ちょっと合成の入門的な記事を書いてみよう!
と思ったら木っ端っPが先に書かれておりましたw
でも内容はほとんどかぶってないようなので
先日アップした伊織誕生祭動画を元に
合成について解説的なものを書いてみたいと思います。
ここで言う合成は2D画像とアイドル抜き動画を重ねて自然に見せる
といった意味合いとなっています。
私はすべて720Pで作業しています。
また、合成に使用したソフトはAE(プラグイン未使用)となっています。
(今回の作例のみ。実際はプラグインを使用しています)
まずは材料。
①アイドルのキャプチャ動画をキーイング処理
②背景画像を用意(今回は実写をWEBからお借りしました)
③そして①と②をAE上で重ねて配置したもの
このままでもいおりんがかわいいので十分です。
以上!!
というわけにも行かない時代なのでいおりん・背景それぞれに
ちょっとした味付けをします。
まずはいおりん。
①のレイヤーを複製します。(Ctrl+D)
④そして上のレイヤーの描画モードを「ソフトライト」に変更
⑤下のレイヤーは「ブラー(ガウス)」を適用します
するとこのようになります。
⑥ ④+⑤
だいぶソフトな感じになりますね。
今回は強い日差しの下なので「ソフトライト」を使用しましたが
夜などの暗い所では「オーバーレイ」を使うことが多いです。
このやり方はAE解説サイトさんで紹介されていた
「ソフトフォーカス」を参考にしています。
ブラーを適用するレイヤーを逆にしているのが大きな違い。
この方法だと、たとえばMIDカメラの映像を拡大したときに気になる輪郭線を
ある程度ごまかすことが出来ます。
そして次に背景。
そのままでもいいのですが奥行き感を出すために遠景をぼかします。
今回は元になるレイヤーを複製してマスクをかけ、その部分にブラーを適用
境界付近をぼかすことでそれっぽくしています。
手間がかからない方法ですが、障害物がない場合以外は工夫が必要となります。
⑦
⑧そして⑦と②を重ねたもの
それっぽくなったでしょうか…。
そして最後に⑥と⑧を重ねて
「レンズフレア」をかけて日差しを表現して完成!
実際にアップしたものはレンズフレア専用のプラグインを使用しています。
今回は実写背景でしたがCGでも基本は同じ。
あとは色調補正をかけたり更に全体を複製して⑥と同じことをやったりします。
今回紹介した方法は今流行のくっきり「画質ぱねぇ」とは違うものになります。
むしろしっとり地味な印象です。
曲のイメージに応じて色々試してみるといいかもしれません。
私はこれしか出来ないのですけどねw
役に立たない情報ですみません。
次回は・・・といってもあとはライトを使った補正くらいでしょうか。
それでは、またの機会に!