グルメ雑誌?「dancyu」10月号掲載の、「食の力~東日本応援団現地レポート」。
野菜スイーツ専門店「ポタジエ」のパティシェ・柿沢安耶さんが福島県の桃産地を訪問し、新しいスイーツを考案したという内容でした。
そのスイーツが「dancyu」のお取り寄せサイトで購入できるというのです。
売り切れ次第終了なので、まだ販売しているかどうかわかりませんが注文ページはこちら。
http://www.dancyu.com/user/scripts/p_product.php?product_id=1690
もちろん私が、記事を読んだ直後にポチ、したのは言うまでもありません。
福島県庁職員有志が立ち上げたチーム「ふくしまから、はじめよう。」
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=29943
と柿沢パティシェ、「dancyu」がタイアップして新メニューを開発する「ふくしまから“んめぇもん”はじめよう」から誕生したそのスイーツは。
「“ふくしま”の旬 桃とトマトのムース」です。
桃は、福島県伊達郡桑折(こおり)町、皇室・宮家に献上される桃を産する「伊達の桃」。
トマトは、福島県南会津郡南会津町南郷地区、冬場に貯めた雪室で冷たくしてから出荷するのが、“雪室予冷”で知られる「南郷トマト」。
どちらも福島県が誇る逸品食材です。
表面のデコレーションは、「サワークリームとマスカルポーネのホワイトクリーム」と「桃とトマトを加えたピンククリーム」。
その上の白いプレートは?
そうです、福島県をかたどったミルクゼリー。
星に見たてた銀粉を福島県の上に散りばめました。
柿沢パティシェ「福島は星空がきれいなんですよ。銀山があったり、川が流れ、その上の夜空に輝く星々を表現できれば…と。このケーキを食べた人全員が元気になって欲しいですね」
そして、写真ではわかりにくいのですが、「伊達」と「南郷」の位置にそれぞれ、金色の星が輝いています。
野菜スイーツで名を馳せた柿沢パティシェが創る「“ふくしま”の旬 桃とトマトのムース」には、4号サイズ(直径12cm、高さ6cm)に桃とトマトが半個ずつ使われているそうです。
ムースが白とピンクの2層になっています。
(冷凍で届いたムースを、ほとんど凍ったまま撮影しておりますので、霜がついてたり切り口に難ありです。あらかじめお断り…)
白の層は、「伊達の桃」をピューレにしたムース。細かく刻んだ桃が閉じこめられており、果汁がほとばしるかと思うほど、みずみずしい。
ピンクの層は、、「南郷トマト」を丸ごとピューレにしたムース。
この、トマトの酸味が!
全体の中でトマトをしっかり主張しつつも桃の甘さ、チーズの風味などと絶妙に調和し、きっちり「スイーツ」の役目を果たしています。
しっかり野菜、なのに野菜くささがない。
野菜のムースってフレンチなんかでオードブルの一品として出ることもありますけどね、ちゃうんです。ス・イ・-・ツなの。
まさに柿沢パティシェの本領発揮ですか。
「“ふくしま”の旬 桃とトマトのムース」を味わい、その食材に重いを馳せれば、福島には豊かで多彩な食材が存在し「続けている」ことを理解してもらえると、思います。
ただし今回、ムースのことを知って味わえるのは「dancyu」の読者などごく限られた人だけですし、数量限定のお取り寄せ専用商品なので広がりは、ありません。
本当に新メニューで応援しようというなら、自分のお店で販売して、より多くの人に味わってもらえばいいのにな。
と思えども、ご本人とは面識もなにもありゃしませんので、残念な思いが残ってしまったのでありました。
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