Chim↑Pomの「ボーダー」をテーマにしたアートプロジェクトの展覧会を見にいきました。


国境問題をテーマにした作品です。様々なボーダーを知り、考えることが出来ます。あと、自由も重要なキーワードです。

私は、ボーダーについていろいろと考えさせられたので、ここではボーダーについて話しますね。

ここ最近、国境とか壁とかよくニュースで見ます。だけど、日本にいると国境を感じることなく生活していて、国境とか壁って無意識のうちに自分から遠いところにあるものだと思ってしまってるなと思います。
だから、ニュース見る程度のことしか知らないし、それ以上を知ろうとすることもしなかったと思いました。

それくらい馴染みも薄くて身近ではない問題ですが、作品を通して見るとすごくわかりやすくリアルで心に直接響きます。
私は、Chim↑Pomの作品を見るときって、今の日本や世界の在り方を見て知ってる感覚なんです。リアルなありのままのニュースを見てる感じです。
そして、面白くてわかりやすい形でそれを示してくれるので今まで知らなかったこともすぐにいろんな事に気付かさせてくれてます。
そんなところがすごいなと思うし、毎回、展覧会見るときに今回はどんなものだろうってワクワクします。


さっきから、私は国境とか壁とか身近ではないと言っていますが、
実は身近であったことにも気づきました。
Don't Follow the Windという展覧会は福島の帰宅困難区域で開かれているんです。もちろん、入れないので今は見に行けません。
日本で入れない場所です。自分が住んでる国での出来事なのに、入れない場所であることを忘れがちです。

こんなに身近なことなのに、ボーダーがひかれることでなぜかそこへの思いに対しても無意識のうちにボーダーをひいてしまっています。そんなことを感じ、改めていろいろなことを考えさせられました。



Chim↑Pom展
The other side
4月9日まで
無人島プロダクション
で行われています。


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ぜひ見て欲しいです。