こんな私でも愛してくれるのか | ゆみっち先生の保育の玉手箱~保育士さん、園長先生集まれ~♪

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保育士歴30年以上。園長経験もあります。保育をはじめ、子ども、保護者への関わり方の引き出しを沢山持っています。保育士時代に得た叡知をこのブログでアウトプットしていきます♪

昨日、あるドラマを見ていたら、こんなセリフが聞こえてきた。

「こんな私でも愛してくれるのか、これでもか、これでもかと」

ああ、わかる。

と思った。

親に愛される自分でいるために、

本当の自分を否定してきた私は、

初めて

「そのままの私」

を受け止めてくれる人に出会った。

今の旦那さん。

多くは語らない彼だけど、

決して私を否定はしなかった。

こうあるべき。と、押し付けもしなかった。

そんな彼に

「こんな私でも愛してくれるのか」

と、自分をぶつけまくった時期があった。

幼な子のように、泣きわめき、暴れ、自暴自棄になる。

時には、寂しそうに深いため息をつきながらも、

決して私を見放さなかった。

ずっと、心が独りぼっちだった私に

「お前をひとりにしないと決めている」

と言ってくれた。

彼のこの言葉があったから、私はここまで来れた。

同じように。

愛を確かめたくて仕方ない子どもたちも、

沢山いる。

「こんなわがままなボクでも、愛してくれる?」

「こんなメチャクチャする私だけど、いいの?先生…。」

そう訴える子どもたちの心。

子どもたちの目。

経験してきたから、わかる。

どんな経験も

ムダなことなんて、

ひとつもない。

「そんなあなたで、いいんだよ」

誰か一人でも。

そう言ってくれる人がいれば、

人は生きていけるのかもしれない。