地球人生ゲーム | ゆみっち先生の保育の玉手箱~保育士さん、園長先生集まれ~♪

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保育士歴30年以上。園長経験もあります。保育をはじめ、子ども、保護者への関わり方の引き出しを沢山持っています。保育士時代に得た叡知をこのブログでアウトプットしていきます♪

辛いことがあると

早くラクになりたくて

魔法のアイテムを使いたくなる。

誰かが

「このアイテム、すごくいいよ」

と教えてくれると

課金してでもいいから

そのアイテムを手にいれようとする。

最初のうちは

小さな魔法が効き

「ラクちんで楽しいな」

と感じ、更なる魔法を

更なる課金をして

手にいれようとする。

でも、一番手に入れたいものは

どんなに魔法を使っても

どんなに課金しても

なかなか手に入らなくて

だんだん自分が信じられなくなってきて。

だんだん自分を責めるようになっきて。

仕方がないから

魔法のアイテムを捨て

自分の足で戦いに挑みに行く。

途中、水溜まりで泥だらけになり

崖から転げ落ち怪我をし

たくさんの敵に襲われ

「もうやめたい」

と、くじけそうになるけど

それでも、足を動かし進んでいく。

疲れた時にはひと休みして

それでも、また進んでいく。

そうしてたどり着いた先に

光が見えた時

この上ない幸せを感じる。

私が求めていたのは、この感覚。

魔法のアイテムで

ラクにたどり着いた時には

感じられないこの喜び。

自分の手足を動かしたからこそ得る喜び。

これを味わいたくて

地球という名のステージで

壮大なスケールのゲームを開始したのだろう。

時には魔法のアイテムもいいけれど

それだけでゲームを進めていくのは

つまらない。

私の魂がそうつぶやいている。

どうやら。

知りたがりの魂は

魔法のアイテムを使わずに

目的地まで行きたいらしい。

この熱血魂に

時にうんざりするけれど。

あと一歩でゲームクリア。

今まで、自分の足で歩き

クリアしてきた経験を武器に

これから先も歩いていく。

さあ。

ひと休みしたから

参りますか。

次なるステージへ。