ユーロドルは6営業日ぶりに反発
一時1.2795ドルまで上昇
18-19日の主要国(G8)首脳会議や週末を控えたポジション調整に伴う
ユーロドル買いが先行。
オランド・フランス大統領が
「我々はギリシャのユーロ圏残留のためにあらゆることを行う必要がある」と
述べたこともユーロ買い戻しにつながった。
メルケル独首相はユーロ圏に残留するかどうかの国民投票をギリシャに提案した」
との一部報道が伝わったものの、独政府報道官はこの報道を否定している。
その他のユーロ買い材料
ユーロのショートポジションが大きく積まれていたことから、
ショートカバーが広がり、ユーロが一段と上昇した可能性もあるとの指摘も。
スペイン銀行株の空売りが禁止されるとのうわさが欧州銀行株を支援したこと材料視された。
ムーディーズが前日、
スペインの銀行16行の格付けを引き下げるなど、欧州をめぐる懸念が
続いており、投資家は依然としてドルや円など比較的安全な資産を好んでいる。
BNYメロンのグローバル為替戦略部門マネジングディレクター、シャンカー氏は、
「週末のG8サミットを前にポジションを手仕舞う動きが優勢となったが、根底にある
根強いリスク回避の傾向は続いており、その結果ドルは買い越しと
なっている」と述べた。
(18日終値)
ドル・円相場(19日6時時点):前日比25銭安の1ドル=79.01円
ユーロ・円相場:同29銭高の1ユーロ=100.94円
ユーロ・ドル相場:同0.0079ドル高の1ユーロ=1.2776ドル
ダウ工業株30種平均:同73ドル11セント安の12369ドル38セント
ナスダック総合株価指数:同34.90ポイント安の2778.79
10年物米国債利回り:同0.03%高い(価格は安い)1.72%
WTI原油先物6月限:同1.08ドル安の1バレル=91.48ドル
金先物6月限:同17.0ドル高い1トロイオンス=1591.9ドル
<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>
シカゴIMM先物市場での主要な先物のみのポジション状況
(5月15日現在)通貨、ネット・ポジション、前週比の順。
※通貨、ネット・ポジション、前週比
円 - 34,315 + 6,778
ユーロ - 173,869 - 29,885
ポンド + 25,021 - 318
加ドル + 51,005 - 9,090
スイスフラン - 26,694 - 10,200
豪ドル + 4,734 - 20,370
NZドル + 2,597 - 3,627
CMEの通貨先物市場で非商業部門(投機筋)の
ユーロの対米ドル持ち高は17万3869枚の売り越し
これは過去最大のユーロの売り越し幅。
持ち高が偏り過ぎれば反動の余地が広がるだけに、
ユーロ高方向に大きく調整する可能性を示唆しているので注意を。
<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>
豪ドル円
5日移動平均線 79.10円
21日移動平均線 81.69円
90日移動平均線 83.88円
200日移動平均線 81.06円
ユーロ円
5日移動平均線 101.60円
21日移動平均線 104.56円
90日移動平均線 105.32円
200日移動平均線 105.01円
ユーロドル
5日移動平均線 1.2731ドル
21日移動平均線 1.3030ドル
90日移動平均線 1.3135ドル
200日移動平均線 1.3380ドル
ドル円
5日移動平均線 79.81円
21日移動平均線 80.24円
90日移動平均線 80.18円
200日移動平均線 78.51円
ポン円
5日移動平均線 126.90円
21日移動平均線 129.22円
90日移動平均線 127.24円
200日移動平均線 124.25円
<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>
来週はどんな感じ
ギリシャ問題を睨んで、株価の動きが大きな焦点に。
EU首脳会合が、どういった見解を示すか注目されるが、6月のギリシャ再選挙までは、
動けず、悪い内容が出なければ、持ち高を考慮すれば、更なるユーロ売りも限界が。
注目経済済指標
米国
22日 5月リッチモンド連銀製造業指数、4月中古住宅販売件数、
23日 3月住宅価格指数、4月新築住宅販売件数、
24日 4月耐久財受注、前週分の新規失業保険申請件数、
25日 5月ミシガン大学消費者態度指数確報値など
独・ユーロ圏の5月PMIの速報値、独5月ifo景況感指数など、
日本
日銀金融政策決定会合
応援ありがとうございます
ポチッとおしてね
フェイスブックは18日、ナスダック市場に上場も
初日の取引は終値が0.6%高と期待外れの伸びに。
フェイスブック株はこの日、日本時間19日午前零時半前後に取引を開始したが、
関係筋によると、取引に関するナスダック市場から証券会社への情報伝達が途絶えた。通常は瞬時に行われる、個人投資家からの注文が執行されたかどうかの電子確認通知が証券会社に届かず、各社とも顧客への対応に追われたという。
同午前3時近くになってようやく連絡が再開したという。
フェイスブックの株価動向が期待ほど盛り上がらず、投資家心理が悪化。欧州情勢への懸念も根強く、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。ダウ平均は一時100ドル超下落する場面があった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>
株式のボラリティとリスクは、特にリスクに敏感な通貨ペアと適用すると。。。。
下記のグラフでわかるようにキャリートレード集中型、特に豪ドルドルとの相関間関係が
強いようです。
そしてFBと豪ドルドル・・・同じ動きに
(Souse:Todd Gordon(Forex.com) on Twitter )
<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>