ここのところ、忙しく市場へ行く間もありませんでしたが、
日曜日、久しぶりに市場へ買い物へ行きました。
火車の線路を越えたところにある、鼓山の市場です。
市場といっても、ここは夕方からの黄昏市場。
野菜や果物、魚、肉など様々なものが売られています。
シーズンなのか、よく目についたのが蓮霧=リエンウー。
日本語ではレンブと言われています。
学名は Syzygium Samarangense。英名はWax Apple。
表面は英語名が示すように、ロウ細工のような肌ざわり。
あるサイトには梨とセロリをあわせたような感じと書いて
ありました。
(知りませんでした。花はこんな風に咲くんですね。)
この蓮霧はもともとはマレーシア半島の原産で、17世紀に
オランダ人が台湾に持ち込んだものだそうです。
果肉は海綿質で、水分が多くさっぱりとした甘みのある果物です。
食感はシャキシャキという感じ。
食べる時は皮は剥かずに、中にある種とくぼんだ黒くなった部分を
取り除いて食べます。
市場でもよく見かけるのが 黑珍珠蓮霧という文字。
その他にも様々な品種改良品があって、黑金剛水蜜蓮霧 、
黑金剛子彈型蓮霧、焦糖蓮霧なんていうのもあるそうです。
台湾はすごいなと思うのが、一つの種類のフルーツに
たくさんの品種改良品があることです。
パイナップルにしてもそうだし、マンゴもだし、農家の方々は
研究熱心ですね。
いや、ほんとに台湾はフルーツ天国。
この蓮霧も好きなフルーツの一つです。
今の時期、台湾にいらっしゃる観光のみなさま、
是非、お試しくださいね!
参加中です。