【新訳】 ごまめの歯ぎしり | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

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大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

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ごまめの歯ぎしり


●読み: ごまめのはぎしり


●意味: ①誰でも感情を表現する自由があること。②無名の者
でも多くで声を挙げれば世の中に影響を与えることができること。
ごまめはカタクチイワシの干したもの。

●旧訳: 力のない者が徒(いたずらに)に怒ったり、悔しがったり
して力んでも無駄であることの喩(たと)え。



●注釈;

ストレスは歯ぎしりの原因のひとつである。たとえ一匹のカタクチ
イワシであろうと一人の小市民であろうと、鬱積した気持ちを表に
出して何が悪い。

イワシは夥しい数で群れをなす。群れることは力の無い者が生き
ぬく知恵である。同じ憤りを感じた群れが声を挙げれば声は届く。
選挙や署名集めが存在するのは、微力な者の憤りや主張に意味
を見出しているからである。

旧訳に誑(たぶら)かされてはいけない。ごまめの歯ぎしりは一見
無駄に見えても大きな力の第一歩なのだ。諦めてはいけない。


●御礼: 本日も言葉遊びにお付き合い頂きありがとうございました。


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