【新訳】 一を聞いて十を知る | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

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一を聞いて十を知る


●読み: いちをきいてじゅうをしる


●意味: 自分の想像力で考えついた範囲で全てを理解したつもり
になる驕った態度。


●旧訳: 物事の一端を聞いただけで全体を理解するという意味。
卓越した理解力がの喩え。



●注釈;

一を聞いて知った十は想像と仮説である。想像や仮説構築は
悪いことではない。それを事実ととらえてしまうことが問題。

想像と仮説は体験、検証を経て事実か否かが判明する。
その結果、想像や仮説通りかもしれない、或は違っているかも
しれない。

想像と仮説は一を聞いた者の能力の範囲内で創られている。
他の人の想像・想定したら、全体を構成する要素が十の他にも
見つかるかもしれない。

一を聞いた時点で全ての事実を理解したかのように考えてしまう
のは単なる思い込みに過ぎない。

一を聞いて十を知る者がいる、と言う者があれば、一人の想像の
範囲を全能と考えている訳であるから、その人の人物評を当てに
しない方がいい。


●御礼: 本日も言葉遊びにお付き合い頂きありがとうございました。


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