二階から目薬
●読み: にかいからめぐすり
●意味: 他人からは窺い知れない込み入った事情の喩え。
●注釈;
どんな事情があって、二人がかりで二階から目薬を点そうとする
場面に至ったのであろうか。
それが成功するか否かを問わず、次のプロセスを経てようやく実
行に移すことができる場面である。
①自分の他に目薬を点す人を探し出す。
②探し出した人に2階から点眼するよう依頼する。
③頼まれた側が依頼を引き請ける。
④この時点でどちらかが目薬を入手済ないしは、入手できる状
況にある。
⑤目薬を点して欲しい人が外に出る。
⑥依頼された人が二階から身を乗り出して依頼者に点眼する。
自分で点眼することなく人に依頼しなければならない、ないしは
人に依頼したとしても同じフロアで点眼してもらっては困る事情
があって、上記のプロセスを経ている訳である。
世の中は広く、未知の世界がまだまだあると痛感する。
●旧訳: 意のままにならずもどかしいこと。また,回り遠くて効果の
おぼつかないこと。
(資料:大辞林)
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