身から出た錆
●読み: みからでたさび
●意味: ありえない苦しみ。
●注釈;
そもそも人は金属性ではない。
叩けばホコリが出る。面白くないことが続けば腐ることもある。
だがいくら悪行を重ねようが何をしようが、人から錆は出てこない。
もし人が錆たりしたら、私はとっくに身動きがとれなくなっている。
それをあたかも自分の責任で錆びて苦労するかのように言うのは、
空想上の苦しみでしかない。
しかし、ここまで書いてきて少々不安になった。もしかして、錆が
出る人たちがいるのかもしれない。
「コトバンク」でこの言葉を引いたら、「防錆・さび止め、お任せくだ
さい」との広告のリンクが真っ先に示された。
●旧訳: 〔刀身そのものから生じて刀身を腐らせる錆の意〕自分の
犯した悪行のために自ら苦しむこと。自業自得。
(資料:大辞林)
[end]
(ペタお返しできません。あしからず。)
*****************************
作家別本の紹介の目次なら
日本人著者はこちら
海外の著者はこちら
*****************************
<----左側の
①「ライブラリーを見る」をクリックし、
②ライブラリの各本の"LINK"をクリックすると
その本を紹介した記事にとびます。