人生の三大支出をご存じだろうか?

FPの先生方がよくお話する話題である。


三大支出。

それは、教育資金・住宅資金・老後資金をさす。


結婚すると子供が生まれ、大学までの教育資金が必要になる。

私学に行くとその資金だけでも1,000万円に及ぶ。


家族が増えれば住宅の購入も考える。

そうなると、ローンを組んで購入することになる。


最後に定年後の生活資金。

いわゆる老後資金だ。


今までは年金の受給が確実にあったが、これからの時代は未知である。

受給開始年齢もどんどん遅くなり、金額もダウンしていくだろう。


最近では、住宅ローン返済と教育資金でお金が回らない人が増えつつある。

学費が払いきれないから奨学金をもらっているとか、親の介護でお金が必要になっているようだ。


こうなると、とても老後の資金はたまらない。


結婚が遅くなると住宅の取得も遅くなり、定年後もローン返済が残る返済計画が多い。

これは、住宅資金を減らせないために起こる。


無理して都心に高い住宅を購入すると、将来、ローン破たんの可能性もある。

今はローン金利も低いので、借れる金額は多額になり返せる金額ではないことに気付かない。


「今の賃料と同じだから、大丈夫ですよ」と言われると、なんとなく返済できると思い、また、

購入できるという思いが先走る。


人生の三大支出で減らせるのはどれだろうか?


教育資金は子供のためであり、自分らも親から恩恵を受けているので、これは減らせない。

お金がないから大学には行かせられないという訳にはいかない時代だ。


老後資金は年金がもらえない場合もあるので、こちらもなかなか減らせない。


となると、住宅資金は減らせる可能性が高い。

新築ではなく、中古にする、

少し地価の安い場所で物件を探す、

など、

減額の可能性は高い。


特に、晩婚カップルはこうした点を加味して住宅購入を検討すべきだろう。

無理な住宅購入はしない方が得策だ。


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